苦笑問題

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列車脱線事故考察 その1

2005-04-25 20:04:01 | 社会
JR福知山線 (通称宝塚線) の脱線事故の裏にあるものは・・。

関西はJRと私鉄が並行して走っているところが多い。
宝塚ー大阪間も阪急宝塚線と競合する。
国鉄末期には私鉄との運賃が倍くらいに拡がっていた。
そこでJR西日本は複々線の強みを利用するなどしてスピードを売り物にしてきた。

2002年の11月には人身事故で救助中の救急隊員が現場で列車にはねられる事件があった。
ダイヤを優先するあまり、列車をストップさせなかったことが大いに問題となったが、
いまだにJR西日本にはスピード最優先の暴走族体質が残っているといわざるを得ない。

今回、若き運転手は2度目のオーバーランをしでかしたようだ。
大目玉を喰らうことは目に見えている。
尼崎から先は快速も各駅停車となり、そこでロスした時間の回復は望めない。
尼崎にたどり着くまでに少しでも時間を取り戻したい、と焦ったのであろう。

日本航空もダイヤ遵守を優先するあまり、
安全をおろそかにし不祥事を重ねたことが発覚したばかり。
JRも利用者の安全をまず第一に考えてもらいたい。

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