やる気ってどこで買えるでしょうか。
とりあえず、学会の要旨、今週の研究室セミナーの予習、自主ゼミの予習だけは今日中に。
明日こそ、本当に明日こそ、論文のfigure直しと、次論文のfigure整理を必ず。
明日の午後は実験準備もするぞー!!
さっきミクロネシア連邦の憲法読みました。
ミクロネシア連邦ってどこ?とか思ってしまった。
オーストラリアのちょっと上ぐらい。
小さな、世界地図で見たら本当に点がぽちぽち打ってあるようなところ。
憲法前文の
The seas bring us together, they do not separate us.
海が我々を1つにする。海は我らを分つものではない。
的な?訳は適当ですが、かっこいいなぁ。とか思って。
海が我々を1つにするってちょっと新しい感覚ですよね。基本的には境界線で、距離感にそのまま変わると思うから。
呉から、しまなみ海道(?)かどうか分からないけれど見える島々や四国はやはり地続きでの距離に対してひどく遠く感じると思った。歩いて行く事はできても、海を越えるのは生半可な事ではないものね。
同じ海を共有する我々は1つだ、ってことでしょうか。
win-winとか牽制もいいですけどね、日本海沿岸の国々(日本も含めてね)もそう言う精神の欠片の欠片くらいは持てるといいのにね。まぁ、実際は他国同士だからそんなことも言ってられないですが。変に理想なんか語ると、バカだけ見せられるってまぁ、どの国も分かってますからね。
ちょっと続きも。憲法全文ってまぁたいがいいい事かっこいいことがいっぱい書いてあるもんだけど、コレも素敵です。
ミクロネシアって、まぁ、歴史ちょっと見てみたら、スペインからドイツへその後第1次世界大戦の後日本へ権益が移っています。
貿易拠点として、第一次世界大戦後日本もかなり力を入れ、太平洋戦争の折りは拠点として基地を置き、その結果アメリカにボッコボコに攻め落とされます。その後アメリカの保護下から独立するわけです。
Our ancestors, who made their homes on these islands, displaced no other people. We, who remain, wish no other home than this. Having known war, we hope for peace. Having been divided, we wish unity. Having been ruled, we seek freedom.
この島に住み着いた我らの先祖は他者を追い出したりしなかった。そして、今ここに残りここに住む我らはこの地のほかは望まない。戦争を経験したからこそ平和を、分割されていたからこそ1つになる事を、そして支配されていたからこそ自由を望む。
前記事で分詞構文って、とか書きましたが、こんな正式な文書で使われるってことは、別に省略しちゃったくだけた言い方とかじゃないんですね。
戦争に巻き込んでしまった国としてはなんとも心痛む感じですが、最初の一文も独立相手国のアメリカに向かってなかなか痛烈だなぁ、とか感じたり。なんかアメリカ人とかに対する皮肉みたいに感じてしまった。まぁ、アメリカだけじゃないしね。良くないよ!!っていうための憲法なんだろうけど。
というか、ミクロネシアの歴史を見ていて、初めて思い至ったんですが、太平洋の島々って全然関係ないはずの戦争に文字通り巻き込まれてしまったんですね。日本人による教育だとか、経済の発展とか、まぁ、そう言うのは学校で教わりましたが、日本国土に届く前にぼこぼこに空襲されて、たたき壊されたのってこういう日本の中継基地のある島だったんですよね。アメリカも日本本土じゃ無いからなんて、配慮したとは思えないし。そう思うと教えられるべき事はマリアナ諸島沖で軍船なんとかが沈没とかだけじゃ無いよなぁ、とか感じたり。あの辺りに住んでた人には被害って出なかった・・・・・なんてことは無いよね。わけも分からず巻き込まれた人たちがいたんだろうなぁ。きっと日本人は日本人のこと意外考える余裕なかっただろうし。
今あるこの地の他は望まない。
みんなそうであればいいのにね。
あぁ、今あるこの地の線引きでけんかしてんのか。そうか。
とはいえ、今のミクロネシアは外交も一部アメリカに委任。経済もアメリカの援助が半分くらい。輸出のメインは日本。
そして人口の2割は日系人らしい。なんか納得。
Micronesia began in the days when man explored seas in rafts and canoes. The Micronesian nation is born in an age when men voyage among stars; our world itself is an island.
ミクロネシアは人類が筏やカヌーで海に漕ぎだした時代に始まった。そしてミクロネシア連邦国は人類が宇宙へ旅に出る時代に生まれた。つまり、この世界を宇宙に浮かぶ1つの島としてとらえる時代に。
ここまで行くと、理想を通り越して、夢も遥か飛び越えて妄想になってしまっている現実が悲しい。まぁ、言ってる事はかっこいいよね。
はぁ、現実逃避って熱が入るなぁ。