2008年5月3日の
第1回、2008年7月27日の
第2回に引き続き、第3回のワイン会が開催されました。
今回はサブタイトルがふたつもついています。
開催日がクリスマス・イヴだっただけに「聖なるワイン会」、そしてもうひとつは「ワイン会 ザ・ファイナル」。
年末の忙しい時期だったこともあり、今回の参加者は全部で6名。
せっかくクリスマスなので各自食べ物も持ち寄って、食べながらワインを楽しむことにしようか、ということでポットラックパーティーになりました。
我が家の狭いダイニングテーブルにひしめいてのワイン会。
今回はワインもさることながら、持ち寄られた料理の質の高さにびっくりです。
メンバーの多くが料理好きだということは分かっていたのですが、予想をさらに上回っていました。
完全に素人の域を超えています。
この日のメニューは以下の通り。
・海の幸たっぷりブイヤベース – 自家製マヨネーズを添えて味の変化をお楽しみ
・パテ – ベビーリーフ添え
・カリフラワーとブロッコリーのこりこりサラダ
・鮭の皮のかりかり焼き
・サーモンのグラタン – ホワイトアスパラ・マッシュルーム・かぼちゃ・ブロッコリー入りのたっぷりホワイトソースに半身のサーモンフィレを浮かせてオーブンで
・生地まで自家製のモッツァレラチーズとトマトのジューシーピザ
・ねぎと赤唐辛子のピラフ
・パン
・箸休め – スタッフド・オリーブ(グリーン)、ブラック・オリーブ、ピクルス
・ごろごろオレンジのゼリー
・アップルパイ – お好みでアイスクリームを添えて
・食後のジャスミンティー
・バニラアイス
・チョコレート
何だか高級レストランで豪快に飲み食いした気分です。
お酒と美味しい食べ物の好きな人は、作る料理にこだわり、よく飲み、よく食べ、そしてよく喋る。
同じような人が集まると、もう全てが止まりません。
そこに上質なワインが加わるわけで。
ワインというのは、美味しい料理と共にゆっくり味わい、ほろほろと心地よい酔いが回り、穏やかに人を饒舌にする、魔法のような飲み物です。
こんなものを昼から飲んだりするヨーロッパの人は、美味しくて楽しいことをよく分かっているなぁ、とあらためて感心(?)した夜。
この日の話題は料理談義に始まり、恋愛相談室、生命の起源、血液型占い、日本のファッション論、等々。
それはもう尽きることなく、下世話なネタから崇高なサイエンス論まで、幅広く展開されました。
7時に集まって始まった会は、気付くと午前2時を迎えようとしていた次第。

Moillard Pommard-Epentos Premier Cru (2004) Pommard, Bourgogne, France
Pinot Noir $50

Clos Du Val Stags Leap District (2004) Napa Valley, CA, USA
Cabernet Sauvignon $63

Bois de Menestrel (2005) Vacqueyras, Rhone, France
Grenache, Syrah, Mourvedre $14

Baileyana Grand Firepeak Cuvee (2006) Edna Valley, CA, USA
Chardonnay $19
今回はポットラックだったのでおつまみ分なしで、純粋にこの4本のワインの値段だけを割った会費。
おひとりさま25ドルでした。
プロ並みの料理に、セレクトされた美味しいワイン、果てることのない楽しいおしゃべり。
今回も素敵な夜をありがとう。