7月6日
下界の気温が35度に迫る日、私達は暑さを逃れてここにいる。
長者原ビジターセンター
傍らのナツツバキが満開である。
爽やかな風が吹くタデ原湿原。
早速散策開始だ。
ヒメユリみっけ!
クサレダマ
『腐れ玉』と思いきや、『草連玉』だそうだ。
何とも誤解を受けそうな和名である。
和名変更を提言したい。
木道の杭に止まるホオアカ発見。
囀りながらも、時折こちらを見つめるホオアカ君。
何とも可愛らしい。
こちらは別のホオアカ。
なにも、こんな不安定な所に、止まらなくても・・・
そう思うのは人間だけで、この危うさがお気に入りなのか、ここでは何羽も、このスタイルを見かけた。
湿原に、ハンカイソウが目立ってきた。
ノハナショウブの群落も。
カキラン
ミズチドリ
キスゲ
森のすぐ側までやって来た。
湿原を見下ろすテラスで昼ご飯である。
道の駅玖珠で買った、赤鬼パンをガブリ。
パンをかじっている目の前から、しきりと囀りが聞こえてくる。
どうやらこっちは、ホオジロのペアのようだ。
周りはホオアカだらけなのに、居心地悪くないのかね。
↑コメントにて指摘あり。ささっと訂正しておく。
カワトンボの仲間?
昼ご飯の後は森の中へ。
葉が生い茂った森は、天然のクーラー。
実に快適である。
ただし、
葉が生い茂る状況は、別の問題も生じる訳で…
キターーー!
オオアカゲラやん。
カ、カメラ、カメラ。
大慌てでファインダーを覗くも、
「あーもう、葉っぱが邪魔!!」
アタフタしているうちに、どこかに飛び去り、撮れたのはこれ一枚きり。
夏の探鳥はまことに難しい。
トチバニンジン
ミヤマカワトンボ
ツチアケビ
ショウキラン
いつまでも森の中を歩いていたいが、そうもいかぬ。
そろそろ、灼熱の久留米に戻らなきゃ。