平日に休みを取って鳥取の三朝温泉で温泉三昧してきました。
当初の予定は札幌のミュンヘンクリスマス見学やったんやけど、1泊じゃ勿体ないということで急遽温泉旅行に変更!
実は10月中旬にも車で三朝温泉に家族旅行で行ったばかりなんやけど、何となく温泉にはまってしまって今回は女友達と二人旅。
10月の時は、到着が夕方になったので、温泉街を見て回ることが出来なかったけど、今回は到着が早すぎて夕食まで十分時間があったので、三朝の温泉街を散策することにしました。
散策いうたって、殆ど店なんて開いてない。
だから、足湯に浸かったり、ブラブラしてただけやけど、栗の木で素朴な花瓶を作ってる民芸店があって中を覗くと、おっちゃんが仕事をしていた手を止めて親しげに話しかけてくれた。
その鳥取弁が暖かくて、ついついおっちゃんの話しを聞き入って、手作りの花瓶をお土産に買ったら、まけてくれた。(^-^)
それを店の奥から見ていた優しそうな奥さん(?)が出てきて、丁寧に包み紙に包んでくれた。おっちゃんが、「この栗の木は磨くと、もっと艶が出て綺麗になる」と言ってたっけ。
ふらりと立ち寄ったお店で地元の人の温かさを感じることが出来たひとときでした。栗の木の花瓶、大切にします。
それにしても、温泉街の寂れ方は凄い。
メインの道路は工事中で片側通行で確かに歩きづらかったけど、それ以前に観光客が殆ど歩いてない。
平日だったからかな?人の話し声やなくて、工事の音だけが響いてました。
それでも、時々は高齢の観光客も20代前半らしきカップルもいて、ちょっと覗いた各ホテルは、それなりに観光客は入っていたようですが。
(寒かったから外出してなかったのかも)
寂れてはいても、この三朝温泉は好きになったわ~。特に温泉がいい。
前回、写真の奥に写ってる三朝館に泊まった時も、のんびり露天風呂に浸かって美味しい食事をたらふく戴いて幸せやったわ~。
あの時は未だ蟹の解禁前やったので、松茸がメインの食事やったけど、刺身の盛り合わせと炊きたての新米は最高やったね。
今年は原発事故以降、刺身は勿論、サンマさえ食べてなかったから。
眠る前に深夜ひっそり露天風呂に浸かりながら湯気の向こうの夜空を眺めるのもええよ~。
朝食前に朝風呂。これもえ~よ。さっぱりして。日本人に生まれてよかった~・・・って感じるわ。
それに比べると、今回泊まった斉木別館の食事には、ちょっとガックリ。時期的にカメムシ大発生は仕方ないけど・・・。
宿全体は三朝別館と比べれば大きいし、部屋も立派だけど、海外産の味のない末端が僅かと白菜のネギで「蟹鍋」にはならん。
他も何食べてるかわからんものばかりで、食事どころか、あれじゃ酒のアテにもならんね。かなり手~抜いてると思った。
ツアーで行ったから、あかんかったのか、多分、今後宿に泊まることはあっても食事は他でするやろね。
チェックアウト後、倉吉にあるフルテリアに直行しました。(左の写真)
フルテリアは鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館のすぐ裏にある地元の生鮮販売店。
この店は前回、泊まった宿の地元の仲居さんに教えてもらった店。
鳥取やから梨は勿論やけど、地元で取れた生鮮野菜やら何やらが沢山売ってる。
で、とにかく野菜も果物も、種類が沢山あって価格も安くてホンマに驚いた。
滋賀県もかなり多いと思ってたけど、比にならんくらい種類が豊富。
近くの駐車場に車置いて、野菜や果物をしこたま買い込んで帰ったわけやけど、鮮度が良いって凄い。
それこそ食べきれずに2週間以上経過したって、野菜が腐らない。
野菜室の隅に忘れたままの人参は1ヶ月以上経過してても腐ることもなかったし。
イ◎ンなんか、買って3日で腐るもんも多いのに~・・・・。
10月中旬に訪れた時は時期的に鳥取産で梨だけやなく青リンゴもあったし、姫リンゴもあったり、ブドウもいろいろあったしね。
リンゴ好きな友人にプレゼントするのに沢山買い込んで喜ばれたので、今回もあるかな・・・と探したけど、青リンゴはもうなかった。
その代わりに鳥取産の「フジ」リンゴがあったので、ラフランスと一緒に買いこみました。
沢山買い込んだものは、フルテリアの方が箱詰めしてくれて、宅配便の用紙に書き込んだら送ってくれる。(勿論、送料は別に必要)
帰り際、お店の方と話しても親しくなって、欲しいものがあればFAXか電話で欲しいもの知らせてくれたら、地方にも送ってくれるって!
代金は別に送料が必要だけど、振込用紙を一緒に送ってくれるので、それで支払えばOK!
これで、新鮮な野菜がいつでも食べられる!!それにしても、でかすぎる今年の白菜にはビックリやね。
その反対に芯まで食べられる小さなミニ白菜「娃々菜(わわさい)」があったり、見てるだけでも楽しい。
前回はついでに沿岸部にある「道の駅」も沢山回ったけど、本当に野菜の種類が豊富で鳥取の人が羨ましい。
その後、フルテリアを後にして、今度は白壁土蔵郡の赤瓦地域をまで2km弱の距離を徒歩で巡りました。
お昼でお腹もすいたので「白壁倶楽部」でランチすることにしました。
このレストランは「旧国立第三銀行」の倉吉支店で国指定の登録有形文化財ってことで、明治のレトロ感がなんともいい味を出してる木造の建物。地元の健康な食材を使った町の洋食屋さんです。
レストランだけじゃなく、他にもイベントをやってるみたいですが見られないな~。
昼時とあって店内は満席。で、残念ながら12:30で既にお目当ての「白壁ランチ」は売り切れてました。
残念やったけど、お腹すいてたので、空席待ちしてハンバーグと牛バラ肉のワイン煮込みのランチを注文しましたが、これがかなりイケた!
価格も良心的で、新鮮な野菜サラダもたっぷり、コーンのポタージュも美味しかった~。
倉吉に行ったら、また必ず行きますから~!
最近、こんな風に地方に出かけた時は、生鮮品の直販所に立ち寄ったり、地元のスーパーなどに立ち寄ることが楽しかったり、「地方再発見」に燃えてますねん!