今日は午後に、手術前の検査に行ってきました。食道から心臓の写真を撮るんだそうです。なんでも、心臓と食道って接しているんですってね。胸の上からエコーで撮っても肺を挟んで撮るので鮮明ではないそうで、心臓内の血液の状態をできるだけ正確に知るための検査です。口から食道へ管を突っ込んで、その先っちょで心臓を見るんだそうです。私はとてもえずきやすくて(ひどいときはあくびをしただけでえずきます(笑))、胃カメラも3度しましたが、えずきまくって大変でした 医者からは「胃カメラの1.5倍くらい苦しいです」と聞いていたので、いやで仕方なかったんですが、「スムーズで安全な手術のためにぜひ受けてください、お願いします」と医者に頭を下げられたら、受けないわけにはいきませんよね。で、泣く泣く受けてきました 検査室に入るなり、担当の医者から何度も「つらいですけど、がんばってください」「かなり苦しいですけど、お願いします」と言われて、ますます不安に… 検査するベッドのあたりには5人も医者や看護師がいました。年をとるほどえずきがひどくなっていることも告げて検査してもらいました。しかし、検査前に口の中をしびれるほど麻酔するのですが、麻酔が効いた状態で体を横たえるだけで、軽くえずいてしまう。管を口に入れられただけで何度もえずき、苦しくなって体を起こす。それを3度繰り返しました。もうホントに苦しくて、「ムリです」と言いましたが、心の中では「ここまできたんだからやっぱりがんばろう」という気持ちが3割くらいありました。医者も、「もう一度だけやってみて、無理だったら、手術の担当医にそう言いますので、もう一度だけやらせてください」と言ってくれて、3人ほどに体を押さえてもらって、管も、自分で飲み込むのではなく、無理やり押し込んでもらって、ゲーゲー言いながらなんとか検査してもらうことができました。 なんだか、みんなさんに申し訳ないやら、ふがいない自分が情けないやら… でも終わってよかったと安心しました たかが検査に5人も準備していた意味が、その時分かりました(笑)。「すみませんでした」と一人一人に頭を下げたら、医者が、「ホントに苦しくて、皆さん、こうならはるんですよ。謝っていただかなくていいんですよ」と言ってくれましたが、ホント、恥ずかしくて、礼を言って早く部屋を出ようとしたら、荷物を忘れるところでした まぁ、率直に言って、拷問!でした でも、済んでよかったです ちなみに、血栓などの、手術の際の困ったちゃんはいなかったそうです。よかったよかった