昨夜遅く、ばあさんから電話が。
「調子が悪いんで、すぐ来て」離れの寝室からケータイで居間に電話してきたのでした。
部屋に行くと、「一眠りして目が覚めて、トイレに立とうとして目を開けたら、天井がグルグル回るねん。こんなキツイめまい、コワイわ。お腹も気持ち悪いし、簡易トイレ出しといてくれへんか」
自律神経がやられるような、こういう症状は年に何度か来るばあさん。話を聞いてみると、寒気もするし、風邪の引きかけのような症状もあった。
実は、このところ膝の調子が復活していて、畑仕事を精力的にこなしていたのです。たぶん、その疲れがたまっていたのでしょう。そこに加えて、近所の仲良しおばさんが風邪をひいて一日寝ているのを見舞いに行ったりして「移ったらいらんなぁ」などとも言っていたので、不安感があったのかも知れません。精神的なものが身体に現れたりしますからね。
それやこれやで、突然身体が変調を来したようなのです。
ばあさんの霍乱。


夜は眠れなかったようですが、朝には少し眠れて、お粥を食べて、トイレにも立てました。妻は一応念のために家にいて、私も、喉がガラガラで身体が重かったので、二人して「第九」の練習は欠席。ばあさんは、気持ちはしっかり取り戻していましたが、今日一日、用心してベッドで過ごしていました。
きっと休息が必要だったのでしょう。身体がちゃんと教えてくれるんですね。