鹿部と宝麝15人は、直ぐに刀を抜き、戦う体勢に入った。
慶介達は40人いた。40人は、鹿部達を取り囲んだ。
鹿部達は、これでもかと言われるほど、斬り殺された。
交渉の場についた、鹿部と宝麝は、一気に察知した。
鹿部「殺されるぞ、これは」
宝麝「今から戻っても、追いつかれるじゃろう」
絶体絶命の、ピンチだった。
慶介達は、すぐに外に出陣し、鹿部と宝麝達を、取り囲んだ。
慶介「切るのだ！」
均「確実に、やれ！」
均は、この後の、酒池肉林を、妄想していた。
鹿部は、渋々承諾し、宝麝含む計15人で、行く事にした。
鹿部「緊張するのう」
宝麝「大丈夫じゃ。やられはせん」
しかし、慶介達は、これを時間稼ぎと見抜き、全員斬り殺す事にしていた。
32歳の慶介は、もう、33歳になる手前だった。
夏優子様は、慶介を見守る事にし、正義様や、霊界の坊主達もそうする事にした。
鹿部「着いたぞ」
宝麝「そうじゃのう」
北の豪族は、間者を使い、作戦を練っていた。
それは、どうしたら、慶介達を倒せるかについてのものだったのである。
北の豪族「時間稼ぎに、交渉をしてみよう。上手く行くかもしれん」
その部下達「そうですな。ならば、鹿部を立てます」
鹿部は、殺されるかもしれないので、嫌がった。
鹿部「宝麝『ほうじゃ』は、どうですか？」
斬られる妄想をした鹿部は、拒否する事にした。
慶介達、西の豪族は、北の豪族とぶつかり、先ずは、1戦目を勝利した。
奪い取った城で、酒池肉林をしていた。
思えば慶介の人生は、不思議である。
均「ひとし」は、こう思っていた。
まだ32歳。死ぬにしては、早すぎるし、女を知らん。流石は、元坊主だと。
慶介は胸騒ぎがしていた。
不思議と、剣道をしてしまう。
