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王様の耳はロバの耳☆

兼業主婦の独り言~母親業も主婦業もお仕事も同じやるなら楽しまなきゃ~

お酒の魅力~『百人一酒』♪

2006-11-03 10:59:38 | 読んだもの
サラダ記念日で有名な歌人の俵万智さんのエッセイ
百人一酒を読みました

これはお酒が好きな俵さんが自分が飲まれたいろいろなお酒に
ついて語ってらしゃる本です

上質な日本酒は水割りにしても美味しいなんてことも書いて
ありましたよ


私は自他共に認める好きですが(でも最近は送り迎えが忙しいのと
年齢的な事もあってあまり飲めなくなりましたが・・
お酒に関する知識なんてぜんぜ~んなくて単に「美味しいか美味しくないか」
またはアルコール度数が高いか低いか位しかわかりません
飲むお酒も決ったものばかりだし・・・

なのにこの本を読んでいるとまるで疑似体験している
ような錯覚に陥ってしまいました

後書きに「本書を読んで、なんだかお酒が飲みたくなって
くだされば本望です。」と書かれていましたが、
まさにその思惑どおり、たまには良いグラスを買って
(グラスでお酒の味が違うそうですよ
ワンランク上のワインや日本酒が飲みたくなって
しまいました






今も、昔も・・・・

2006-08-16 14:51:05 | 読んだもの
宇江佐真理著聞き屋与平 江戸夜咄草を読みました。
           ~ききやよへい えどよばなしぐさ~


時は江戸、薬種問屋「仁寿堂」10代目当主の与平は息子に仕事を
譲った後の気楽な隠居生活だったが、今まで仕事一筋に生きて来た
男にはそれは苦痛の日々でしかなかった。
そんなある日、ふと耳にした家族に邪険にされている老婆の
「誰か自分の話を黙って聞いてくれないかねぇ」と言う一言が
耳に残り、年老いた自分にもまだ人の話を黙って聞く事なら
できるだろう、それで相手にも喜ばれるならと始めたのが
聞き屋という仕事だった。
与平本人にも誰にも言えないが、ずっと心の奥にしまい込んでいる
心の傷があったのだった・・・・・



物語は聞き屋のお客の話と家族の話がいりまじった
宇江佐さんお得意の江戸の人情もので最後はホロリとさせられて
しまいました

今も昔も人が望んでいる物って根本的には変わらないですね。
いくつになっても、人は自分の思いを吐き出してしまいたい
時が必ずあるのです。

今、ブログがこんなに普及しているっていうのも
みんな自分の気持ちを何とか形にして発したいと
思っているからなんでしょうね・・・

かく言う私もその一人
自分の書きたい事を書いていることで、ずいぶん気持ちが
楽になっています。

こんな私のブログに目をとめて下ってる方がいらつしゃるって
事もすごく嬉しいです

そんな皆様が私の聞き屋さんになるのでしょうね。
本当にありがとうございます~




目からウロコ(@_@)

2006-08-04 14:38:35 | 読んだもの
唯川恵さんのせども、せどもを読みました。

この物語は血縁関係はないけれど、本当の家族以上の絆で結ばれた
祖母、母、そして娘たち2人のそれぞれの愛の形が綴られています

20代後半の理々子と雪緒の恋や仕事のお話も面白かったけど
70歳の誕生日に結婚する事になっていた元芸奴の祖母が
結婚相手が脳梗塞で倒れた後に、相手や親族から例え一緒に
なっても何もしてあげられないし、苦労かけるばかりなので
結婚は白紙に戻して欲しいと言われた時言った
私は相手に何かして欲しくて結婚するわけじゃない。
ただあの人に何かしてあげたいから決心したんだよ

って言う一言には、結婚って事の本来の意味を実感してしまいました。

そうなんだよねっ、結婚って相手が自分にどれだけの事をしてくれる
かで決めちゃダメなんだよね・・・
最初はそんなつもりはなくても、月日を過ごす事になんだか自分が
絶対してると思ってしまうのは、そういう思いがあるからなのかなっ?

そう言えば、赤ちゃんを可愛がって世話して育てるけど、
大きくなったら恩返しして貰おうって本気で考える
親はいないもんね


なんだか目からうろこの一冊でした。

こんな格好良いおばあちゃんになれたらいいなっ





旅行したいなぁ~(#^.^#)

2006-06-22 13:34:17 | 読んだもの
ちびまる子ちゃんでお馴染みのさくらももこさんのエッセイ
「またたび」を読みました

これはさくらさんが作ってらっしゃる雑誌「富士山」に掲載された
旅行モノを抜粋して一冊の本にされたものです。

さくらさんのエッセイはこれまでも何冊か読んだ事がありますが
とっても読みやすくて、最近けっこうじっとりとした
時代小説ばかり読んでいた私には一服の清涼剤のようでした。

所々に書いてある挿絵もとっても可愛いです

旅行モノといってもそこはさくらさんの事、普通の旅行記とは
ちょっと違って観点が面白い

例えばグアム(私が行った唯一の外国)では、なるべく
外に出ないで室内で楽しむとか、宝石商の人と宝石の原石の
見極めをしたりとか、大好きな中国茶をお店が出来るほど
買ったりとか、なんだかとってもワクワクしてしまいます

私がもし海外に行けたら、この時にとばかりきっと
いろいろ観光地を詰め込んだスケジュールを組んで
疲れ果てて、全然リフレッシュにならないと思うので
こんな風なある意味贅沢な旅って憧れてしまいます

美味しい物と綺麗なものと可愛い物、そんなものが
たくさん載っていて読んでいると疑似体験している
気分になれる本でした

余談ですが、私はまるちゃんの声をしている
TARAKOさんを見ると何故かさくらももこさんだと
思ってしまいます

実はさくらさんの顔知らないですよね








ドラマで見たいゾ!「永遠の誘惑」

2006-05-26 13:54:55 | 読んだもの
ちょっと前に女優の小泉今日子さんと亀梨君の熱愛報道が
ありましたが、私はそのニュースをで見た時に
「あ~コミックの永遠の誘惑みたい
と、思っちゃいました。

「永遠の誘惑」は前原滋子さんが連載しているコミックです。

超ベテラン漫画家の前原さんが「大人の女性の為の恋愛マンガ」を
書きたくなって連載を始めたというこのお話。

ストーリーは同級生の息子と恋愛している女医さんのお話です
その男の子は同級生が大学生の時産んだ子なので
実に年の差20歳
まさに亀梨君とキョン2みたいでしょ?

そして、その子の父親は自分が高校時代好きだった人
もちろん知り合った時にはそんな事はお互い全然知らなかった
ようですが、今では本人達はもちろんの事、親友と父親にも
知られてしまいました。

ただ今9巻まで発売中・・・
どうやら12巻位の予定らしいので、物語はこれから佳境に入るので
しょうねぇ(ドキドキ

20歳違いって男性が年上ってパターンは最近あまり珍しくも
ないけど、女の人が上となるとやっぱりなかなかないですよねぇ~

前原さんは当時高校生だった息子さんに
「20歳年上の女の人と恋愛できる?例えば川島直美みたいな人?」
って聞いたら息子さん曰く
「全然OK
と答えたらしい・・・

川島さんを例えにあげちゃうと誰だってすると
思うけどなぁ~

とはいえ、お話はけっこうキワドイ場面もありますが
なかなか奥が深い部分もあって面白いのでドラマに
ならないかなぁ~なんて思ってます

あっでも昼メロは止めて欲しいなっ・・・
だって必要以上にデフォルメされて真剣なほど
笑えるパターンになっちゃうんだもん
(新・風の輪舞には笑わせていただきましたわ







『こちら南極ただいまマイナス60度』

2006-03-24 12:17:03 | 読んだもの
この本は日本人女性記者として初めて南極で越冬を
体験された朝日新聞記者中山由美さんが、
アサヒ・コムのホームページの「南極ブロジェクト」のコーナーに
滞在期間の1年4ヶ月の間、毎日アップしていた南極からのメール
「ホワイトメール」をまとめたものです。

当時は載せられなかったおまけのお話も今回本にするにあたって
掲載されているらしいですよ

先週のいつだったか、移動中ののラジオで中山由美さんが
この本の宣伝をしてらっしゃいました。
ちょうどディズニー映画で「南極物語」のリメイク映画が
上演されるっていう話を「めざましテレビ」で見ていたので
なんだか最近南極の話題多いなんて思いながら
聞いていました


そしてその日の夕方何気に図書館に言ったら
この本が返却コーナーの所にあったんですよねぇ~

あんまりこの手の本は読まないんだけど
なんだか縁があるかも?なんて思って借りてしまいました




この本を読んで思ったのは、自然の厳しさ、すばらしさ
当たり前に水が出て電気を使えて暖がとれる事のありがたさ等
いろいろありますが、一番心に残ったのは・・・・

「全国こども相談室」というラジオ番組が南極と交信して
昭和基地の中山さんが子供達の質問に答えるという
企画の時、質問を送ってくれた子供達の中に
お父さんがちょうど昭和基地で働いてる12歳の女の子
がいました。

ラジオの人がその子に
「お父さんが一年以上もいないと寂しくない?」と言った質問に
その子は
「お父さんが楽しいことできるなら良いかなっと思って」と答えたんです

自衛隊の海外派遣と違って南極に行く人は仕事の為と言っても
やっぱり自分の夢を追いかけての部分もあるのかなっ?

その間は家族と連絡とるすべもあまりなくて、本人達も寂しいでしょうが、
留守を守らなくてはならない奥さんは本当に大変なのに
子供さんがあんな風に言ったって事は、きっと奥さんが
子供達にきちん話して、けしてお父さんの事悪く言ってないから
なんだろうなぁと感心したのでした

子供に父親の悪口?は言わないようにと思っても、
ついつい愚痴っちゃうことあって、ますますお父さんは
孤立無援になるってパータンありますよねぇ~

その子の質問には、局のビックリプレゼントでお父さんが特別に
答えてくれました

寒いのが大の苦手の私が南極にいく事は無いと想うけど
(苦手でなくても、そうそういけませんよね?
光のカーテンオーロラは一度生で見てみたいなぁ・・・
あの厳しい環境の中で耐えこその自然からの贈り物でも
あるのかなぁ・・・


余談ですが、「全国こども相談室」は1964年7月に始まった
そうです。
って事は私と同い年なんですよねぇ~。
月も一緒だし・・・
マイ、トリビアでした






厳しいけど憧れの自給自足の生活♪

2006-01-27 16:51:32 | 読んだもの
私の大好きな作家村山由佳さんのエッセイ「楽園のしっぽ」を読みました。

この本は小説を書きながら鴨川で相方と呼んでいるご主人と2匹の馬と犬
そして数匹のねこちゃん、達との生活や
テレビのドキュメンタリーのお仕事で行かれたモンゴルでの旅の
様子などが一年の四季をベースに書かれています

最近ちょっとした田舎生活ブームですが、村上さんご夫婦は
12以上前から鴨川での生活をされているとか・・・・
最初は自分たちの手で土地を耕して田んぼや畑を作って
お米や野菜を作っていらっしゃるので、農家の娘だった私には
その苦労もよくわかるけど、厳しい自然の中で暮らしてこそ気づく
四季のすばらしさや動物たちの命の愛おしさがすごく伝わって来ました

この本の何よりお勧めの所は旦那様が撮影されたと言う
数枚の可愛い動物達の写真です



猫たちが寄り添っているショットや馬の背中に子猫が
乗っかっている写真を見ていると、あーこの子達って
なんて幸せなんだろう~って目尻が下がってしまいます

もし、本屋さんや図書館でこの本を見かけたら
是非最初のページの写真だけでも見て欲しいなぁ


村上由佳さんの小説を初めて読んだのは実は最近なのですが、
その一冊を私に紹介してくれた人にとっても感謝しています。

この世の中で自分の感性にあった本に巡りあえた時って
すごく嬉しかったりしませんか?

それほど引き込まれた本を書く人が私と同い年
(しかも誕生日近かったりします)だというのも
なんかちょっと嬉しかったです

その最初に読んだ本『天使の卵』が今度映画になるそうです。
出演者の中には1リットルの涙で活躍していた沢尻えりかちゃんの
名前もあり上映される日が待ち遠しい今日この頃です



“ココ”は愛称だったのね!

2006-01-14 18:56:57 | 読んだもの

突然ですが、私の義理の妹はお洒落でカッコ良いんです。
長女曰く、
「お父さんお母さんを友達に見られるのはちょっと微妙だけど
○○おばちゃんをだとちょっと嬉しいかも
だそうな・・・

弟は昔から私の事をやれ、ぶさいくだとか鈍くさいとか
(確かにそうですが)言っていたので、どんなお嫁さんを
選ぶかと思ってたらやっぱり面食いだったのね、と妙に納得した
私でした


そんな彼女はブランドにも詳しくてコツコツとお金を貯めては
お気に入りのビィトンのお財布やバックを購入しているようです。

で、私はと言えばけして欲しくないわけではないけれど
長持ちするからと例えば数万円のお財布を買ったとしても
きっと飽きちゃうし、それだけのお金を出すのならもっと
他のことに使いたいなぁと思ってしまいます

以前ネットオークションで安いコーチの財布を購入したことが
ありますが、人に言わせるとそんなに安いはずはないので
偽物だったみたいです
でも、見た感じ全然わからないんですよねぇ~
結局見る目がないって事

そんなブランド音痴の私でもその名前とロゴマーク?位は知っている
『CHANEL』の11歳から87歳で亡くなるまでの物語を図書館で見つけました。

藤本ひとみ著『シャネル CHANEL』

元々藤本ひとみさんの書く物は好きだし、サクセスストーリーも
大好きなので借りてみました

人気ブラントを作り上げた彼女が実はガブリエルという名前であったり、
母親が亡くなった後、姉と一緒に教会の孤児院に預けられたり
一時期ムーランの酒場の歌手をやっていたりと意外な展開で
どんどん話に引き込まれてしまいました

最初は帽子屋さんだった彼女が、当時の恋人の助言と自分の
才覚でデザイナーとして成功しいてく課程や、2回の戦争を
体験しても返って当時の世の中の流れに乗って事業を守り通し
それどころか拡大までしてしまう気持ちの強さが印象的でした。

けして妥協を許さなかった彼女の下で働く人は本当に大変だったと
思うけど一つの事を成し遂げるには、やっぱり人の言葉に惑わされない
信念が大切なのかな・・

一度引退したもの長年の友人の死に立ち会い、その彼女の言葉で奮起して
カムバックした後は亡くなるまで現役で居続け人生を本当に
素敵だなぁと思いました。

もっといろいろ感じた事はあるのですが、良い言葉が思いつかなくて・・


しかし、どうしてブランド品ってあんなにするんでしょうねえ~
高いからこそ手に入れた時の高揚感もあるのでしょうが・・
何気に持っている人を見るとやっぱりすごいなぁと思ってしまう
私はやっぱり小市民なんでしょうね


中村うさぎ「愛か、美貌か」ショツピングの女王4

2005-12-14 13:36:55 | 読んだもの
唐突ですが、昨日美容院へ行きました

パーマをかけてもらいに行ったんだけど、
美容院の大きな鏡の前に座って
ロットを巻いてもらった自分の姿を見るのはちょっと嫌~
加えて美容師さんとお話して笑う自分の顔を見ると最近とみに
増えた目尻のシワにしどーしても目がいっちゃって
慌ててそらしたりして・・・・
そんな時、この間読んだ本を思い出してしまいました


中村うさぎさんって元々はジュニア小説を書く人みたいなんだけど
私が今まで読んだのは全部エッセイでご自分のブラント好きや
借金地獄などを面白可笑しく、時には理路整然と綴った
ショッピングの女王シリーズはとっても面白いです

自分の事をブスだブスだと書いてらっしゃるけど
時々雑誌やTVでみるうさぎさんは私よりちょっぴり
歳上だけど目が大きくて可愛い感じの方です
そんなうさぎさんが、雑誌の取材の為にプチ整形にチャレンジ
するっていう内容なんだけど(後ホストにはまる話もありました)
すごーく興味深かったですね

プチ整形する前のワクワクした気持が、術後直後は
いくら小じわがとれても作り物っぽい感じがしてちょっと罪悪感を
感じ、「やっぱ自然のままの方が・・」と思っていた
はずなのにその効果が薄れる頃には、プチ整形した顔を
自分の元々の顔のように思えて、又チャレンジしてしまう。
そして結局本格的な整形までしてしまう・・・・
人の欲望って限りないですね~

ちょっと前のTVでもプチ整形の特集をしていて、
私は、とてもそんな勇気ないしお金もないから出来ないけど
やっぱりこれからどんな風に歳をとって老いて行くのかと
思うとちょっとあがきたくなりますねぇ~


あとがきに人間は科学の進歩と医学の進歩であきらめるっていう
美徳を無くしたと書かれていましたが、すごく奥が深いなぁと
思うと同時に、うさぎさんってやっぱり頭良いなっと思いました

外見はしかたないけど、内面は年に負けないように磨いて生きたい
ものです


やっと読んだわっ、ハリーポッター\(^-^)/

2005-10-28 13:35:36 | 読んだもの
図書館で借りていた「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」を
やっと読みました

私の町の図書館の貸し出し期間は2週間~

自慢じゃないけど、本を読むスピードだけは早いので
(理解しているかどうかは謎です
期限を越える事は今までありませんでした・・・

そんな私が一週間も返却日をすぎてしまうなんて、
はぁ~集中力が無くなった証拠ですね・・・

確かに厚い本で上下巻あるし、同時期に伊東美咲主演で
映画にもなった「海猫」の原作も借りていたのも(これも厚かった
原因なのですが、一番の原因は

「不死鳥の騎士団」の前の作品である「ハリーポッターと炎のゴブレツト」を
まだ読んで無かった・・・

私、ハードカバーの本は買わない主義なので
(高いし、かさばるので・・)
ハリーポッターシリーズはぜーんぶ図書館で調達して読んできました。

でも、人気なのでなかなか図書館に戻ってこないんですよね。
予約しとくのもなんだかなぁ・・・って感じでした。

それが先日、たまたまあったので喜んで借りたらそんな感じで
前作の事がけっこう書いてあるので、なかなか入り込めなかった
ようです

でも、後半は面白くなってペースも上がりましたけどね

「ハリーポッターと炎のゴブレット」
もうじき映画が公開ですね。
(今朝、目覚ましテレビでやってましたね
私はハーマイオニー役の女の子がお気に入りです

あ~早く見たいなぁ