ミノタウロスの迷宮

徒然なるままに日暮らしブログに向かいて心に移り行く由無し事を
そこはかとなく書き作れば怪しうこそ物狂ほしけれ

賞味期限女子

2009-03-08 14:33:02 | 徒然
「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」
フランスの女性作家シモーヌ・ド・ボーヴォワールが著書の『第二の性』で書いた有名な言葉です。
確かに「女性になるために」、そして「女性でいるために」、必要な条件はとても多いものです。

「賞味期限女子」は「いつまでも女でいたい」し、「女として輝いていたい」から、「女として終わりたくない」と、
「女の賞味期限」を恐れ、それに振り回されます。

女性同士で「私がウエストがゴムのスカートをはくようになったら指摘して」などと言い合うのも、よくあることです。
ゴムのスカートをはくようになったら、自分の体形やファッションに気を使わないオバサンになって「女を降りてしまう」と思っているからです。

「女を捨てる」「女を降りる」「女を諦める」というのは女性同士の相互監視の結果でもあるのです。
しかし、女は捨てようとして捨てられるものではありません。
女を捨てたら男になる、というわけでもありません。

そこで、女の賞味期限はいつなのだろうかと言うことが問題になります。
賞味期限を過ぎたら「オバサン」ということなのでしょうか。
賞味期限を気にする女たちがいるのは分かったし、女子高生がブランドだと言うのもあるし、
とかく女はよく分からん。

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