or
There must be more to life
これもモーリス・センダックさん。
細い線で細かく書き込んだ白黒の絵がきれいです。
主人公の犬はセンダックさんのお家の犬がモデルの、モップみたいな犬(なんて言うんだっけこういう犬)
一回読んで、辞書無しで読んで、?って思って、次に、辞書を引きつつ、時々声に出してみたりしたら、おぉ、と思いました。
このお話は元ネタがあって、Higgledy-piggledyっていうマザーグース。
この元ネタも読んでから英語で読むと、さらにおぉ、なるほどです。
ただ、個人的にはこのHiggledy-Piggledyも???ってなるよくわからない歌です。
昔日本語訳読んだ覚えがあるんだけど、どうやって訳してたか思い出せない。
英語的にはこの絵本、とにかく同じ意味の単語がたくさん。
元ネタにある表現が散らばっているのもあって、マザーグースを知っているほうがすごく楽しめる。
たとえば、うなるとか吠えるとか叫ぶとかそういう意味の単語。shout やscreamの他に
howl, growl、snarl,yap、roar,
他いろいろ出てきます。このマザーグースのこの並びも
snapping, snarling, growling,
出てきます。
あと、
hustling and bustlingとか、どこか詩的です。
ただ、こういう表現に関しては、犬のジェニーはとんちんかんな受け答えをします。
ジェニーのとんちんかんも、英語に慣れていないせいなのか、とんちんかんなのは分かるけど、何を言って?ってちょっと考え込むところもありました。
文法は難しくない。どの文も短文で複雑な構造の文はなかったと思う
表現は面白いです。単語がポンポン変わるので、まぁ、シチュエーションから想像で、辞書無しで読めますが、コレもコレもあぁ、やっぱり同じ意味の言い換えかって思いながら読むのもありかも。
絵はきれいだし、お話も面白い・・・・・・というか、これも振り返って噛み締めることの出来る絵本です。
メッセージ性はありますが、直接的でないので、おもしろいです。
タイトルはHigglety pigglety pop or there must be more to lifeですが物語は、
Once she had everything
から始まります。
主人公の犬のジェニーは I have everything. とみんなに対して言います。
最初に会ったブタに経験も?って聞かれて、経験を手に入れに行きます。
こういう、ちょっとちぐはぐな会話のままずっとすすんで行きます。
対称年齢はいくつくらいなんでしょうか?
今までのよりはちょっと上め。
話も長くて、単語も多いです。
ところで、マザーグースって、そんなに子どもが親しんでいるんだろうか?
うちには谷川俊太郎の訳の5冊セットがいつの間にかあったので、一通り読んだと思う。
好きな歌も確かにあった。特に小さい頃は、なんか凄惨な歌、例えば一人の男が死んだのさ、とか(だらしのない男だったから、バラバラのちらかしっぱなしで見つかる。右手がベッドの下とか、詳しくは覚えてないけど、まぁとにかく出しっ放しの散らかしっぱなしで、みんなでがんばって探したけど、結局左腕だかどっかが見つからなかったって話)二人で丘に水をくみにいって、滑って転んで死んじゃったとか、有名な、『おとこのこってなんでできてる?おんなのこってなんでできてる?』とか。なんていうか言葉とシチュエーションの今思うとシュールな残酷さが面白かったとは思う。
焼いたパイの中からツグミが5羽飛び出してくる、とか。
他にもいろいろね。
でも、英語の文学読むと、よく自然にネタというか、なぞる形で出てくると言われていますが、英語圏の子ども達って本当にみんなそらんじられる歌が何編もあるんだろうか?
まぁ、子どもって、死んじゃったとかそういうの、好きだと思うけどね。なんというか、良くない言葉なのは分かっていて、唱えてみる事にちょっとした興奮があるというか。上で出している『一人の男が死んだのさ』、とか大人の前で好きって言えないけど、親の目のないところでこっそり何度も読み返したりした覚えがあります。
歌にして使ってみると大人の前でも言えちゃったりね。
そう言う意味で、変に何かが死んだりする歌ばっかりよく覚えられて残っているのかな。
実家にあるんだけど、ちょっと読み返したくなりました、マザーグース。
谷川俊太郎の訳は、絵もいい雰囲気を出していてお勧めです。
There must be more to life
これもモーリス・センダックさん。
細い線で細かく書き込んだ白黒の絵がきれいです。
主人公の犬はセンダックさんのお家の犬がモデルの、モップみたいな犬(なんて言うんだっけこういう犬)
一回読んで、辞書無しで読んで、?って思って、次に、辞書を引きつつ、時々声に出してみたりしたら、おぉ、と思いました。
このお話は元ネタがあって、Higgledy-piggledyっていうマザーグース。
この元ネタも読んでから英語で読むと、さらにおぉ、なるほどです。
ただ、個人的にはこのHiggledy-Piggledyも???ってなるよくわからない歌です。
昔日本語訳読んだ覚えがあるんだけど、どうやって訳してたか思い出せない。
英語的にはこの絵本、とにかく同じ意味の単語がたくさん。
元ネタにある表現が散らばっているのもあって、マザーグースを知っているほうがすごく楽しめる。
たとえば、うなるとか吠えるとか叫ぶとかそういう意味の単語。shout やscreamの他に
howl, growl、snarl,yap、roar,
他いろいろ出てきます。このマザーグースのこの並びも
snapping, snarling, growling,
出てきます。
あと、
hustling and bustlingとか、どこか詩的です。
ただ、こういう表現に関しては、犬のジェニーはとんちんかんな受け答えをします。
ジェニーのとんちんかんも、英語に慣れていないせいなのか、とんちんかんなのは分かるけど、何を言って?ってちょっと考え込むところもありました。
文法は難しくない。どの文も短文で複雑な構造の文はなかったと思う
表現は面白いです。単語がポンポン変わるので、まぁ、シチュエーションから想像で、辞書無しで読めますが、コレもコレもあぁ、やっぱり同じ意味の言い換えかって思いながら読むのもありかも。
絵はきれいだし、お話も面白い・・・・・・というか、これも振り返って噛み締めることの出来る絵本です。
メッセージ性はありますが、直接的でないので、おもしろいです。
タイトルはHigglety pigglety pop or there must be more to lifeですが物語は、
Once she had everything
から始まります。
主人公の犬のジェニーは I have everything. とみんなに対して言います。
最初に会ったブタに経験も?って聞かれて、経験を手に入れに行きます。
こういう、ちょっとちぐはぐな会話のままずっとすすんで行きます。
対称年齢はいくつくらいなんでしょうか?
今までのよりはちょっと上め。
話も長くて、単語も多いです。
ところで、マザーグースって、そんなに子どもが親しんでいるんだろうか?
うちには谷川俊太郎の訳の5冊セットがいつの間にかあったので、一通り読んだと思う。
好きな歌も確かにあった。特に小さい頃は、なんか凄惨な歌、例えば一人の男が死んだのさ、とか(だらしのない男だったから、バラバラのちらかしっぱなしで見つかる。右手がベッドの下とか、詳しくは覚えてないけど、まぁとにかく出しっ放しの散らかしっぱなしで、みんなでがんばって探したけど、結局左腕だかどっかが見つからなかったって話)二人で丘に水をくみにいって、滑って転んで死んじゃったとか、有名な、『おとこのこってなんでできてる?おんなのこってなんでできてる?』とか。なんていうか言葉とシチュエーションの今思うとシュールな残酷さが面白かったとは思う。
焼いたパイの中からツグミが5羽飛び出してくる、とか。
他にもいろいろね。
でも、英語の文学読むと、よく自然にネタというか、なぞる形で出てくると言われていますが、英語圏の子ども達って本当にみんなそらんじられる歌が何編もあるんだろうか?
まぁ、子どもって、死んじゃったとかそういうの、好きだと思うけどね。なんというか、良くない言葉なのは分かっていて、唱えてみる事にちょっとした興奮があるというか。上で出している『一人の男が死んだのさ』、とか大人の前で好きって言えないけど、親の目のないところでこっそり何度も読み返したりした覚えがあります。
歌にして使ってみると大人の前でも言えちゃったりね。
そう言う意味で、変に何かが死んだりする歌ばっかりよく覚えられて残っているのかな。
実家にあるんだけど、ちょっと読み返したくなりました、マザーグース。
谷川俊太郎の訳は、絵もいい雰囲気を出していてお勧めです。