途切れた記憶----------!!
オリオンの声がかすかに聞こえたはずなのに・・・!!
今はもう何も聞こえない。
突然立ち上がった主人公に、シンはもう帰ろうと告げるのだった。
マンションまで送ってもらったものの、帰るというシンに、寂しそうな顔を向ける主人公。
そんな彼女を見てシンは苛立ちを隠せない。
今彼女にとって自分がどういう位置にいるのか?
家族?
幼馴染?
そ . . . 本文を読む
優しい嘘--------------。
実に後味のいい結末のお話だったなぁ。
1冊の本を持ち込んで来た、ニット帽にサングラスをかけたいかにも怪しい男。
すぐに査定するというと、明日の4時にまた来ると言い残し去ってしまったのだ。
男が持って来た本は今はあまり見かけない青木文庫という単行本。
だからと言ってそんな高額の値がつくわけでもないという。
だが・・・最終ページに張 . . . 本文を読む