ロケ弁当/仕出し弁当の【みねや】は店舗名が【花信~かしん~】になりました

MC様,出演者様、MR様、クライアント様,VIP様はじめ撮影SF様、イベントSF様にご好評をいただいております。

超豪華弁当でお笑いタレントが覚悟したこと、、、

2011-08-03 20:41:26 | Weblog
最近のロケ弁当は、以前のような格式とか上下の差別や
儀式的なインパクトが無くなりました。

そのひとつが「クランクイン弁当」です。
「祝クランクイン」又は「祝撮入」と書いた熨斗紙をかけた、
普段より豪華か普段より少し上ランクのお弁当を、
それも白いごはんではなく、お赤飯か紅白ごはんで誂えたものです。

今は稀に、ふだんと同じ予算で、それも軽食と変わらない低予算で、熨斗紙だけ掛けて欲しいと注問してくる無頓着な「信じられない」制作さんもいます。

ましてやワンクール中に一度も受注したことが無い番組から、最終日の「クランクアップ」だけ電話がくると噴飯ものです。
 
普段の撮影でも、主役クラスの役者さんとマネージャーさんスタイリストさん、ほかの取り巻きの方々には一段高価なお弁当を、恭しくお配りしている制作の方達からは、そのテキパキしたうしろ姿や、仕事の立ち居振る舞いに誇りと情熱すら見て取れました。

今では、役者さんやタレントさんもスタッフと同じお弁当が振舞われる現場が多くなりました。
やはり神々しい役者さんが少なくなってしまったこともその一因でしょうか。

超豪華弁当で思い出したエピソーどがあります。
あるとき主役用にと3,000円のお弁当の注問が入りました。
メニューに無くても、どんなご注文にもお応えしていた当店は、
「困ったときのみねやさん」と頼りにされておりました。

撮影はボーリング場でヘルメットなどで重装備の防御体制を整えたタレントさんが、ピンの中に顔を出してボールの行方におびえる実況だったそうです。

そしてその方の感想が、
≪今日はずいぶん豪華な弁当を食わせてくれるなと思ったら、こんなに危ない仕事だったのか≫とのことです。

笑えない、そして大笑いのできごとでした。
その方はマラソンでも九死に一生を得て生還されたとのことです。
体を張ってのタレント活動も命がけですね。

今後のご活躍を祈ってやみません。