モリ0057。

やはり最後に残るのは、Gなのでしょうか？この地上で一番長生きしているのは、Gですね。人類の前の世代からいましたから、私達人類の次の主役はGですね、二足歩行のGなんかはいかがですか？

準備は進んではいますが、車をどうするかで迷っています。雨風凌げますから、是非とも乗って行きたいのですが、太陽光発電システムがうまく車と接続出来るか微妙なところです。

今日も無事に終わりました。

今日も無事に終わりました。
明日と明後日はお休みです。

ミナ0057。

傍観者ではなく、しかし客観的に処理をする事を仕事とする、役者達が今創り出そうとしているのは？まだ解りません。それでもまだ私の目の前で、見る事が許されているのは、自分自身も客観的に観察するしかないのではと、思えるのです。実際私は見ていても、何も判断出来ずに、記憶に留める事しか出来ないのです。

表現は自由ですが、可能かと、聞かれると、解らないとしか言いようがないのも、事実です。それでも私は記録し続けるのです。

タビ0057。

私は今まで、目の前に現れて来た事をこの日記に記して来ました。通勤途中で巨大な地震に遭遇して、皆で逃げて、分かれ別れになって、自分一人が残された事を知り、絶望の中でも、生き長らえてきました。

この地上を出来る限り、歩き廻りました。余震かと思われた地震も全て無事に通過しました。何故か自分は安全を保つ事が出来てきました。

そして新たな世界がこれから、ビッグクランチの様に逆転して、収縮に向かうのか？私にもまだ解りませんが、ただこの世界が疲れたのか、静止に向かっているようなのです。一応自分の考えでは、物理的要素の辻褄が合うと思えますが、その後の展開には、予想もつかないものが待っていそうです。

モリ0056。

いろいろと考えて、ここで生活するのが、本当は一番安心なのですが、家族の皆が力を合わせて、冒険してみようとの結論に至りました。

最後のニュースを観てから、何年経ったのでしょうか？ニュースの中でアナウンサーが息絶え絶え、皆が地獄に向かっていると、訴えているのを最期に亡くなるシーンを映したまま、画像が動かなくなったのです。

それが空間の破壊が終わり、毒ガスの戦争の始まりを告げる最期と最初の場面が放送された時でした。人類のどれだけの人達がその放送を見たのか、わかりません。ほとんどの人達は何も知らずに、死んでいったのです。

そして文明のほとんどを失った人類は、ほんのひと握りの生存があるのみでした。当然のことながら、他の生物達も死滅してしまいました。残っているのはGのみです。あの生き物は非常にしぶとく生き長らえています。人類より長く生きると思われましたが、わが家の中では、死滅しました。

しかし外の世界で彼等は生き延びているのでしょうか？きっと生き延びていると考えるのが普通でしょう。外の世界でそのGがどの様に生き延びているのか、観てみたいものです。