
元旦に出勤しているので、是非皆さんにも是非
知ってほしいと思うことがありますので少し書きますね。
今上陛下が元旦に行う四方拝
起源は明確には分かっていませんが、文献に見える初例は、『日本書紀』に記された、皇極天皇(こうぎょく・てんのう)が雨乞いのために四方拝を行ったのが最初とされています。千四百年前のことです。元旦四方拝は、平安初期の嵯峨天皇の御代に始まったとみられ、中世、近世にも京都御所の清涼殿東庭で続けられてきた。上記の画像はその当時を描いたものです。左上の柱の陰に顔が隠れているのが天皇陛下で、 「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」という天皇陛下だけの束帯装束が見えます。
現在は
大晦日の夜、天皇陛下はお体を清め、元日の寅の刻(午前4時ごろ)より準備にはいられ、。黄櫨染御袍と呼ばれる天皇陛下のみが着ることが出来る特別な装束を着て、皇居の宮中三殿の西側にある神嘉殿の南側の庭に設けられた建物の中に入り、午前五時三十分に開始。伊勢の神宮の皇大神宮・豊受大神宮の両宮に向かって拝礼した後、続いて四方の諸神を拝する。
そして
秘密の呪文を唱えられます。
全ての災厄の一身に引き受けられ、浄化したいというご決意を表す呪文
賊冦之中過度我身(賊冦の中、我が身を過し度せよ)
毒魔之中過度我身(毒魔の中、我が身を過し度せよ)
毒氣之中過度我身(毒氣の中、我が身を過し度せよ)
毀厄之中過度我身(毀厄の中、我が身を過し度せよ)
五急六害之中過度我身(五急六害の中、我が身を過し度せよ)
五兵六舌之中過度我身(五兵六舌の中、我が身を過し度せよ)
厭魅之中過度我身(厭魅の中、我が身を過し度せよ)
天皇陛下が、国民、国家の災い等の悪いものは、皆ことごとく我が身を通れ~という呪文です。
凄い!って皆さん思われませんか
今朝もこの宮中祭祀を今上陛下は行われたのです。
皆さん~
これが 皇歴2676年の日本の姿なのです。
この御心が 天皇が2000年の長きに渡り、常に国の中心にあらせたものとだと思います。
そしてこれこそが日本人として 皇室を敬う国民の気持ちなのです。
是非、
我が子に このとこを伝えてほしいと思いまして
真面目なことを書きました。
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