5月11日
旅も中盤。
この日は西表島である。
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所謂、観光会社が企画する周遊パックを楽しみたい。
この小さな船が、私達が乗り込む船だ。
天候は終日雨。
風はさほど強くは無いが・・・
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外洋に出るとこの高波である。
船が大きく傾く度に、船内から悲鳴が上がる。
ダダダ、大丈夫か!
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ただでさえ少なくなった髪が、更に150本ぐらい抜けた頃、何とか西表島到着。
すると、もっと小さな船に乗り換えろと言う。
ゴクリ
大丈夫か!
何て、
これから仲間川を遡上し、マングローブ見学ツアーなのだ。
もう、あんな大きな揺れはない。
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おお!
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水上に突き出ているのは、気根である。
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数年前の大きな台風で、かなりの数のマングローブが流されたという。
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因みに、マングローブとは、特定の種を指す言葉では無く、
「こんな汽水域で、群落を形成している木々の総称となっております。」(ガイド)
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ダイサギ?
遠くてよくわからない。
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台風で倒れたマングローブの後ろには、あたらしい新芽が沢山。
「傷ついたマングローブの森が、再生している姿です。」(ガイド)
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この大きく横に伸びる根は、板根と言うらしい。
「あの木は、森の巨人たち百選に選ばれております。」(ガイド)
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船から観光バスに乗り換えて次の目的地へ。
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水牛車に乗り、由布島まで海の中を渡っていく。
大丈夫か!
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無論、大丈夫である。
何しろ牛さんが、台車を引っ張りながらオシッコするくらいだ。
のんびりしたものである。
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由布島到着と同時に、昼食が用意されていた。
よく見ると、あの邪悪なるカボチャが潜んでいるではないか。
私はカボチャなど、箸で触れるのさえ嫌である。
「すぐに俺の目の前から消してくれ。」(私)
「あー、せからしか。」(家内)
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昼食の後は、出発時間まで自由行動。
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この温室では、八重山固有の蝶が飼育されている。
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この旅で初めて見る事が出来た、オオゴマダラや、
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スジグロカバマダラ。
そしてそして、
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「あ、リュウキュウアサギマダラいるよ。」(家内)
「ドヒャー!」(私)
パシャリ
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竹富島では何度か遭遇するも、悉く撮影に失敗したリュウキュウアサギマダラである。
イエーイ (^-^)v
目標達成だ。
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出発時間が迫ってきた。
最後にルイ君を撫で撫でしたら、
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迎えに来ていた水牛車で、のんびり揺られて帰る。
西表島を離れ竹富島へ。
復路は高波も収まり、私の髪の毛がこれ以上抜ける事もなかった。
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竹富島では、グラスボートで珊瑚礁見学である。
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「世界の珊瑚の種類で、その約半数がこの海に生息していると言われております。」(船頭)
「へえー」(一同)
こんなパックも、たまにはいいもんだ。