見出し画像

毎日が遺言

ひと月ぶりの「きらく」

 風が吹いていますが、陽も照って、暖かな早春の奈良です♪
 午前中は畑でこまごまとした作業をしました。収穫後の畝を耕耘機で起こして畝に整えマルチを張っておく、とか、要らない竹を伐って始末する、とか。そのままにしておいても大丈夫なんだけど、やっぱり気になる、という作業をしました。こういうこまごましたことを済ませておくと、あとが楽になったりするんですよね。(^-^)
 お昼は、うどん屋さん「きらく」へ行きました。先月の中ごろ以来だから、ほぼひと月ぶりです。母の外食の機会が減っていたし、天気の良い日に外に連れ出すのもいいかな、と思ったわけです。
 母は、「天磯そば」。海老天などの天ぷらと刻みのりと大根おろしののったぶっかけそばです。今日は温かいつゆにしました。顔をしかめてますが、ワサビをのせ過ぎたようです(笑)。今日は朝一でリハビリをしたこともあってか、歩行がわりと順調で、食事も、いつものようにフォークを使わず、箸だけできれいに完食していました。食後には、感激の面持ちで「ホンマにうまかったわぁ~」とつぶやいていました。落ち着いていて良い感じです♪
 私と妻は、唐揚げ定食(妻はかやくご飯なし)。唐揚げは、小さな切り身が10個ぐらいあって、甘めのさっぱりとしたたれがかかってます。これがハマる美味しさです♪ うどんはおぼろ&きつね。美味しくて、おなか一杯になります♪
 私たちの隣の席に、中年男性と老年の女性(たぶん親子)が二人で食事なさってたんですが、その会話が耳に入ってきました。
 女性が、以前にこの店で「定食の内容を変更してもらった」と言ってるんですが、男性は「それは前に頼んでみたけど無理だった」と答えています。でも女性(お母さん)は「たしかに変更できた」と言ってききません。どうやらいつも二人で外食している様子で、男性(息子さん)が「オレの知っている限り、一度も変更できたことはなかったけど、いつのどこの店の話をしてるんや?」「そういうウソをつくなよ、ホンマに!」とイラついていました。お母さんは、不本意ながら、黙りました。
 それを聞きながら、「オレもそういう風に言ってたなぁ」と、自分のことを思い出していました。母が、よくわからない思い込みで行動することの多かった時期に、一つ一つ冷静に対応するのがしんどくなって、よくイラついていたなぁ。話しているうちに、母が間違っていることが明らかになってきても、母は自分の思い込みを主張するので、私も「ウソをつくな!」と言ってたものです。
 そのうち、母も自分が間違っていることを認めるようになり(自分に自信がなくなってきたのかもしれません)、私もイラつくことが減ってきました。あの親子もいずれそういう風になっていくんだろうな、オレも少しずつ落ち着いてきたな、と思いました。
 夕方に歯医者があるので、それまで竹伐りの続きをしよう。

コメント一覧

mirapapa
satochinさん、いろいろありますよね~。
生きてる時間が長くなるほど、いろんな経験をして、それが思い出になっていきますね。
自分の行く道を母に見ながら、それが自分の場合は良い思い出にできればいいんだけどな~、無理だろうな~、などと思いながら(笑)。
私はとりあえず妻より先に死にたいです。(^▽^;)
妻の死に目なんて悲しすぎます。
moon-bmi25
こんばんは!
人間を長くしていると、いろいろあります。
それが生きている証なのかもですね。

何時かは・・・
自分がそうなるのでしょうけど、
そんな思い出を思い出すことが出来るといいですね(^_^.)

健康寿命・・・
子供が出来なかったので、奥さんに負担をかけずに、
死んでいきたいですよ(^.^)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事