読み終わりました。
1巻もそうでしたが、読み易い文体でするする読める。
雰囲気も好み。
ただ、個人的には1巻の方がより好みでしたかね。
好みの問題というよりは、お腹いっぱい感に問題があるのかもしれない。
この間ラジオであるアーティストの方が、
「コンサートはあともうちょっときいていたかった」
くらいの状態で帰るのが、一番余韻が長く残って、長く楽しんでもらえて結果的に満足度が高い。そこを超えると、余韻が引かなくなってくる。
みたいな話をしていて、
よく続編が出て、その続編が1巻目同様よくできていても、どこか満足感が違うのは、こういう感覚から来るのかなぁ、と思いました。
やっぱり最後の一文読み終えて、本を閉じたあとの、何とも言えない読後感というのは、その後本を思い返す時に一緒にわく感覚で、個人的にはどこがどう面白かったという具体的な感覚よりずっと大事な気がするので。
そう言う意味では個人的には1巻の方が好きですね。
というよりは、2巻ではよりキャラクターに感情移入した結果、もっと奇跡がおこってもいいでしょう?っていう気がするのかもしれない。
個人的には、現実に即した話の場合、完全にあり得ない話よりも、あり得るぎりぎりラインであり得ない話の方が、読んだ時の違和感が大きいと思う。私的にこの2巻はそのラインあたりにちょうど当たってしまった感じと言えばいいのか。現実の無情性とキャラクターそれぞれの行動等が、現実的で飛び抜けた奇跡を作らないプロットの範囲内にすべてきちんとおさまっているのに、どこか違和感と指摘するほどでもないような違和感がわいてしまって。
まぁ、でも奥様かわいかったし。
キャラクターはみんな個性的で。
やっぱりきちんと楽しめました。
淡々とした文体の中で、山あり谷ありで楽しませてくれるいい本だと思います。
1巻もそうでしたが、読み易い文体でするする読める。
雰囲気も好み。
ただ、個人的には1巻の方がより好みでしたかね。
好みの問題というよりは、お腹いっぱい感に問題があるのかもしれない。
この間ラジオであるアーティストの方が、
「コンサートはあともうちょっときいていたかった」
くらいの状態で帰るのが、一番余韻が長く残って、長く楽しんでもらえて結果的に満足度が高い。そこを超えると、余韻が引かなくなってくる。
みたいな話をしていて、
よく続編が出て、その続編が1巻目同様よくできていても、どこか満足感が違うのは、こういう感覚から来るのかなぁ、と思いました。
やっぱり最後の一文読み終えて、本を閉じたあとの、何とも言えない読後感というのは、その後本を思い返す時に一緒にわく感覚で、個人的にはどこがどう面白かったという具体的な感覚よりずっと大事な気がするので。
そう言う意味では個人的には1巻の方が好きですね。
というよりは、2巻ではよりキャラクターに感情移入した結果、もっと奇跡がおこってもいいでしょう?っていう気がするのかもしれない。
個人的には、現実に即した話の場合、完全にあり得ない話よりも、あり得るぎりぎりラインであり得ない話の方が、読んだ時の違和感が大きいと思う。私的にこの2巻はそのラインあたりにちょうど当たってしまった感じと言えばいいのか。現実の無情性とキャラクターそれぞれの行動等が、現実的で飛び抜けた奇跡を作らないプロットの範囲内にすべてきちんとおさまっているのに、どこか違和感と指摘するほどでもないような違和感がわいてしまって。
まぁ、でも奥様かわいかったし。
キャラクターはみんな個性的で。
やっぱりきちんと楽しめました。
淡々とした文体の中で、山あり谷ありで楽しませてくれるいい本だと思います。