エアファイターコレクション トーネードIDS

　HachetteエアファイターコレクションVol.34トーネードIDSです。

　可変翼という共通項を持ちながら、未来的な姿のF-14と違って、いさぎよいまでに無骨なスタイルです。レーダーに捕捉されようがお構いなしといった感じの大きな垂直尾翼もかっこいいです。


　ところがこのハシェットのトーネード、主翼が後退状態のまま動きません。主翼の角度に合わせてミサイルや増槽が進行方向を向くというギミックは完全に無視していいよ、という気持ちでしたが、可変翼のはずが動かないという、一番避けてほしい仕様でした。


　というわけで模型的には実機の半分しか魅力を伝えていないという今回のモデル化となりました。

　Hachetteエアファイターコレクション トーネードIDSでした。

JAL旅客機コレクション B747-400

　DeAGOSTINI JAL旅客機コレクションNo.４　ボーイング７４７－４００です。

　前回に続いてJAL旅客機コレクションです。今度は最も名高いジェット旅客機として君臨してきたB747です。

　B747-400は2階席が後方まで長く伸びた最後期の機体ですね。特徴に富んだスタイルが更に強調されています。

　新しい時代の機種と比べると小さなエンジンポッドです。エンジン一基でも飛行できるそうですが、やはりエンジン四基は必要と感じさせる機体のボリュームです。


　JAL旅客機コレクション　ボーイング７４７－４００でした。

JAL旅客機コレクション B787-9

　DeAGOSTINI　JAL旅客機コレクションNo.1　ボーイング787-9です。

　デアゴスチーニから魅力的なシリーズがリリースされました。1／400スケールの旅客機コレクションです。創刊号はB787と最も新しさがある機体です。


　旅客機は横から見ると機種の区別が付きにくいですが、上面から見るとB787は鋭く、細い主翼となっています。もはやSF的と思えるほど新しさを感じます。

　細やかなプリントが実機の重量感を伝えています。脚は出た状態なので駐機姿勢となります。


　JAL旅客機コレクションNo.1　ボーイング787-9でした。

F1マシンコレクション メルセデスW196

　DeAGOSTINI F1マシンコレクションVol.58　メルセデスW196 1955です。

　ボディが美しい曲線でデザインされていた頃の自動車ですね。チェック模様のシートがおしゃれです。ボディの溝が深く、単純な構成なので簡単にスミ入れをしました。

　右側面に排気管が見えています。ワイヤースポークは価格なりに、よい造形となっています。

　まるでツーリングカーのようなデザインですが、運転席はセンターにあります。意外なことにF1の外見的な特徴である「タイヤが露出していること」という規定は、この頃はなかったようです。

　タイヤを覆うデザインは空力性能は良かったようですが、重量がかさみ、斜め方向の視界が悪かったようで、シーズン途中でタイヤを露出させたボディに変更されてレースにのぞみました。

　リアからの眺めも美しいです。盛り上がったフェンダーがダイナミックに伸びています。

　フロントからの眺めもムードたっぷりです。ミニカー的には、メタリック塗装が強くて、少しボディの厚みを感じさせる気がします。

F1マシンコレクションVol.58　メルセデスW196 1955でした。

hachetteル・マン24 BMW 3.5CSL

　hachetteル・マン24時間レース　カー・コレクションvol.13 BMW 3.5CSL 1976です。

　サイドから見ると巨大なチン・スポイラーとリア・スポイラーが目立ちますが、全体は量産車の面影を多く残しています。

　大きく膨らんだ大迫力のリアフェンダー。しかし車高が下げられていない（そういう規定？）ので意外に普通の車っぽい感じがします。ミニカー的にはヘッドライトが少しずれています。

　迫力のリア・スポイラー。あれ、リアの「ALPINA」ロゴが斜めになっています。

　車体サイドから排気管が突き出ています。こちら側は「BOSCH」ロゴが斜めになっています。


　デカールのラインが意外と面倒だったり、ピラーのモールを塗るのが大変だったりして疲れちゃったんでしょうかね。エラーの多いミニカーでした。

　ル・マン24時間レース BMW 3.5CSL 1976でした。