悪しき風習、改善の兆し

抗生物質の注射の前にやる皮膚反応テストについて
厚生労働省が意義が乏しいものとする見解を発表。

この前、病院でお世話になった時も、テストを受けたが、
私の主治医は、
「こんなもんやってるの日本だけ。
もしトラブルになった時、やってないと裁判で負けることがあるから、
仕方なくやってるだけ。」
とぼやいていた。
製薬会社も、テスト用のアンプルを準備せねばならず、
大きな負担なんだとか。

他にも、傷口も消毒するなとか、
手術前の毛剃りは不要とか、
世界的には常識なのに日本ではだらだらと続けている悪しき慣行があるらしい。

一つでも正常化というか、世界の基準に合わせたことは
遅きに失したとはいえ、医療を受ける側としては歓迎したい。