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ダージリン・ティを飲みながら

東北での生活はあっという間に4年目に突入。伝統が大切にされているこの地方の祭りや催しをくまなく見たいと意欲マンマンの毎日

雪の角館

2007-03-14 | Weblog
このまま春になると信じていたであろう木の芽たち、かわいそうに!!
花が咲いたように雪が凍り付いている。
物好きにも大雪の角館に行って、なにが嬉しかったかというと、雪景色の武家屋敷通りを思いっきり自由に闊歩できたこと。普段は観光客が多くて写真ものんびり撮ったりできないもの。
おそばとぜんざいを食べるのが目的の角館小旅行でした

ヘッセを読む

2007-03-09 | Weblog
ヘッセといえば、「車輪の下に」などの著書を思い出すけど、今私が気に入って、折にふれて読んでいるのは「人は成熟するにつれて若くなる」というエッセイ集のようなもの。
「老い」に対する畏れや悲しさや嘆きを克服して、生を見つめている・・・とでもいうのかな。心にしみる言葉の数々。お勧めしますよ。
ヘッセのもう一冊は「庭仕事の愉しみ」 これはどこに行くときも(旅のことね)、たとえ読まなくても携帯している。ヘッセにとっての庭仕事はある種の哲学的活動のようなものらしい。
私にはヘッセの気持ちが少し理解できるのだ。ある経験によって。ある日、とても気分が沈んでいるとき(わたしにもたまに悩みがあるんだす)、雑草を取るために庭で土を掘り返していたら、とても宇宙的な気分になった。
土と植物と虫たちと私がつながりのある、一つの輪になったような気分。清々しく、大きな喜びを感じた。
そのときの感覚は今も忘れない。自然からの贈り物のようなものだと思っている。

今日の写真は雪の庭。おとといまで信じられないほど春めいていたのに(全国的に)一変して吹雪に見舞われた。銀世界が見られてちょっと嬉しかったね。

長いお休みでした。

2007-03-07 | Weblog
気が付けば二ヶ月間も更新していませんでした。愛読者のみなさま、ごめんなさい。
そもそもつっかかりの原因は娘が私のデジカメを壊してしまったことでした。また人のせいにするんだから・・・とおしかりをうけそうですが。彼女が買ってくれたのは、CANON IXY 1000という、ヘタッピーの私にはもったいないしろもの。
ちょうど携帯の機種変えをして、使いこなすのにてんやわんや、その上デジカメまでが・・・。
そういうわけでなんだかマニュアルを見るのが面倒で、デジカメはほうりっぱなしでした。気を取り直して頑張ります。そのうちに。というわけで本日は画像なし。
今日は北の国でも雪嵐がきびしく、おとといまでの春のような日和は夢だったのか。
しかし、ここでは雪がないとつまんない。冬は雪、そうじゃないとここの人たちも肩すかしをくらったかのようですよ。

今年の抱負はこれ!

2007-01-11 | Weblog
我が家では、家族で元旦に書き初めをすることにしている。色紙に自分の一年の目標を書くのだ。ミレニアムの頃から始めたので、家族全員の色紙もずいぶんたまった。

書きたい放題で、みんな大それた言葉を辞書で探したりして大騒ぎ。しかし年の暮れに反省会はしないので、各自それを実行したかどうかは疑問ナリ。
私の今年の言葉はこれ。「凛」という字を辞書で引くと「きりりとひきしまっていて勇ましい」だって。すてきな響きを持っている字だ。

こんなふうな私でありたいなと思っているのです。この字はお絵かきツールで書いたのでちょっとヘンかも。白状するとこの字、これまで書いたことなかったような気がする。

新年おめでとうございます

2007-01-03 | Weblog
新しい年を迎えた。この歳になるまで、私なりに様々な試練を味わってきたせいか、もちろんそれを上回るくらいの喜びもあったのだが、「何事もない一年」のありがたさは、多くの喜びがある一年よりも大きいような気がするのだ。
それはある意味、悟りのようなものかも。しかし、そうやって多くを望まず、しなびた老人になっていくのはちょっと悲しい。
どんな試練でもどーんと来てみろ!!といえるくらいの強さを持った人になりたいな、と思う新年の日であります。

おばあちゃんの雪うさぎ

2006-12-31 | Weblog
いよいよ2006年もおしまい。
今年はどんな年だったかなぁ・・・・。いろいろ反省することあり。でもこの年になると反省ばかりでは辛くって・・。そこで視点を変えて、来年に向かってエンジンをフル稼働しはじめることにした。
来年もがんばるそぉ!!!うん、これで十分。

写真は雪うさぎ。小さい頃に、雪が降るたびにおばあちゃんが作ってくれた、その復刻版。
娘と一緒に作っていたら、なんだか胸がじーんとした。この世にもういないおばあちゃんのことを思い出したから。

さあ。来年もよろしく。

秘湯ーふけの湯

2006-12-05 | Weblog
私としたことが、八幡平の「ふけの湯」温泉の感想を書くのをすっかり忘れていた。東北地方の秘湯、名湯を網羅したいと思っている我が輩がこの温泉を忘れてはいけません。
新玉川温泉からまたまた北上、めくるめく紅葉にどっぷりと酔って、そろそろ「きれい」とか「すばらしい」とか、「わーっ」とかの歓声をあげるのに疲れてきた頃に、アスピーテラインを数分脇にそれた山のなかにある「ふけの湯」に到着。あまりにも鄙びた温泉。しかしお湯の質は大変よいらしい。300年も前に開湯したといわれる、この野趣溢れる温泉は、内湯も野天風呂も白濁色で源泉そのもの、高温だから,野天風呂で、脱衣してお湯を被ろうとすると「アチチ」ということになったりする。ちゃんと宿の人に湯加減をみてから入ってくださいと言われていたのに。
あたりは硫黄の臭いがプンプンしていて、雪害のせいか、土肌がむき出しでなんとも地獄の迫力がある。
この宿はお料理がおいしかった。創作山菜料理というのだとか。おかみさんの腕がいいらしい。また是非とも訪れたい温泉。

雪まじりの雨のなかで・・・・

2006-12-03 | Weblog
12月に入ったとたん、雪が降った。なんてこと。こちらの人はそんなことはすっかりお見通しで、11月も半ばになると庭の植木に藁を巻いたり、タイヤを交換したり、冬を迎えるのに余念がない。さすがに雪国だ、何事も平然と平然と・・・・。
ところが私ときたら、家のくずを整理したりしていたものだから、私にとっては大切なことーー球根を植え込むのを忘れていた。
というわけで、今日は冷たい雪まじりの小雨の中を長靴にスキー帽姿でせっせ、せっせと球根を植えたわけです。アマリリスも3個植えた。それは巨大な球根だすもんな。

不用品に埋もれて住んでいた??

2006-11-14 | Weblog
このところおとなしく家の整理をしていた。現在の家(東京の)に越してきて8年間、古いものを大事にしまいこんでいたのだが、今回押入れという押入れをからっぽにしてみたら・・・なんと小型トラック3台分のゴミとなってしまった。
げに無駄の多い人生のおそろしや!!
ほとんど私が買い込んだものだった。詳しくは言わないけれど・・。
どーんと落ち込んだ私、これからは決して決して無駄はしないと心にかたく誓ったのである。
写真は八幡平。

秋の角館

2006-11-05 | Weblog
春に優美な花を咲かせた枝垂桜も、秋を迎え、こんなに趣のある姿になりました。武家屋敷の蔵の白壁にマッチするね。

かの有名な新玉川温泉へいこっ

2006-10-30 | Weblog
田沢湖から341号線をどんどん北上、どんどんといっても1時間半くらいだったかなー、山の中に勢いの良い湯煙が見えてくる。「おお、あれだあれだ!」と歓声を上げるファミリーメンバー。渓谷を遙か眼下に見下ろせる、立派な橋を渡ったところにある「山小屋風ホテル」といったたたずまいの建物が新玉川温泉でした。この写真はその玄関。バスや車が入ってきたりして危ないので、全景を写すのは無理だったのよね。
入り口を入ったところがホールになっていて、座る人行き来する人でにぎわっている(湯治をしたい人が多いのには驚いた)。
お風呂はまず低温の湯から、高温、源泉を50パーセントに薄めたもの、100パーセント源泉(これはガツーンときます)、そして箱蒸し湯、頭浸湯、歩行風呂などなどあり。
ただし注意をしなくてはならないのは、胃酸と同じくらいのpHの酸性泉であるため、長風呂をしてはいけないこと、身体の傷はぴりぴりと強烈に痛むこと覚悟すべしこと。

八幡平では感動の連続だった!!

2006-10-30 | Weblog
先週、八幡平に行った。田沢湖から341号線を通って北上するルートで。
この写真をゴランあれ!
こんなに華麗な秋が、来る年も来る年もこの地に訪れて、緑の葉を朱や黄に変え、枯らし、散らして、来るべき冬の準備をする。
そういった自然のいとなみがこのような山奥でもまた、綿々と続いているのだ。
そんななかで私は自分の存在が、紅(くれない)色の森の中に溶け込んでいくかのような錯覚を覚えたのだった。

角館

2006-10-12 | Weblog
角館に行った。紅葉はまだ。たぶん今月末くらいかしら。しーんとして、色もなく落ち着いた武家屋敷通りをそぞろ歩きながら、秋の一日を楽しみました。このピンぼけ写真でも角館の秋が感じられるかな?

りんご園 パート2

2006-10-08 | Weblog
あまりにもりんご園に感動したので、もう一枚写真をアップ。
りんごの木といえば、なんと言っても思い出すのが「赤毛のアン」。
少女の頃に夢中になりました。

りんご園に行った

2006-10-06 | Weblog
生まれて初めてりんごが木になっているのを見たのだっ!!
そしてこの手で何個も何個ももいだ。もいだりんごがかごに一杯。それがこの写真。りんご園はとても夢のある場所だった。それはチョコレート工場くらい大きな夢がある場所。