第22回全日本年金者組合滋賀県本部定期大会
第22回全日本年金者組合滋賀県本部の定期大会が、7月29日守山市民交流センターで行われました。冒頭、古株委員長の挨拶から始まり、河崎書記長から経過告、ひき続いて古株委員長から、運動方針案が提起されました。
情勢報告では、昨年8月の総選挙で国民は長年に亘った自公政権を終結させ民主党を中心とした鳩山政権が誕生した。しかし沖縄県民の民意に反し再び県民犠牲の米軍基地を強引に押し付けようとし、公約の実現は後退するばかり、加えて鳩山前首相、小沢幹事長の政治とカネ問題追及で、わずか、8ケ月で政権を投げ出し、菅政権に引き継がれましたが、沖縄問題では県民の意思を尊重するどころか、再びアメリカに追随し、強引に犠牲を押し付けようとしています、また「強い経済」のためと言いながら消費税増税を公言しています、こうした国民いじめ、国民無視の強行政治が国民の期待と大きく違った形で進行ていることは重大です、私たち高齢者を始め、庶民の生活収入は年々下がり続け、年金、医療、介護、生活保護、雇用の諸問題は深刻さを加えるばかりです、私たち国民本位の政治に変換させるためには、ますます壮大な国民運動の広がりが重要です、わたしたち年金者組合全国組織も10万人に、そして県本部組織も1千人を超過して念願の仲間作りに取り組むことができました。このことは日本国民の中に政治の後戻りをゆるさず、前進を求める力として情勢を引き出し、切り拓く力に繋がっていることの自信と確信を深めるものと言えますと、締めくくりました。
この後、具体的な運動の取り組みと、スローガン、仲間づくりと組織強化について、提案され満場一致で採択されました。午後から、支部交流が行われ、12支部からサークル活動などを含む支部の現状報告がされました。
南大津支部の報告を一部紹介します、
南大津支部は昨年7月19日に大津支部より発展的分離をし71名の組合員で発足しました。年金者組合の執行委員の経験者が少なく手探りの状況で始めました。中谷支部長を先頭に執行委員会は一致団結し月一回の執行委員会を成功させさらに、機関紙の月一回発行も遅れることなくしてきました、この事が南大津支部の前進の大きな原動力になりました。月一度のお楽しみ会、学習会、街頭宣伝を取組んできました。お楽しみ行事は、12名参加の絵手紙教室、35名参加した新春の集い、18名参加の140円でJRびわ湖一週の旅、22名参加したお花見、街頭宣伝は夏の参議院選挙を踏まえ5月に、後期医療制度反対署名、最低保障年金制度の早期実現をめざす、署名行動を瀬田駅前でおこないました。また、サークル活動としては、グランドゴルフ、山野草の会、パソコン教室、田上農園クラブなど、取り組んでいます、県主催の行事にも積極的に参加できたと思います。
最後に役員改選が行われ、古株委員長が勇退されました。古株委員長は20年にわたり滋賀の年金者組合発展のためにつくされ、今年創立20周年、1017名で記念当日を迎かえ、古株委員長は今年は年金者組合の出番です、政治とかかわりながら運動を進めていくことが高齢者のロマンであり、生きがいと誇りですと、私たちは、古株委員長の功績にたいし、金メダルをあげたい、新委員長には、現副委員長の谷氏が就任しました。谷新委員長は甲賀支部分離以後、滋賀県最大の支部に、その指導力には定評があります、当面は年間20%の純増をめざし、全支部が、谷新委員長を先頭に一致団結して頑張りましょう。