先日、総務委員会&議会最終日をはじめて傍聴してまいりました。
明治維新、敗戦、3.11そして、福島第一原発事故。。。
もう、4か月も経とうとしているのに、被災地では、不自由な生活を強いられ、苦しんでおられる方がたくさんいらっしゃる。
そんななか、7月1日発行の『広報さくら』の3面カラートピックス欄の
『佐倉で婚活! 生涯のパートナーを』石田純一氏のカラー写真を目にされ方も多いのではないでしょうか?
今、婚活パーティーで浮かれているのは、佐倉市くらいではないのか?
なぜ、「不倫は美学だ❣」と、おっしゃた石田純一氏に白羽の矢が立ったのであろう。
せめて、ほかの人であれば、これほど話題には、ならなかったであろう。
私の友人は、石田純一氏に会いたかったらしいが、残念ながら、募集年齢の45歳を超えていた。
この人選は、自治人権課に問い合わせたところ、自治人権課、商工会議所、青年会議所、観光協会、社会福祉協議会等からなる婚活支援のための委員が選考したとのことである。
私の常識が非常識なのか?
石田純一氏の選出にも驚いたが、もっと驚いたのは、予算もとおっていない婚活事業が、すでに佐倉市の広報によって市民に知らされたということのほうであった。
6月27日に、総務常任委員会を初めて傍聴した私は、その時、始めて予算案が提出されて、これから、審議するものと思っていたからだ。
7月4日の議会で決定されるはずの婚活事業が、なぜ、7月1日の広報さくらに掲載?
何かの、間違いなのか?
7月4日(月)初めて、議会を傍聴してみる。
そして、何故、石田純一氏の写真を載せた、婚活パーティーの記事が7月1日の広報さくらに掲載されたのか、知ることになる。
①この予算は、千葉県安心こども基金からの補助金によるものであうこと。
その額 673万円。 今回の石田純一氏のギャラは、945,000円(税込)であること。
②7月30(?)日のWホテルのパーティの告知を急ぐ必要があったため、蕨和雄佐倉市長が指示したこと。
③佐倉市において、婚活支援事業は、必要であると、蕨和雄佐倉市長は、考えておられること。
まず、第一に、佐倉市の予算は、蕨和雄佐倉市長が独断先行して、決定するのではなく、我々佐倉市民の選出した議員からなる議会の承認を得なければならないのでは、ないのか?
私が、無知なのか?議会で、承認されなくても、良いのか?
何のための議会なのか?
これは、議会無視?もっと、市政の仕組みを知らなければ。。。
そして、更に更に驚き、唖然としたことがある。
我々の民意の代表たる、ほとんどの議員が、賛成の起立をしたことである。
今回の婚活支援事業にGOを出した蕨和雄佐倉市長、賛成のために起立をした、議員ひとりひとりに、問いたい。
婚活事業よりも、千葉県安心こども基金からせっかく、いただいた県民の大切な税金は、子供達の安心・安全を守るために
使うための、お金ではないのですか?
私が、無知なのでしょうか?