宝満山は久しぶりだ。
最後に登ったのはいつだったろうか。
こんな下らないブログでも、唯一、役に立っていることがある。
それが今年の3月23日だった事が分かるし、お節介な、じゃなかった、親切な【花摘みバーサン】と出会った事まで思い出させてくれる。
そうだそうだ、そうだった。
約半年ぶりにこの鳥居をくぐるって事だ。
やあ、ヤックル元気かい。
あ、無論そんな名前ではない。そもそも、名前が付いているのかも知らぬ。
私が勝手に言っているだけである。
宝満山登山のしきたりは、まずこの竈門神社に参拝してから登らねばならない。
登山道は基本石段である。
これって、下りは結構膝に来るんだよね。
膝に不安がある私は、下りは超慎重に降りたのは言うまでもない。
数か所に水場がある。
ゴクゴクゴク
プアー、生き返るぜ!
この階段というか梯子、前回まではなかった。
そういや、何か工事してたけど、こうなったのね。
20m程ショートカットしてくれるようだが、
必要?
何とも距離感が微妙である。
振り返り坂。
あ、これも私が勝手に言っているだけだ。
この場所まで来ると、一気に視界が開けるからだ。
遠く、博多湾まで一望である。
この石段辺りが、宝満山では一番きつい所かもしれない。
上を見ると心が萎えそうになる。ひたすら足元を見て、一歩ずつ登ろっと。
中宮跡到着。
頂上はもうすぐだ。
山頂到着。
山頂には上宮がある。
無論、ここでも手を合わせ、
・・・てなかった。
しもた。
暫し休憩。
三郡山に行くには、こちらから降りるか、反対側の鎖場のどちらかを降りて、一旦登山道に出なければならない。
梯子を下り、垂直に切り立った断崖の根っこを通り、三郡山への縦走路に出る。
そこから先は、尾根道をひたすら上ったり下りたりの繰り返しである。
仏頂山
所々に顔を出す粘土の道。
滑りやすい。
そういや前回、ここを歩いた時、思いっきりすっ転んで、泥だらけになったっけ。
何かいつも、転んでばっかりだよ。
細い尾根道を行く。
頭巾山。
登山道から100m程入り、僅かばかり上ると頂上がある。
三郡山が見えてきた。
ここまでの景色に比べ、思いっきり人工的な白い建物が眼前に迫ってくる。
三郡山は、国交省や自衛隊のレーダー基地となっているのだ。
施設のフェンスの脇を通り、少し登った先に頂上がある。
写真では確認しづらいが、遠く有明海まで見渡せる。
今日は確認できなかったが、雲仙普賢岳もハッキリここから見える。
昨日は食えなかった山飯も食ったし、ぼちぼち帰るべ。
てくてく歩いて戻っていると、少々薄気味悪い黒いキノコが。
家内が図鑑で調べたところ寄ると、
「ニカワハリタケかもね。」
という事である。
それがそうなら、食べられるそうだ。
キャンプ場まで降りてきた。
宝満山は紅葉はもう少し後かな。
おっと、
最近、山登りの時間を書き留める事にしてたっけ。
アプリアプリと・・・
えーと、
往復、休憩を入れて4時間34分だった。