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Tシャツとサンダルの候

トキソウ揺れて 2023

こんな山奥の林道にいる。



この付近で以前見かけた花を探したいと、車を降りて歩きだす家内。

ただし、この付近と言うだけで、曖昧な記憶しかなく、探すには、それ相応の距離を歩く覚悟が必要だ。

となると、見つけた後、車まで戻るのが一手間となる。


「だからオッチャンは、後ろから車で着いてきて。」


何たる身勝手さ!

事もあろうに、自分の歩行速度に合わせて、車で着いて来いと言う。

それどころかヤツは、何か見つける度に、私を手招きし、

「これを撮れ。」

と命じる。

その度に私は車を停車させ、カメラを抱えて急行せねばならぬ。



「これ撮って。オオバウマノスズクサ。」




タツナミソウ

「一応これも。」



朴の花

「これも」



カワラヒワ

この一枚は、私の自主的ショットである。


結局お目当ては見つけられなかったらしく、私の2kmに及ぶ家内追尾は、徒労に終わった。



場所を移動。



いつもの湿原である。

この時期の湿原の主役は、



トキソウだ。



今年も湿原全域で、可憐な朱鷺色を揺らしていた。






















その他、



モウセンゴケや、




ヒツジグサも、彼方此方で群生が見られた。




カキツバタ




ソクシンラン




ヒメハギ




おや、まだ残ってたか。




モリアオガエルの卵?




松ボックリにこんなのが。



湿原では、蜻蛉も多く見られるようになってきた。



キイトトンボ




モノサシトンボ




青色のイトトンボが、2匹で取り込み中である。

カメラを向けたら、すぐに草叢に消えてしまった。

こんなブレブレしかないが、一応掲載しておく。



ハラビロトンボ


そして、


この日のもう一つの目的、ハッチョウトンボだ。




湿原に夏がやって来た。

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