劇団未来ブログ

劇団未来や団員の あれこれ を発信

大先輩と語ろう 2 演出手法(役者への対応)

2007年03月29日 18時40分45秒 | 稽古日誌
京芸のKさんの演出の基本は役者からその場で必要な演技表現(行動)が出るまで待って、それでも表現されない場合は振り付けもやむ得なくする。役者の心の内からの表現を待つ。
和歌山のKさんは演出しているときは役者が表現をしようとした時、それが演出上必要でない場合は役者の口をふさぎ待てと動きを止める。そして呼吸を見計らい表現させる。
福岡のSさんは役者に動き回ってもらい(表現)その中からいらないものを省いていく。
と三人が語られた。
結局のところ役者に対する接し方は異なるが、観客に対して如何にその場の真実性(役の心が通い合う)を持たせるかだと思った。
そうすればお客さんに解りやすいものになる。
その解決の一つに日常の小さな、小さな行為が出来れば真実性(リアリティ)は観客に伝わる。
さて我が劇団の演出手法は?役者に聞いてみよ!(H/F)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿