天気予報では「曇りのち雨」といってたから当たったわけだけど、予想していたよりたくさん降った。
実は、土日にホウレンソウと小松菜とチンゲンサイの種を蒔いたときに、ホウレンソウには「保温保湿が必要」というばあちゃんの“指導”で燻炭(籾殻を燻したもの)をかぶせておいた。
小松菜とチンゲンサイは、それほど気を使わなくてもいいとのことだったが、ホウレンソウと隣り合わせの小松菜にも燻炭を置いた。別の畑に撒いたチンゲンサイは、手近に燻炭がなかったので、妻と「もうずいぶん暖かくなったし、いらないだろうけどな~」と言いながらも、万が一霜がおりるようなことがあったらいやなので、藁を数本ずつ筋にしたがってかぶせておいた。
そして今日、雨が降った。予想以上にしっかりと降った。
こういう菜の種はとても小さくて細かい。その上にはうっすらと土をかぶせて、軽く抑えるようにしておくだけ。だから、強い雨が降ると、土が跳ねて種がむき出しになったりすることがある。
今日の雨は強さはさほどでもなかったが量はけっこう降ったので、「かぶせておいた土が流れる可能性もあるなぁ」と思った。
しかし、藁を置いてあるので、たぶん大丈夫だろう。
たいして効果を期待していなかったことが、結果としてうまく機能してくれたということだな。(読みははずれたけど(笑))
結果オーライ。

人生って、思えばそういうことがたくさんある。
気を入れてしっかり取り組んだことが、予想外のことでおじゃんになるとか、逆に何気なくしたことが高い評価を受けるとか。あるいは、失敗したことが教訓になって生きたとか、失敗だと思っていた結果が後々プラスに働いて成果をもたらすとか。
この世で人間がすることって、とんとんになるようになっているのかもしれない。
今日のWBCは、不甲斐なく敗れた。8回の、中島のバントは、彼が構えた途端に「あ~あ」と思った。一つ間違えば、盛り上がろうとする空気をしぼませてしまうようなギャンブル。あれがターニングポイントだったと思う。
結果として失敗したから、今日の負けは原監督のミス。あの流れが9回の投手陣の、ちょっとしたあたふたにつながったようにも思う(何事にもつながらなくて良かったけど)。
あの場面、ゲッツーが少ないイチローがランナーで、しかもラッキーボーイになりそうな中島に、初球からバントは意気消沈のもとだよなぁ~。
でもしかし!気を取り直そう。人生はとんとん。この敗戦がどこで生きるか分からない。