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Tシャツとサンダルの候

立山黒部アルペンルート

10月30日

この旅のクライマックスがやって来た。



早朝の立山駅。




これから始発のケーブルカーに乗り、美女平へ。

美女平からは、高原バスに乗り換えだ。



室堂平を目指して、高原バスはひた走る。




称名滝




車窓から剱岳が見えてきた。

まさに岩と雪の殿堂である。

雪の剱をこんなに間近で見られて、すでに私は、胸の高鳴りを抑えられないでいる。

もうすぐ室堂ターミナルだ。



室堂平は一面の雪。

狙い通りだ。



今期初のアイゼン装着は、室堂平となった。




室堂平をグルリと一廻り。







晴れ渡る室堂。

ここは雲の上の別天地である。



重要文化財立山室堂。

日本最古の山小屋だ。

「室」は小屋、「堂」は宗教施設を示し、(中略)、現在の建物は享保年間に建てられ・・・云々とある。

室堂平の地名の起こりでもある。



立山が目の前を屏風のように塞ぐ。




みどりが池

全面氷結している。









血の池

と言う割には、こちらも氷結してしまい、血の色はちっとも見えないが。



りんどう池




噴気が上がる地獄谷と雷鳥荘。

雷鳥と言えば、

室堂で出会える事を少なからず期待していたのだが・・・

滞在中はずっと辺りに目を凝らし続けたが、ついにその夢は叶わず。

残念!!

もう一度言う。

残念!!






みくりが池

ほぼ無風で水鏡もバッチリ。



雪面に残る一筋の足跡。


名残は尽きぬが、次の予定もある。

そろそろ移動しよう。

トロリーバスに乗り込み、立山の真下を穿つトンネルを抜けたら、



大観峰である。

目の前には、後立山の名峰達がズラリと立ち並ぶ。



大観峰からはロープウェイで黒部平へ。




黒部平。

後ろに聳える山は立山。

但し室堂で見ていたそれの裏側となる。



黒部平からはケーブルカー



終点黒部湖のトンネルを抜けると、

そこは、



黒部ダムだった。



堰堤の上で、立山にスマホを向けるオバサン。

「おい、とっとと行くぞ。」






ヘルメットとスコップを装備するくろにょん。

さすがは黒部ダムのマスコットキャラクターである。



展望テラスまで登ってきた。

眼下に見下ろす黒部ダム。



黒部ダムから立山駅までは、逆ルートで引き返すのみ。




美女平。

雲海の下は当然こんな有様である。



少し美女平駅の周辺を歩いてみた。




最後に紅葉も楽しめて、言うこと無しである。

これで雷鳥やオコジョに出会えてたら・・・


「次は夏場に来ようぜ。歩けなかった弥陀ヶ原と、室堂に絞って。」

「おう!」


お風呂は太閤の湯 900円はちと高い。

宿泊は道の駅カモンパーク新湊。

走行距離201km 累積走行距離2236km

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