高永ひなこ:原作
「【コミコミ特典B5クリアファイル付★】きみが恋に乱れる(2)」
KADOKAWA(角川書店)
ままならない大人の恋を描く「きみ恋」シリーズ、ここに完結!
惹かれあい身体を重ねた鬼島と弓月。だが弓月は、金沢で師事した先生への想いを断ち切れずにいた。そんななか、金沢時代の弓月の同僚・蒔田の嫌がらせから弓月を守ろうと、鬼島はある策を講じ・・・?
注目の完結巻
いつの間にか「きみ恋」シリーズとシリーズ名が出来ていたんですね~(今更?Σ( ̄ロ ̄lll))
シリーズトップとなる「きみが恋に堕ちる」は2006年ですか?
堕ちる 一冊
溺れる 三冊
そして乱れる 二冊
冊数から考えるとゆっくり目でしたが、ジックリ最後まで見届ける事が出来ました。
ドラマCDは残念ながら全ては聞いていないのですが、
さすがに人気の高永さんだけあって、溺れるまではCD化していたと思います。
堕ちるは神谷×千葉 という、珍しくもヒロC攻め。
この頃はまだBLCDで神谷さんの声を聞けた時期だったんだな~としみじみ。
溺れるは、高橋×遊佐
そして、乱れるは今後CD化されれば森川×?となる筈。
ただ、制作会社さんが倒産されているので・・・どこか、キャストそのままで作って下さらないですかね?
せっかくの帝王攻め。是非とも聞いてみたかったです。
さて、前回の感想はちょっと忙しさにかまけて書いていなかったと思いますが、
藤乃屋で営業を担当する鬼島彰悟と、友禅染めの工房で働く市川弓月のお話。
弓月の才能に惚れ込んでアタックし続ける中、彼に好意以上の感情を向けられていると気付いた鬼島。
説得の末、やっと承諾を得られますが、その矢先、陣内に失恋した鬼島は弓月を勢いで・・・
でも、この時も強引にでは・・なく、鬼島に好意を抱いていた弓月が引きとめちゃう!という、見た目に反して積極的な展開。
普段の鬼島さんだったらわからないですが、失恋+酒の勢いに挑発して、弓月がそれに乗っかってという展開。
でも、弓月に何も無かったら多分、「酔った勢い」で済ませてしまったでしょう。
ところがその後、弓月がひっそり隠れるように仕事をしているのか?その原因となる蒔田が弓月の居場所を突き止め近付いて来る。
実は、弓月の心には未だ忘れられない「先生」という存在が。
それにかなーりΣ( ̄ロ ̄lll) ガーンとなる鬼島さん。
それだけでなく、寝てくれたのは同情かと思ってしまったんですよね。
でも、それによっていつの間にか弓月を好きになってた自分に気付けたわけで。
弓月を守るために当然、身体を張って守って脅しをかけて蹴散らした・・・っていうのが1巻だったわけですが。
2巻冒頭、未だ蒔田がウロチョロしているらしいと知る鬼島。
現在、弓月は安全とそれ以上の理由(腐っ)で鬼島と同居中。
蒔田がまだ諦めていない事を弓月に伝え、「先生」にも事情を話そうと提案するが、弓月は巻き込みたくないとかたくなに拒否。
鬼島さん的には複雑な思いなわけですが、それでも風呂に入る際の
「おいで、弓月」
台詞と表情がエロっ(〃∇〃) てれっ☆
当然、そうなりゃHになだれ込んじゃうわけですが・・・
ここで鬼島さん、眼鏡を外した弓月さんが可愛らしい事を再確認しちゃうんですね~。
ここからは弓月改造作戦・・・?(笑)
コンタクトを作って、髪を切って少しカラーリングして、洋服を買って。
実は、ただ弓月さんの今までとはまた違う魅力を引き出すだけが目的ではなく、弓月を蒔田から守るための大作戦の一環だったわけですねぇ。
「先生」を巻き込みたくないのなら別の作戦。
弓月の名をワザと出して、顔出しもさせて、彼の実力+可愛らしい顔で逆に話題にしてしまい、業界で押しも押されぬ存在にしてしまい、蒔田に手出し出来ないようにしてしまおうという、当初の真逆の方法で企画発表しようと考えたわけです。
当然、チームからも弓月本人からも戸惑われてしまいますが、
「攻撃は最大の防御」
鬼島さんはそう考えたわけですね。
当然、ブランド発表会は厳重にガードする事にして。
弓月も、蒔田から逃げ続けて描くのを止める事が出来るか?と鬼島に問われれば・・・NOなわけで。
「一緒に頑張りましょう」と言われれば「うん」と頷くしかないわけで。
いろいろ考えてきた案を提示して、なんとかチームには納得して貰ったところで、そこからは上へ下への大騒ぎで準備のし直しに取り掛かります。
それでも、鬼島の見立てで可愛くなっちゃった弓月を見ればみんなもう納得?(笑)
しかし、ジムに通わせてエステにも行かせてたなんて・・・もう、すっかり鬼島色になっちゃってるじゃないですか!(腐っ・・腐腐っ・・・腐腐腐っ)
雑誌のインタビュー後、会場の下見に出かけますが、
そこで陣内と礼一郎に会います。
ここで当然ながら弓月も鬼島が好きなのは礼一郎さんと思ってしまうわけで(笑)
慌てて陣内の方だと説明する鬼島。
ここで弓月はまだ鬼島の心の中に陣内への思いが残っていると気付いて初めて心が「チクッ」と痛みます。
自分とは全然違うタイプ・・・本当に自分を気に入ってくれているのか?
そりゃ、心配にもなりますよね。
でも、自分の心の中にも「先生」への気持ちを捨てきれずにいるわけですから責めるわけにもいかず。
その頃、雑誌に弓月が載っているのを「先生」が知ります。
安心する「先生」とは逆に、逆上しているのは蒔田。
いよいよ、ブランド発表会当日。
なんとか無事全て間に合った。
あとはしっかり弓月のガードをしてこの発表会を成功させるだけ。
発表会は弓月の可愛らしさと作品の素晴らしさで成功。
しかし、そんな弓月を影から見つめている影が!
鬼島が席を外し、スタイリストと2人っきりになったところを狙って、スタイリストをおびき出し、控室に乗り込んできたのは蒔田。
協力者がいたせいで、鬼島はナイフですこし切られてしまいますが、なんとか弓月を守り切り蒔田はとうとう警察に掴まります。
しかし、自分のせいで鬼島が傷ついたのを見ていた弓月は「戦わなくちゃダメだ!」という鬼島の言葉を思い出し、いよいよ本当に今まで捨てきれずに戦わずにいた事に決着をつけに病院を飛び出して行ってしまいます。
当然向かった先は「先生」のところ。
雑誌で弓月が今どうしているのか?という事も、警察からの電話で蒔田の件も聞いていた「先生」は、弓月に深々と頭を下げ詫びます。
弓月もまた、「先生」の所にいた頃から蒔田とはトラブルがあった事。
本人には告げませんでしたが、「先生」への思いという大きな問題から逃げたと告白します。すると
「逃げるのは別に悪い事じゃないんじゃないかな?」
戦い方の1つだと。
逆に突き放し過ぎて・・・もっと関わってやればよかったと反省する「先生」
「きみの問題は解決したの?」
最後に訊ねられた問いに「はい」と答える事が出来た弓月。
そして、そう答える事が出来た理由の本人は・・・「先生」宅の前で苦虫潰したような顔で待っていて(笑)
「どうでした?」と聞かれれば、素直に「先生」を褒めちぎっちゃう、相変わらず天然さんな弓月(^^ゞ
そう言われちゃえば嫉妬丸出しな鬼島さん
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー 萌えっ!!
傷のせいで一緒に温泉には入れなかったけど、弓月が戻ってくれば
グイッ!
さらには
「一晩かけて忘れさせる」
きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ _(_”_;)_バタッ
嫉妬に狂う男大好物\(^o^)/
そのままグイグイッと布団に押し倒しちゃう鬼島さんですが、やっと弓月さん、ここで「先生」のもとを訪ねて行った理由を話します。
「好きなんです!こんな気持ちになるの鬼島さんだけなんです!」
好きな人にこう言われちゃ、鬼島さん、メロメロになるしかないじゃないですか!
やっと相思相愛。お互いを確かめあえた2人・・・なわけですが。
仕事の関係で遠恋する事になっちゃって。
まぁ、でもこの2人なら、毎日会えないのも恋のスパイスにしていつまでも仲良くしていくでしょう。
これにて、このシリーズも終了☆
しかし、こうなるとシリーズトップバッターだった司と春のその後も知りたいような。
一応、クリスマスの内容も全プレ?だったか、CDにしてくれましたが、そこで止まっちゃってて。
「溺れる」では姿も形も名前すら出てこなかったですしねぇ(^^ゞ
まぁ、高校教師と教え子の関係だとあんまりそれ以上膨らまないのかもですが。
うーん・・・そう考えると「溺れる」の「valentineバージョン」をゲットし損なったのが今でも悔やまれます。
他も聞く機会があったら聞いてみたいものです。
でも、3組とも大団円。
3組共受けが全員「和服」絡みでシットリ系で(春も弓道をやっていた設定なので)派手さは無かったですが、とても大好きなシリーズでした。
「【コミコミ特典B5クリアファイル付★】きみが恋に乱れる(2)」
KADOKAWA(角川書店)
ままならない大人の恋を描く「きみ恋」シリーズ、ここに完結!
惹かれあい身体を重ねた鬼島と弓月。だが弓月は、金沢で師事した先生への想いを断ち切れずにいた。そんななか、金沢時代の弓月の同僚・蒔田の嫌がらせから弓月を守ろうと、鬼島はある策を講じ・・・?
注目の完結巻
いつの間にか「きみ恋」シリーズとシリーズ名が出来ていたんですね~(今更?Σ( ̄ロ ̄lll))
シリーズトップとなる「きみが恋に堕ちる」は2006年ですか?
堕ちる 一冊
溺れる 三冊
そして乱れる 二冊
冊数から考えるとゆっくり目でしたが、ジックリ最後まで見届ける事が出来ました。
ドラマCDは残念ながら全ては聞いていないのですが、
さすがに人気の高永さんだけあって、溺れるまではCD化していたと思います。
堕ちるは神谷×千葉 という、珍しくもヒロC攻め。
この頃はまだBLCDで神谷さんの声を聞けた時期だったんだな~としみじみ。
溺れるは、高橋×遊佐
そして、乱れるは今後CD化されれば森川×?となる筈。
ただ、制作会社さんが倒産されているので・・・どこか、キャストそのままで作って下さらないですかね?
せっかくの帝王攻め。是非とも聞いてみたかったです。
さて、前回の感想はちょっと忙しさにかまけて書いていなかったと思いますが、
藤乃屋で営業を担当する鬼島彰悟と、友禅染めの工房で働く市川弓月のお話。
弓月の才能に惚れ込んでアタックし続ける中、彼に好意以上の感情を向けられていると気付いた鬼島。
説得の末、やっと承諾を得られますが、その矢先、陣内に失恋した鬼島は弓月を勢いで・・・
でも、この時も強引にでは・・なく、鬼島に好意を抱いていた弓月が引きとめちゃう!という、見た目に反して積極的な展開。
普段の鬼島さんだったらわからないですが、失恋+酒の勢いに挑発して、弓月がそれに乗っかってという展開。
でも、弓月に何も無かったら多分、「酔った勢い」で済ませてしまったでしょう。
ところがその後、弓月がひっそり隠れるように仕事をしているのか?その原因となる蒔田が弓月の居場所を突き止め近付いて来る。
実は、弓月の心には未だ忘れられない「先生」という存在が。
それにかなーりΣ( ̄ロ ̄lll) ガーンとなる鬼島さん。
それだけでなく、寝てくれたのは同情かと思ってしまったんですよね。
でも、それによっていつの間にか弓月を好きになってた自分に気付けたわけで。
弓月を守るために当然、身体を張って守って脅しをかけて蹴散らした・・・っていうのが1巻だったわけですが。
2巻冒頭、未だ蒔田がウロチョロしているらしいと知る鬼島。
現在、弓月は安全とそれ以上の理由(腐っ)で鬼島と同居中。
蒔田がまだ諦めていない事を弓月に伝え、「先生」にも事情を話そうと提案するが、弓月は巻き込みたくないとかたくなに拒否。
鬼島さん的には複雑な思いなわけですが、それでも風呂に入る際の
「おいで、弓月」
台詞と表情がエロっ(〃∇〃) てれっ☆
当然、そうなりゃHになだれ込んじゃうわけですが・・・
ここで鬼島さん、眼鏡を外した弓月さんが可愛らしい事を再確認しちゃうんですね~。
ここからは弓月改造作戦・・・?(笑)
コンタクトを作って、髪を切って少しカラーリングして、洋服を買って。
実は、ただ弓月さんの今までとはまた違う魅力を引き出すだけが目的ではなく、弓月を蒔田から守るための大作戦の一環だったわけですねぇ。
「先生」を巻き込みたくないのなら別の作戦。
弓月の名をワザと出して、顔出しもさせて、彼の実力+可愛らしい顔で逆に話題にしてしまい、業界で押しも押されぬ存在にしてしまい、蒔田に手出し出来ないようにしてしまおうという、当初の真逆の方法で企画発表しようと考えたわけです。
当然、チームからも弓月本人からも戸惑われてしまいますが、
「攻撃は最大の防御」
鬼島さんはそう考えたわけですね。
当然、ブランド発表会は厳重にガードする事にして。
弓月も、蒔田から逃げ続けて描くのを止める事が出来るか?と鬼島に問われれば・・・NOなわけで。
「一緒に頑張りましょう」と言われれば「うん」と頷くしかないわけで。
いろいろ考えてきた案を提示して、なんとかチームには納得して貰ったところで、そこからは上へ下への大騒ぎで準備のし直しに取り掛かります。
それでも、鬼島の見立てで可愛くなっちゃった弓月を見ればみんなもう納得?(笑)
しかし、ジムに通わせてエステにも行かせてたなんて・・・もう、すっかり鬼島色になっちゃってるじゃないですか!(腐っ・・腐腐っ・・・腐腐腐っ)
雑誌のインタビュー後、会場の下見に出かけますが、
そこで陣内と礼一郎に会います。
ここで当然ながら弓月も鬼島が好きなのは礼一郎さんと思ってしまうわけで(笑)
慌てて陣内の方だと説明する鬼島。
ここで弓月はまだ鬼島の心の中に陣内への思いが残っていると気付いて初めて心が「チクッ」と痛みます。
自分とは全然違うタイプ・・・本当に自分を気に入ってくれているのか?
そりゃ、心配にもなりますよね。
でも、自分の心の中にも「先生」への気持ちを捨てきれずにいるわけですから責めるわけにもいかず。
その頃、雑誌に弓月が載っているのを「先生」が知ります。
安心する「先生」とは逆に、逆上しているのは蒔田。
いよいよ、ブランド発表会当日。
なんとか無事全て間に合った。
あとはしっかり弓月のガードをしてこの発表会を成功させるだけ。
発表会は弓月の可愛らしさと作品の素晴らしさで成功。
しかし、そんな弓月を影から見つめている影が!
鬼島が席を外し、スタイリストと2人っきりになったところを狙って、スタイリストをおびき出し、控室に乗り込んできたのは蒔田。
協力者がいたせいで、鬼島はナイフですこし切られてしまいますが、なんとか弓月を守り切り蒔田はとうとう警察に掴まります。
しかし、自分のせいで鬼島が傷ついたのを見ていた弓月は「戦わなくちゃダメだ!」という鬼島の言葉を思い出し、いよいよ本当に今まで捨てきれずに戦わずにいた事に決着をつけに病院を飛び出して行ってしまいます。
当然向かった先は「先生」のところ。
雑誌で弓月が今どうしているのか?という事も、警察からの電話で蒔田の件も聞いていた「先生」は、弓月に深々と頭を下げ詫びます。
弓月もまた、「先生」の所にいた頃から蒔田とはトラブルがあった事。
本人には告げませんでしたが、「先生」への思いという大きな問題から逃げたと告白します。すると
「逃げるのは別に悪い事じゃないんじゃないかな?」
戦い方の1つだと。
逆に突き放し過ぎて・・・もっと関わってやればよかったと反省する「先生」
「きみの問題は解決したの?」
最後に訊ねられた問いに「はい」と答える事が出来た弓月。
そして、そう答える事が出来た理由の本人は・・・「先生」宅の前で苦虫潰したような顔で待っていて(笑)
「どうでした?」と聞かれれば、素直に「先生」を褒めちぎっちゃう、相変わらず天然さんな弓月(^^ゞ
そう言われちゃえば嫉妬丸出しな鬼島さん
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー 萌えっ!!
傷のせいで一緒に温泉には入れなかったけど、弓月が戻ってくれば
グイッ!
さらには
「一晩かけて忘れさせる」
きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ _(_”_;)_バタッ
嫉妬に狂う男大好物\(^o^)/
そのままグイグイッと布団に押し倒しちゃう鬼島さんですが、やっと弓月さん、ここで「先生」のもとを訪ねて行った理由を話します。
「好きなんです!こんな気持ちになるの鬼島さんだけなんです!」
好きな人にこう言われちゃ、鬼島さん、メロメロになるしかないじゃないですか!
やっと相思相愛。お互いを確かめあえた2人・・・なわけですが。
仕事の関係で遠恋する事になっちゃって。
まぁ、でもこの2人なら、毎日会えないのも恋のスパイスにしていつまでも仲良くしていくでしょう。
これにて、このシリーズも終了☆
しかし、こうなるとシリーズトップバッターだった司と春のその後も知りたいような。
一応、クリスマスの内容も全プレ?だったか、CDにしてくれましたが、そこで止まっちゃってて。
「溺れる」では姿も形も名前すら出てこなかったですしねぇ(^^ゞ
まぁ、高校教師と教え子の関係だとあんまりそれ以上膨らまないのかもですが。
うーん・・・そう考えると「溺れる」の「valentineバージョン」をゲットし損なったのが今でも悔やまれます。
他も聞く機会があったら聞いてみたいものです。
でも、3組とも大団円。
3組共受けが全員「和服」絡みでシットリ系で(春も弓道をやっていた設定なので)派手さは無かったですが、とても大好きなシリーズでした。