三成小みなりっこブログ

島根県 奥出雲町立三成(みなり)小学校の子どもたちの日常を、ちょんぼしずつ公開していきます。

押せ!押せ!田車(たぐるま)

2024年06月17日 | 日記

 ただ今18時。ようやく今日1本目の投稿です。

 午後、5年生が田の草取りに臨みました。

 先月に田植えをさせていただいて以来、稲の苗も成長しましたが、負けずに雑草も成長しており、もう少し遅ければ稲よりも雑草の方が背が高くなっているところでした。

 ↓ 左右が稲。真ん中に生えているのが雑草。(雑草という名の植物はないんじゃ!と叱られそうですが、勉強不足で名前がわからないのですみません。) パッと見は、稲も雑草もそっくり。田んぼの先生の和久利さんは、ちゃんと見分けるすべをもっておられます(葉の付け根のあたりをよく見ると違いがあるのだそう)が、素人にはなかなか難しい。でも、苗を植えたはずのないところに生えているのは雑草のはず!

 そこで、まずは、昔ながらの道具「田車(たぐるま)」を使った田車押しに挑戦しました。

 一人が何往復したでしょうか。これで縦の筋はだいたいきれいになりました。問題は、株と株の間に残った雑草です。今度は手作業です。まずは和久利さんのお手本を見ます。鮮やかな手さばきであっという間に大量の雑草を抜いていかれます。

 さあ、がんばれ、子どもたち!

「おーい、これじゃあ終わらんぞ! 今日は8時間目まで延長だで~!! いや、家にも帰さんで!」という叱咤が飛ぶも、慣れない作業になかなかはかどらず。

 作業の途中で出てきた生き物。水田は生き物の宝庫です。2枚目は「ゲンゴロウ」! 最近あまり見なくなりましたが、ちゃんといるんですね。和久利さんによると「タガメ」もいるんだとか。今や激レア、見たかったけれどこれは発見できず。(私が幼少のころはよく見かけていたんですけど。)

 ここからはどろんこファッションショー。(作業で?遊んで?)

 

 では、子どもたちの2時間の奮闘の成果をご覧ください。

 BIFORE(苗の列がはっきり見えません。)

 AFTER(だいぶすっきりとしました!)

 ↑ 木次線の乗客の皆さんも、きれいになった田んぼに驚いていたとかいなかったとか。

 

 途中で抜け出して、近くに立っているコウノトリの巣塔を見に行ってきました。まだ巣をつくる気配はないけれど(そもそも繁殖期が終わった?)、近くではたびたび目撃されているそうです。いつかここに巣を作ってくれるといいですね。

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