頭文字D Fifth Stage 第13話「想定外バトル」
「とっておきの切り札は啓介そのものだ」
涼介の言う切り札とは?
最終戦・ヒルクライムを制するのはどっちだ?!
公式HPより
プロジェクトDの神奈川最後の対戦相手サイドワインダー。ヒルクライムでは北条豪のNSXを高橋啓介のFDが追いかける展開となっていた。戦況を見つめる高橋涼介は、プロジェクトDを結成する際に、啓介をドライバーに抜擢したことに迷いがあったこと話しを切り出すのであった。
いよいよ始まった豪と啓介のバトル。
「なんなの?どうしてそんなに盛り上がるの??」
自分達の前を通り過ぎた2台に盛り上がるギャラリー。
ただ一人、信司を抜かして
FDが1テンポ遅れている事を指摘したりと真子と沙雪も興奮している。
その横で、豪の車は楽しそうじゃないのに啓介の車は笑ってたと感じ取る信司。
「こっちにも切り札はある」
「ここからやな」
いよいよ、2台が第4セクションに入る。
コーナーで急加速する豪のNSX
「始まったか、頼むぜFD」
タイヤの温存など考えていたら差が開く。啓介も同様にコーナーで加速していく。
今までの対戦相手全てが見守っているヒルクライム。
このバトル、どっちが勝利するのか?
相変わらず前向き過ぎる樹と健二の意見は分かれる。
「ここからが、ホンマの勝負や」
第4セクションまでは予定通り。しかし・・・久保は何を考える。
「今だから言うけどさ、プロジェクトDのドライバーに啓介を抜擢した事には迷いがあったんだ」
松本に、突然話し始める涼介。
開花し始めきらめいていた拓海に対し、今一歩見劣りしていた時期が啓介にはあった。
それは多分、啓介自身も自覚していて、同じドライバーだからこそ涼介にもわかっていた。
そして、血が繋がった兄弟だからこそ贔屓が無いよう厳しく接していた。
埼玉遠征の際、謝ってオイルに車を乗せてしまいサスペンションを傷付けた際も、FDを壊したのはおまえ自身と言い放った涼介。
敵の汚いやり方よりも、啓介の油断を責めた。
松本の思い出話に苦笑する涼介。
でも、啓介の性格を知り尽くした涼介だからこそ出来た厳しい一言。
そして、思惑通りその頃から啓介の目の色が変わってきた。
さらに、啓介にずっと課してきたタイムを計ってコントロールしながら走る方法は、以前涼介がやってきた事。
車をコントロールさせる練習の方がずっといろいろ得るものが多いと説明する。
「コントロールを極めてこそ本当の限界に近付ける」
その頃、区間タイムの報告を受けた久保。
今のところ、豪のほぼベストタイム。それについていっているFDを素直に褒めるサイドワインダー側。
久保は、大勢のギャラリーの中でこの拮抗しているバトルの中で両ドライバーがどれだけ高度なタイヤマネージメントしているかわかっている奴はいないだろうと言う。
「イイ例が藤原だろう。コントロールの達人だからな」
そして拓海への対抗心こそ啓介をここまでにしたと言う涼介。
どんな条件でも豆腐を配達し続けた拓海のように、悪天候でも熱が出ていても走り込みを休まなかった啓介。
「この半月くらいかな?啓介がちょっと信じられない領域に入っているんだ」
涼介の指定したタイムに誤差が出ないのだ!
どんな条件になっても全体で帳尻を合わせてくるようになった啓介。
それはピーク時の涼介でも叶わない領域。
同じ練習をしてきたからこそそのすごさがわかる。そして自分が考案した練習方法で、ものすごいポテンシャルのドライバーを育成してしまった事を。
「とっておきの切り札は啓介そのものだ」
見守っている皆川と小柏
NSXの走りは本物。なのに離されずくっついているED。
何が起こっているのか?と心の中で問う皆川。
「話が違うんじゃねえか?」
開始前、15秒のアドバンテージを作ったと言う久保に十分だと大見栄切った自分。
しかし、蓋を開ければ厳しいバトルとなっている。
その頃、なぜか真子に色気づいている信司(おいおいっ)
大宮と小早川は、不測の事態を楽しんでいた。
久保が立てたシナリオ通りに進まない何かを感じる大宮。
そして、同じ頃、この事態を信じられないでいたのが久保。
区間タイムを見ても、FDがついてきてる事自体信じられない。
「クソォ!」
そして車の中の豪は焦り捲っていた。
自分は乗れていた筈。なのに今の状況はなんだ?
「なんで離れない?なんで追いすがってくる?!」
なぜ、久保の思い描く通りにならなかったのか?
それは、啓介の日々の走り込みが久保の予想の範疇を大きく上回ったから。
そして啓介は神奈川遠征から全開のプラクティスをしなくなっていた。それは多くを得、さらに車の仕上がりを早める作用があった。
そして相手には誤魔化すのではなくそれでいてタイムをフラットにさせる事で本当の全開を悟らせずに済むという一挙両得。
そして流しても早い啓介の走りが久保の見立てに誤差を生じさせたのだ。
「情報戦は五分と五分」
そう分析する涼介を賞賛する拓海
(また惚れ直したな?/腐っ)
池田の下に、1回では逃げ切れなかったという報告が入る。
興奮する池田に対し、最初からわかっていた風な凛。
それでいいと言う凛。
頭が真っ白だろう弟に、作戦とかプライドとか呪縛が無い方がイイ
根底に持っていたモノが目を覚ませばそれでイイと・・・
「手ごたえはあったんだ。負けたわけじゃない!」
謝る久保に今夜は速く走れている実感があると言う豪。
そして自分自身にはこの気持ちを立て直すと言い聞かせる。
「この2本目で全て吐き出す」
その代わり、3本目があったら100%自分の負けだと史浩に言う啓介。
言ってる事は悲壮感漂うのに、顔は楽しそう。
「プロジェクトDが始まってから、今が一番楽しいかも」
いよいよ、2本目が始まる。
先行FD。そして後追いはNSX。
そして、3本目があれば負ける・・・それは涼介にもわかっている。
でも、ここまでたどり着いた弟に心の中で素直に褒める兄の微笑み。
「プロジェクトDの両エースは負けないって!!」
予想を越える展開。胸を張る樹。それでも心配性の池谷は熱ダレの心配をする。
そんな3人の前を通過するFD
そして啓介の集大成のような素晴らしい走りに嫌でも興奮していく池谷
「上手いな・・・」
後ろから追いかけてみて、流してるのにこのスピード。そしてテク。感心してしまう豪。
そして本当に気持ちよさそうに走る走り方はショッキングなほどと感じる。
そして想う。事ぬ文のNSXもあんな風に見えていた頃があっただろうかと。
「惹き込まれる」
「シンクロしていく・・・」
啓介の走りに魅了されていく豪。
その頃、この事態に納得いかないのが久保の部下。
しかし、ギリギリ想定内だと言う久保。
「車には絶対アドバンテージは残っている」
改めて、公道はサーキットでは起こり得ない事が起きると実感した久保。
それでもまだ負けないと呟く。
「次はうちの大将がやり返す番や」
この2本目さえ凌げば・・・
啓介の走りに酔いしれている豪。それでも、この心地よさはいつか終わる事もわかっている。
それは1本目に自分がしたように、啓介が仕掛ける瞬間。
そして、自分とこの車が持ちこたえられなければどうなるのかもわかっている・・・
「どこだ?どこで来る??」
いや、もうなんだろう?
ひたすら、高橋兄弟万歳☆と叫びたい気分です。
涼介と啓介の深い兄弟愛と信頼と・・・もう全部何もかもひっくるめて?(笑)
涼ちゃんのあんな見ているこっちがドキドキするあったかい微笑みを見ちゃったら何も言えない(うん)
普通、年の近い兄弟なんかだと余計に贔屓しちゃうか、異常にライバル心を燃やすかなのに、敢えてそれを一切しないで淡々と接してきて。
でも、心の中じゃ弟の事ばかり考えてるこの兄ちゃんっぷりがタマランです!
もう、転がっちゃいましたよ(〃∇〃) てれっ☆
弟の才能に最初に気付き伸ばし、実際に自分を越えれば素直に褒められる。
もちろん、1期から認めていた発言はしていましたが、改めて涼ちゃんが好きになりましたよ。
それにしても、全てがこれにかかってきた2本目。
果たして結果はどうなる?
しかし、信司は・・・これでイイのか?(^^ゞ
頭文字[イニシャル]D Fifth Stage SOUND FILE
「とっておきの切り札は啓介そのものだ」
涼介の言う切り札とは?
最終戦・ヒルクライムを制するのはどっちだ?!
公式HPより
プロジェクトDの神奈川最後の対戦相手サイドワインダー。ヒルクライムでは北条豪のNSXを高橋啓介のFDが追いかける展開となっていた。戦況を見つめる高橋涼介は、プロジェクトDを結成する際に、啓介をドライバーに抜擢したことに迷いがあったこと話しを切り出すのであった。
いよいよ始まった豪と啓介のバトル。
「なんなの?どうしてそんなに盛り上がるの??」
自分達の前を通り過ぎた2台に盛り上がるギャラリー。
ただ一人、信司を抜かして
FDが1テンポ遅れている事を指摘したりと真子と沙雪も興奮している。
その横で、豪の車は楽しそうじゃないのに啓介の車は笑ってたと感じ取る信司。
「こっちにも切り札はある」
「ここからやな」
いよいよ、2台が第4セクションに入る。
コーナーで急加速する豪のNSX
「始まったか、頼むぜFD」
タイヤの温存など考えていたら差が開く。啓介も同様にコーナーで加速していく。
今までの対戦相手全てが見守っているヒルクライム。
このバトル、どっちが勝利するのか?
相変わらず前向き過ぎる樹と健二の意見は分かれる。
「ここからが、ホンマの勝負や」
第4セクションまでは予定通り。しかし・・・久保は何を考える。
「今だから言うけどさ、プロジェクトDのドライバーに啓介を抜擢した事には迷いがあったんだ」
松本に、突然話し始める涼介。
開花し始めきらめいていた拓海に対し、今一歩見劣りしていた時期が啓介にはあった。
それは多分、啓介自身も自覚していて、同じドライバーだからこそ涼介にもわかっていた。
そして、血が繋がった兄弟だからこそ贔屓が無いよう厳しく接していた。
埼玉遠征の際、謝ってオイルに車を乗せてしまいサスペンションを傷付けた際も、FDを壊したのはおまえ自身と言い放った涼介。
敵の汚いやり方よりも、啓介の油断を責めた。
松本の思い出話に苦笑する涼介。
でも、啓介の性格を知り尽くした涼介だからこそ出来た厳しい一言。
そして、思惑通りその頃から啓介の目の色が変わってきた。
さらに、啓介にずっと課してきたタイムを計ってコントロールしながら走る方法は、以前涼介がやってきた事。
車をコントロールさせる練習の方がずっといろいろ得るものが多いと説明する。
「コントロールを極めてこそ本当の限界に近付ける」
その頃、区間タイムの報告を受けた久保。
今のところ、豪のほぼベストタイム。それについていっているFDを素直に褒めるサイドワインダー側。
久保は、大勢のギャラリーの中でこの拮抗しているバトルの中で両ドライバーがどれだけ高度なタイヤマネージメントしているかわかっている奴はいないだろうと言う。
「イイ例が藤原だろう。コントロールの達人だからな」
そして拓海への対抗心こそ啓介をここまでにしたと言う涼介。
どんな条件でも豆腐を配達し続けた拓海のように、悪天候でも熱が出ていても走り込みを休まなかった啓介。
「この半月くらいかな?啓介がちょっと信じられない領域に入っているんだ」
涼介の指定したタイムに誤差が出ないのだ!
どんな条件になっても全体で帳尻を合わせてくるようになった啓介。
それはピーク時の涼介でも叶わない領域。
同じ練習をしてきたからこそそのすごさがわかる。そして自分が考案した練習方法で、ものすごいポテンシャルのドライバーを育成してしまった事を。
「とっておきの切り札は啓介そのものだ」
見守っている皆川と小柏
NSXの走りは本物。なのに離されずくっついているED。
何が起こっているのか?と心の中で問う皆川。
「話が違うんじゃねえか?」
開始前、15秒のアドバンテージを作ったと言う久保に十分だと大見栄切った自分。
しかし、蓋を開ければ厳しいバトルとなっている。
その頃、なぜか真子に色気づいている信司(おいおいっ)
大宮と小早川は、不測の事態を楽しんでいた。
久保が立てたシナリオ通りに進まない何かを感じる大宮。
そして、同じ頃、この事態を信じられないでいたのが久保。
区間タイムを見ても、FDがついてきてる事自体信じられない。
「クソォ!」
そして車の中の豪は焦り捲っていた。
自分は乗れていた筈。なのに今の状況はなんだ?
「なんで離れない?なんで追いすがってくる?!」
なぜ、久保の思い描く通りにならなかったのか?
それは、啓介の日々の走り込みが久保の予想の範疇を大きく上回ったから。
そして啓介は神奈川遠征から全開のプラクティスをしなくなっていた。それは多くを得、さらに車の仕上がりを早める作用があった。
そして相手には誤魔化すのではなくそれでいてタイムをフラットにさせる事で本当の全開を悟らせずに済むという一挙両得。
そして流しても早い啓介の走りが久保の見立てに誤差を生じさせたのだ。
「情報戦は五分と五分」
そう分析する涼介を賞賛する拓海
(また惚れ直したな?/腐っ)
池田の下に、1回では逃げ切れなかったという報告が入る。
興奮する池田に対し、最初からわかっていた風な凛。
それでいいと言う凛。
頭が真っ白だろう弟に、作戦とかプライドとか呪縛が無い方がイイ
根底に持っていたモノが目を覚ませばそれでイイと・・・
「手ごたえはあったんだ。負けたわけじゃない!」
謝る久保に今夜は速く走れている実感があると言う豪。
そして自分自身にはこの気持ちを立て直すと言い聞かせる。
「この2本目で全て吐き出す」
その代わり、3本目があったら100%自分の負けだと史浩に言う啓介。
言ってる事は悲壮感漂うのに、顔は楽しそう。
「プロジェクトDが始まってから、今が一番楽しいかも」
いよいよ、2本目が始まる。
先行FD。そして後追いはNSX。
そして、3本目があれば負ける・・・それは涼介にもわかっている。
でも、ここまでたどり着いた弟に心の中で素直に褒める兄の微笑み。
「プロジェクトDの両エースは負けないって!!」
予想を越える展開。胸を張る樹。それでも心配性の池谷は熱ダレの心配をする。
そんな3人の前を通過するFD
そして啓介の集大成のような素晴らしい走りに嫌でも興奮していく池谷
「上手いな・・・」
後ろから追いかけてみて、流してるのにこのスピード。そしてテク。感心してしまう豪。
そして本当に気持ちよさそうに走る走り方はショッキングなほどと感じる。
そして想う。事ぬ文のNSXもあんな風に見えていた頃があっただろうかと。
「惹き込まれる」
「シンクロしていく・・・」
啓介の走りに魅了されていく豪。
その頃、この事態に納得いかないのが久保の部下。
しかし、ギリギリ想定内だと言う久保。
「車には絶対アドバンテージは残っている」
改めて、公道はサーキットでは起こり得ない事が起きると実感した久保。
それでもまだ負けないと呟く。
「次はうちの大将がやり返す番や」
この2本目さえ凌げば・・・
啓介の走りに酔いしれている豪。それでも、この心地よさはいつか終わる事もわかっている。
それは1本目に自分がしたように、啓介が仕掛ける瞬間。
そして、自分とこの車が持ちこたえられなければどうなるのかもわかっている・・・
「どこだ?どこで来る??」
いや、もうなんだろう?
ひたすら、高橋兄弟万歳☆と叫びたい気分です。
涼介と啓介の深い兄弟愛と信頼と・・・もう全部何もかもひっくるめて?(笑)
涼ちゃんのあんな見ているこっちがドキドキするあったかい微笑みを見ちゃったら何も言えない(うん)
普通、年の近い兄弟なんかだと余計に贔屓しちゃうか、異常にライバル心を燃やすかなのに、敢えてそれを一切しないで淡々と接してきて。
でも、心の中じゃ弟の事ばかり考えてるこの兄ちゃんっぷりがタマランです!
もう、転がっちゃいましたよ(〃∇〃) てれっ☆
弟の才能に最初に気付き伸ばし、実際に自分を越えれば素直に褒められる。
もちろん、1期から認めていた発言はしていましたが、改めて涼ちゃんが好きになりましたよ。
それにしても、全てがこれにかかってきた2本目。
果たして結果はどうなる?
しかし、信司は・・・これでイイのか?(^^ゞ
頭文字[イニシャル]D Fifth Stage SOUND FILE