千葉県船橋市の市議会議員選挙が行われたのは、2015年4月26日。
その前日、法律で禁止されている戸別訪問が行われ、かつ、船橋市が禁じているビラ配布があった。
自宅に来たのは、浦田氏の支援者。
ビラを配布し、「明日、よろしくお願いします」と、はっきり言った。
これって選挙法違反じゃないの?と思ったので、選挙明けの月曜日、船橋市の選挙管理委員会に問い合わせてみた。
ところが、違反ですと認めながら、選挙管理委員会は選挙違反の捜査権が無いし、そういうことを扱う組織ではないと言う。
では市民からこういう報告があったと取り締まる警察には言わないのかと聞くと、伝聞になるのでそれはしないと言う。
選挙管理委員会とは、選挙当日、円滑に選挙を行うためだけの組織だと、その時はじめて知った。
伝聞になる、と言うなら、私が直接警察に言えば良いのだろうと、船橋東警察署に電話した。
これこれこういうことがあったけれど、これは選挙法違反ではないのか、
ご近所の人も一緒に見てるから、証言してくれる、とも。
警察の人は、そういうことがあったという報告は受けたが、それをどうするということは言えない、と言っていた。
その時は、調べてからでないと、何とも言えない、という意味かと思っていた。
が、そんなことぐらいでは調べないから、言えないのだ、という意味だった。
おりしも船橋東警察署では、女性の殺人監禁生き埋め事件で報道の方々も多く詰め掛けていた時だったから、警察署内を上へ下への大騒ぎだったのかもしれない。
が、それを理由として良いのだろうか。
選挙違反については警察の判断で捜査するかどうかを決めるらしい。
が、今回のような不作為がまかり通るなら、それこそ警察はいらないと言われても仕方ないと思う。
よく考えてみれば議員ならば警察の人ともある程度は関わりがあると思う。
ならば捜査権を発動しない理由もそこにあるのでは?とも考えられる。
これが国家の縮図、ということなのだろうなと理解した。
それにしても、市会議員の報酬は市民の税金から支払われるのに、法律違反をする議員になぜ報酬を渡さねばならないのかと、かなり憤慨した。
平素の浦田議員の行動がどれだけ市民の為になっているのかどうかは関係ない。
支援者が選挙違反をするような議員に船橋市の法律を決める権利があるのかと問いたい。
先日、自治会の夏祭りで、ふんぞり返ってる浦田議員を見かけ、選挙のことを思い出してムカッ腹が立った。
本当なら選挙違反で逮捕されてる人なのに、と。
次点の候補者はさぞ悔しかろうと思った。
とにかく船橋市も、船橋東警察も絶望的に不作為組織。
船橋市民の無関心が招いた腐敗なのだろう。
全国一の議員報酬の船橋市。
いつまでたっても削減されない議員数。
市の税収が減ったら、しわ寄せは船橋市民へ。
そう決められても仕方ない人を議員にしてるのも船橋市民。
アホくさくて、なんだか笑える。
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