でも、私にとって、谷村新司は、「アリスのチンペイ」なのです
チンペイといえば、ロックキャンディーズ(ロッキャン)の「春は静かに通り過ぎてゆく」、アリスの「明日への賛歌」をレコードで持っているくらいですが、よくラジオで声を聴いたものです。たしか「ヤンタン」に出てた気がしますが、よく覚えているのは二つ 高一のときに行ったコンサートのチンペイと、東京進出してぱっとしなかったころに文化放送の「セイヤング」に出ていたチンペイです。
私が高校生のころはアリスはベーヤンとの二人組で、アリスを結成して「走っておいで恋人よ」に続く「明日への賛歌」が関西フォーク界で大ロングランヒットして、ラジオのリクエスト番組で第一位を何周も続けていたころです。そんなころに奈良の文化会館(当時大物のコンサートは奈良県ではここだけでした)で、五輪真弓や杉田ジローや猫(懐かしい!)や、6~7人グループだったころのバンバンや、パーカッションのキンチャンを加えたばかりのアリスが出ていたコンサートに行きました。私の人生初コンサートで、立見席もなく、通路でしゃがんで観ていました。五輪真弓は完全に別世界のうまさで、キャロルキングに直接教えてもらったっていう「you've got a friend」を嬉しそうに歌ってくれていました(生を聴くといっぺんにファンになりますね、彼女は(笑))。バンバンは、今と一緒で、ちょかちょかとしていましたが(笑)、その時メインボーカルだったのは「心凍らせて」の高山厳でした(彼はソロになってからもフォークの良い歌を歌っていました)。アリスは「心の花」という新曲を歌っていましたが、全然ぱっとせずに、東京に行ってしまいました(私は、チンペイらしい曲で好きだったんですけどね)。
それから2年ほどしたころ、夜の日付が変わるころになるとラジオで文化放送が自宅のラジオに入るのを発見! チンペイとバンバンが出ていた曜日には、毎週楽しみに、必死で波打つラジオの音をキャッチしていました。「天才秀才バカシリーズ」の三段オチなんかは関西でやっていたころそのままでしたね バンバンの「超心理学入門」は、もともとオカルトが好きなもので、怖いもの聞きたさで(笑)必死で聴きました 「あの関西を席巻したチンペイはどうした」という思いで聴いていましたが、番組の最後のティータイムコーナーで二人が関西を懐かしんで歌った「今はもう誰も」が大ヒットしたのが印象的です(もともと同志社大学の軽音のウッディーウーという関西では有名なバンドが歌っていた曲で、関西フォークでこれを知らないとモグリだ、という曲なんです)。
その後、アリスは「チャンピオン」などの大ヒットを飛ばし、スターへとかけ上って、解散後もチンペイとベーヤンはソロとしてヒット曲を持つ歌手へとなるわけですが、私にとってはチンペイはやっぱり高一の時のチンペイなんですよね
とても懐かしい思い出番組を最後まで観ました
それにしてもチンペイ、ちょっと痩せ方が気になります。病気でないのならいいんだけどなぁ…
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