
今日は、自主夜間中学の再開日。仕事場から一度自宅に戻り、傘を持って、妻の車で出かけた。夜間中学の会場の公民館の駐車場から館の入口まで、ほんの少しの距離だけれど、雨の日はけっこう濡れるのだ。ふだんは傘を持たずに、少々の雨でも濡れながら走るのに、なぜだか今日は傘を持っていく気になった。
担当のベトナム人青年がうれしそうな顔で迎えてくれた。あ~、来てよかった。実は、仕事がしんどいと、夜間中学をさぼって(ボランティアだしね)休養したくなるんだけれど、やっぱり待ってくれている人がいると「がんばろう」と思い直すのだ。そんな気持ちで教室に行き、生徒さんに笑顔で迎えられたら、「来てよかったなぁ」と思う。
青年は、「ベトナムの雨は、いきなり激しく降り出して、2時間ほどで上がるので、こんな長雨は、なんだか気持ちが沈んでしまう」という意味のことを話してくれた。「奈良でも、こんなに降り続くことは珍しく、一年に何度かしかない」とこたえると、「でも、こんな降り方はあんまり経験がない」と言ってた。今日は、ときおり強く降ったが、ベトナムのスコールのような雨はこんな程度じゃないんだろう。
9時に帰宅したとき、雨はほとんどやみかけの小降りになっていた。腹が減っていたので、急いでガレージを閉めて、玄関へ走った。家に入って、妻の車の中に、傘を忘れているのに気がついた。ふだん持ち慣れないものを持つと、こういうことになるなぁ。


夕方から雨が強くなったので、妻が息子に「そちらは、雨、大丈夫?」とメールをしたら、「雨は大丈夫やけど、車にバシャッとやられた(ToT)」と返信が来たそうだ。泥が付いたままだといけないので、すぐに洗濯をするようにメールを送ったら、「はぁ…オヤスミ」。服のことよりも寝ることの方が優先らしい(笑)。
妻は、「これだけ降ったら、明日はタケノコがニョキニョキニョキッ



いろんな思いをばらまいて、雨はやっと上がった。
明日はいいお天気になるかな?