弱虫ペダル 第14話「朝霧の再会」
「いましたよ、先輩!面白い上りをする奴!」
思ったよりも早く訪れた2人のクライマーの再会。
公式HPより
合宿3日目。周回ペースが一番遅れている坂道は、皆に追いつこうと、一人早朝から走り始めていた。コースの途中、合宿初日に出会った少年、真波に再会した坂道。同じ自転車部の1年生で、坂が好きな真波との再会が嬉しい坂道は、自転車で坂の上まで競争しようと提案するが…。
東堂に20km離れたサイクルスポーツセンターに面白い上りをする奴がいるから行って来い!と言われた山岳は顔を輝かせる。
合宿3日目
朝靄煙る早朝、誰よりも早く起床した坂道。
残り2日で610km走破出来るのか?
「考える前にやろう!」
考えてしまえば「ダメだ」という考えしか出てこない。
でも、やらなければ可能性はゼロになる。
「自分の可能性を知りたくて自転車競技部に入ったんだ」
初心を思い出した。
巻島先輩も自分の走りを貫けばいいと言ってくれた。
目立つのが好きな鳴子君も、今は取材より1000km走破を目標にしている。
「僕も今出来る精一杯をやる!」
とにかくみんなより多くの時間を走るしかない!
坂道の3日目が始まった。
みんなより一周でも多く回す・・・そんな坂道の走りを、金城は上からジッと見つめていた。
坂道のスピードが上がってきた事を感じていた。
そしてそれは坂道も感じていた。
ホイールの重さに慣れてきている・・・それを実感した坂道は、少し希望が出てきたと明るい表情になる。
すると、そんな坂道の前に坂を上っている者が。
結構速いその上りに、ついていく事に。
近付くと、走り方にも自転車にも見覚えがあった。
「やぁ、君はあの時の!」
前を走っていたのは山岳だった。
なんでここに彼がいるのか?事情を知らない坂道はビックリ。
「やっと出会った部員、第一号が君か
偵察に来たんだー♪」
目をパチクリさせている坂道の前で、山岳はシャツのボタンを外してみせる。
中にはジャージ
「俺、これでも一応自転車部なんだ
去年のIH覇者、神奈川県代表箱根学園のね」
ビックリする事だらけの山岳の正体。
でも、同じ1年生同士という事でさらに意気投合する。
だが、IHに出るかと聞かれれば、無理無理としか言えない坂道。
今泉君と鳴子君がいるしね(^^ゞ
「つまんないな~
インターハイで一緒に走れたら楽しいかなって思ったんだけど」
「だったらさ、競争しようか?!」
残念がってくれた山岳に嬉しくなった坂道は、今ここで競争しないかと持ちかける。
坂と聞けば嬉しくなっちゃう山岳。
そんな彼に、先日のボトルの礼を言う坂道。後で返すと言う坂道に、この勝負に勝ったら返してと返事する。
「僕、小野田坂道!」
走り出した2人。
坂道が自己紹介した事で坂が好きな2人の意外な共通点に山岳は興奮したような顔つきになる。
「それって最高の組み合わせじゃん!」
いよいよ、本格的にスピードを上げていく山岳。
速い彼を追いかけながら、坂道の表情も自然と笑顔になっていく。
「来る!ついてくる!!坂道君」
「た、楽しい!!」
それでも、しっかり坂道を見ている山岳は、カーブでフラつく事や立ち上がりが遅い事に気が付く。
でも、まっすぐな坂になればすぐに自分に追い付いてきて。
「圧巻なのは、そのケイデンス」
よく回り、よく稼働する、まるで足とペダルが一体になったような坂道のケイデンスに感心する。
「いましたよ、先輩!面白い上りをする奴!」
東堂は巻ちゃんを見て来いって言ったのにね~(笑)
「坂道君、君のもう一つ面白いところは 上る時笑うところだ」
CSCには何度も来ている山岳は、そろそろゴールが近い事に気付いた。
絶えず、前を走る山岳に勝ったらボトルを返す!と勝つ気を失っていない坂道。
でも、あげたつもりの山岳はいっそうスピードを上げていく。
「残り100mで最後の勝負」
すると、坂道もダンシングでスピードを上げてくる。
だが、ここで山岳は思ってもいなかった坂道の靴に気付く。
なんと!坂道は普通の運動靴で漕いでいたのだ。
それを知った山岳は、さらに加速し坂道に大きく差を付ける。
「ボトルは返せないね」
最後の直線、結局全然追い付けなかった坂道。
本来、競技用のシューズにはクリートがついていてペダルに靴を固定できるようになっている。
その事で通常のペダリングの倍の力をペダルに伝える事が出来る。
だが、坂道は普通のスニーカー。
さらに、坂道の自転車を持ち上げた際に、かなり重い事に気付いた。
これで、坂道の走りを見て不思議に思った事が全て合点がいった。
「この自転車、白くてピカピカしててカッコイイよね」
単純に山岳の自転車を褒めている坂道の横で、悪条件の中自分にここまで追い縋ってきた事に感心している山岳は考えを変える。
「やっぱりボトル返して!
今じゃないよ 今年の夏、インターハイで待ってるから」
約束だよと言って帰っていく山岳。
困惑するばかりの坂道だった。
その頃、やっと起床した今泉と鳴子。
同時ってどんだけ仲良しさーん?(腐っ)
慌てて出ていこうとして、既に部屋に坂道がいない事に気付く2人。
って、どんだけ坂道が好きなのよぉぉぉ(叫)
すぐに走りだした2人の横で、念入りにチューニングしているのは2年の手嶋と青八木。
手嶋が睨み上げる視線の先には金城が。
1年生は何をすべきかわかっているようだと感心する田所
金城の表情を見てニヤつく巻島。
「それくらいわからんようでは、インターハイに出る資格ははなから無い!」
さらに、2年生の2人もいよいよ始動。
「ここからだな」
「正念場っしょ」
「どうだったのだ~?」
山岳に早速訊ねる東堂。
「楽しかったですよ♪」
山岳の面白い上りをする奴の言葉に思わず褒めちゃう辺り、こっちも巻ちゃん大好きなのね!(腐っ)>東堂
でも、ここで指している相手が違う2人の会話に食い違いが(笑)
「髪・・切ったのか?巻ちゃん しかも眼鏡とは!!」
「っしょ!」
この回の一番の笑いどころはここでしょう!(≧m≦)ぷっ!
「誰の話してるんですか?」
「誰の話をしているのだ?」
再び走り出した坂道の脳裏に浮かぶのは、さっき山岳が言っていた約束。
「今年こそ行くぜ インターハイ 俺たち2人で な!」
スタートラインに立つ2人の2年生もいよいよ走り出した。
Cパートでは、石道の蛇らしくジャージに蛇の刺繍がしてある金城。
みんなが寝ている夜中に繕いものをしていた。
しかし、誤って背中の生地まで一緒に縫っちゃった?(笑)
「俺は決して諦めない男だ!!」
珍しく動揺する金城先輩が可愛いです(〃∇〃) てれっ☆
しかし、山岳の本気の力がまだ今一歩こちらにはわかっていませんが、それでも、彼が認める走りをしてみせた坂道。
絶対にIHでもう一度走ろう!という約束・・・青春って感じでイイですね。
彼自身、純粋に坂を走るのが好きみたいだし、言い方に嫌味が無くて本当にイイ子だなぁ。
ただ、とにかく1000km走り抜かなくてはそれどころじゃないだろうし。
なにしろ、今まで片隅とかで見切れるだけだった2年生が・・・何か仕掛けてきそうですよね。
大会に出場出来る枠がある限り、ライバル校との戦いの前に身内での戦いがあるのはしかたない事。
山岳との約束は果たせるのか?
IHへの切符を勝ち取るため頑張れ、坂道っ!!
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「いましたよ、先輩!面白い上りをする奴!」
思ったよりも早く訪れた2人のクライマーの再会。
公式HPより
合宿3日目。周回ペースが一番遅れている坂道は、皆に追いつこうと、一人早朝から走り始めていた。コースの途中、合宿初日に出会った少年、真波に再会した坂道。同じ自転車部の1年生で、坂が好きな真波との再会が嬉しい坂道は、自転車で坂の上まで競争しようと提案するが…。
東堂に20km離れたサイクルスポーツセンターに面白い上りをする奴がいるから行って来い!と言われた山岳は顔を輝かせる。
合宿3日目
朝靄煙る早朝、誰よりも早く起床した坂道。
残り2日で610km走破出来るのか?
「考える前にやろう!」
考えてしまえば「ダメだ」という考えしか出てこない。
でも、やらなければ可能性はゼロになる。
「自分の可能性を知りたくて自転車競技部に入ったんだ」
初心を思い出した。
巻島先輩も自分の走りを貫けばいいと言ってくれた。
目立つのが好きな鳴子君も、今は取材より1000km走破を目標にしている。
「僕も今出来る精一杯をやる!」
とにかくみんなより多くの時間を走るしかない!
坂道の3日目が始まった。
みんなより一周でも多く回す・・・そんな坂道の走りを、金城は上からジッと見つめていた。
坂道のスピードが上がってきた事を感じていた。
そしてそれは坂道も感じていた。
ホイールの重さに慣れてきている・・・それを実感した坂道は、少し希望が出てきたと明るい表情になる。
すると、そんな坂道の前に坂を上っている者が。
結構速いその上りに、ついていく事に。
近付くと、走り方にも自転車にも見覚えがあった。
「やぁ、君はあの時の!」
前を走っていたのは山岳だった。
なんでここに彼がいるのか?事情を知らない坂道はビックリ。
「やっと出会った部員、第一号が君か
偵察に来たんだー♪」
目をパチクリさせている坂道の前で、山岳はシャツのボタンを外してみせる。
中にはジャージ
「俺、これでも一応自転車部なんだ
去年のIH覇者、神奈川県代表箱根学園のね」
ビックリする事だらけの山岳の正体。
でも、同じ1年生同士という事でさらに意気投合する。
だが、IHに出るかと聞かれれば、無理無理としか言えない坂道。
今泉君と鳴子君がいるしね(^^ゞ
「つまんないな~
インターハイで一緒に走れたら楽しいかなって思ったんだけど」
「だったらさ、競争しようか?!」
残念がってくれた山岳に嬉しくなった坂道は、今ここで競争しないかと持ちかける。
坂と聞けば嬉しくなっちゃう山岳。
そんな彼に、先日のボトルの礼を言う坂道。後で返すと言う坂道に、この勝負に勝ったら返してと返事する。
「僕、小野田坂道!」
走り出した2人。
坂道が自己紹介した事で坂が好きな2人の意外な共通点に山岳は興奮したような顔つきになる。
「それって最高の組み合わせじゃん!」
いよいよ、本格的にスピードを上げていく山岳。
速い彼を追いかけながら、坂道の表情も自然と笑顔になっていく。
「来る!ついてくる!!坂道君」
「た、楽しい!!」
それでも、しっかり坂道を見ている山岳は、カーブでフラつく事や立ち上がりが遅い事に気が付く。
でも、まっすぐな坂になればすぐに自分に追い付いてきて。
「圧巻なのは、そのケイデンス」
よく回り、よく稼働する、まるで足とペダルが一体になったような坂道のケイデンスに感心する。
「いましたよ、先輩!面白い上りをする奴!」
東堂は巻ちゃんを見て来いって言ったのにね~(笑)
「坂道君、君のもう一つ面白いところは 上る時笑うところだ」
CSCには何度も来ている山岳は、そろそろゴールが近い事に気付いた。
絶えず、前を走る山岳に勝ったらボトルを返す!と勝つ気を失っていない坂道。
でも、あげたつもりの山岳はいっそうスピードを上げていく。
「残り100mで最後の勝負」
すると、坂道もダンシングでスピードを上げてくる。
だが、ここで山岳は思ってもいなかった坂道の靴に気付く。
なんと!坂道は普通の運動靴で漕いでいたのだ。
それを知った山岳は、さらに加速し坂道に大きく差を付ける。
「ボトルは返せないね」
最後の直線、結局全然追い付けなかった坂道。
本来、競技用のシューズにはクリートがついていてペダルに靴を固定できるようになっている。
その事で通常のペダリングの倍の力をペダルに伝える事が出来る。
だが、坂道は普通のスニーカー。
さらに、坂道の自転車を持ち上げた際に、かなり重い事に気付いた。
これで、坂道の走りを見て不思議に思った事が全て合点がいった。
「この自転車、白くてピカピカしててカッコイイよね」
単純に山岳の自転車を褒めている坂道の横で、悪条件の中自分にここまで追い縋ってきた事に感心している山岳は考えを変える。
「やっぱりボトル返して!
今じゃないよ 今年の夏、インターハイで待ってるから」
約束だよと言って帰っていく山岳。
困惑するばかりの坂道だった。
その頃、やっと起床した今泉と鳴子。
同時ってどんだけ仲良しさーん?(腐っ)
慌てて出ていこうとして、既に部屋に坂道がいない事に気付く2人。
って、どんだけ坂道が好きなのよぉぉぉ(叫)
すぐに走りだした2人の横で、念入りにチューニングしているのは2年の手嶋と青八木。
手嶋が睨み上げる視線の先には金城が。
1年生は何をすべきかわかっているようだと感心する田所
金城の表情を見てニヤつく巻島。
「それくらいわからんようでは、インターハイに出る資格ははなから無い!」
さらに、2年生の2人もいよいよ始動。
「ここからだな」
「正念場っしょ」
「どうだったのだ~?」
山岳に早速訊ねる東堂。
「楽しかったですよ♪」
山岳の面白い上りをする奴の言葉に思わず褒めちゃう辺り、こっちも巻ちゃん大好きなのね!(腐っ)>東堂
でも、ここで指している相手が違う2人の会話に食い違いが(笑)
「髪・・切ったのか?巻ちゃん しかも眼鏡とは!!」
「っしょ!」
この回の一番の笑いどころはここでしょう!(≧m≦)ぷっ!
「誰の話してるんですか?」
「誰の話をしているのだ?」
再び走り出した坂道の脳裏に浮かぶのは、さっき山岳が言っていた約束。
「今年こそ行くぜ インターハイ 俺たち2人で な!」
スタートラインに立つ2人の2年生もいよいよ走り出した。
Cパートでは、石道の蛇らしくジャージに蛇の刺繍がしてある金城。
みんなが寝ている夜中に繕いものをしていた。
しかし、誤って背中の生地まで一緒に縫っちゃった?(笑)
「俺は決して諦めない男だ!!」
珍しく動揺する金城先輩が可愛いです(〃∇〃) てれっ☆
しかし、山岳の本気の力がまだ今一歩こちらにはわかっていませんが、それでも、彼が認める走りをしてみせた坂道。
絶対にIHでもう一度走ろう!という約束・・・青春って感じでイイですね。
彼自身、純粋に坂を走るのが好きみたいだし、言い方に嫌味が無くて本当にイイ子だなぁ。
ただ、とにかく1000km走り抜かなくてはそれどころじゃないだろうし。
なにしろ、今まで片隅とかで見切れるだけだった2年生が・・・何か仕掛けてきそうですよね。
大会に出場出来る枠がある限り、ライバル校との戦いの前に身内での戦いがあるのはしかたない事。
山岳との約束は果たせるのか?
IHへの切符を勝ち取るため頑張れ、坂道っ!!
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