街歩き大好き!「街めぐり人めぐり」ロケハンメモ

街歩き大好き放送作家・吉村智樹の備忘録(簡単なメモ書き)です。清書して本家ブログ「街めぐり人めぐり」にて記事化します。

“エレキミシン”で裁縫をする「押忍!手芸部」のライブ・ソーイングを観てきました。

2014-01-29 23:59:34 | 日記
古着をジャキジャキ切り刻み、スピーカーにつないだ“エレキミシン”で轟快なノイズを響き渡らせながら裁縫をする「押忍!手芸部」のライブソーイングを観てきました。











「押忍!手芸部」とは7人の男前手芸部員を中心とした手芸集団
(僕が観たときは“部長”と呼ばれる人ひとりでした)。

「押忍!手芸部」には七つの教訓があるそうです。

一つ、余計なことは考えない。
一つ、完成図やデザイン画を描かない。
一つ、型紙を作らない。
一つ、計りは使わない。
一つ、待ち針を使わない。
一つ、まっすぐ縫おうとしない。
一つ、他人とくらべない。


そうやってできあがるのが、見た目にもノイジーな作品たち。
ソニックユースのアルバム「Dirty」のジャケットを思わせるような、かわいさと怖さがぎざぎざに縫い合わされた、あやうい世界。



































キープオン・ソーイング!
スタイル・マイ・テキスタイル!

新しいものって、既存のものを切って縫って、自分で作るものなんですよね。
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カウンターの中を電車が走りまわる喫茶店へ行ってきました。

2014-01-18 00:43:44 | 日記
京都・地下鉄烏丸線「十条」下車スグ、店内を鉄道が走る喫茶店「ポポロ」へ行ってきました。



永く京都に根をおろし、流行りの「鉄道カフェ」の先駆けとなったお店だそうです。

カウンターがガラスケースになっていて、そこにNゲージがディスプレイされ、電車が走る仕組み。







ナイスなアイデア。
カウンターだけではなく、店内のいたるところ、電車が走っています。



鉄道喫茶とはいえ店内は、コレクター、コレクションが放ちがちな過剰なヲタ臭はまるでなく、インテリアとして機能していて、おしゃれな雰囲気。
鉄道に興味がない女性客でも、内装に凝ったお店としてくつろげると思います。

それにしても、地下鉄「十条」駅前って、なんっッっにもない街なんですよ。
京阪バスの本社がある程度。
きっと京阪バス社員のためのご用駅なのでしょう。

バス会社の目の前に鉄道喫茶があるというのも、つかず離れずの、不思議なご縁。
時空のコンコースという気がします。

そんな地味な、情報誌なども当然ノーマークなエリアに、こんなに特色豊かな喫茶店がある。
京都は、ほんと、奥が深いです。
降りたことがない駅の街を、まだまだ歩かねば。





街歩き大好きブログ『街めぐり人めぐり』と、
ユニークな活動をする作家・職人さんのもとを訪ねるブログ『街めぐり人めぐり ものづくりの人に会いたい!』、
ともに更新いたしました。


ブログですので閲覧はもちろん無料です。
パソコン、スマホなどの各種モバイルマシンでお読みいただけます。
(画像多数なためガラケーでの閲覧は難しいです)。

ぜひともブックマークしてくださいね。

『街歩き大好き! 街めぐり人めぐり』TOPページ
http://yoshimuratomoki.com/machimeguri/

『街歩き大好き! 街めぐり人めぐり』記事
002「過激なヘアスタイルのマネキン人形が並ぶ紳士服店(大阪)」
http://yoshimuratomoki.com/machimeguri/uncategorized/504
大阪のベッドタウン寝屋川市にお店を開いて42年という、永い歴史を誇る紳士服店が、突如過激にさま変わり。
奇抜なヘアスタイルのマネキン人形がズラリと並び、商店街で異彩を放つようになりました。







きっかけは……お孫さんとのあたたかな交流にあったんです。
無意識にパンクにめざめた老店主の”寝屋川愛”が、マネキン人形という形でさく裂します。

『街めぐり人めぐり ものづくりの人に会いたい!』TOPページ
http://yoshimuratomoki.com/monodukuri/

『街めぐり人めぐり ものづくりの人に会いたい!』記事
002「本物そっくり! 超絶技巧でミニチュアの椅子を作り続ける家具職人(京都)」
http://yoshimuratomoki.com/monodukuri/uncategorized/277
今回は超絶技巧でミニチュア椅子を作る滋賀県の家具職人さんです。
62歳になるベテラン家具職人が、世界の椅子デザイナーたちへリスペクトをこめて、名作北欧家具をミニチュア化して後世に語り継ごうとしていました。







執念ともいえる驚異的集中力でつくられた、こだわりの椅子フィギュアの数々をご覧ください。
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いい感じにだらだらした京都の女子ヒップホップ

2014-01-14 00:40:55 | 日記
さきほどライブハウス「拾得」にて、「彼女たちのだらだらしたステージは凄い」と評判の、京都の女子ヒップホップ「ドラヒップ」を観に行きました。

「箱の中身は何の曲じゃろ」(MDを触って、たまたま頭出しした曲を歌いだすゲーム? でも『ああ、これ無理』とか言って結局やらない)や、ふにゃふにゃにもほどがあるMC、ついにはステージに寝転んでしまうなど、だらだら加減は想像以上。




ごろーん


女子のヒップホップはだらだらやるのが伝統でもあるのですが、寝転んでやりはじめたときはさすがに「あっぱれ!」と感心しました。

「女子」と書きましたが、同志社大学で結成して今年で18年目ということで(フジロックにも出演経験あり!)寝転んでやってたのは年齢の問題もあるのかもしれません
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プラモデル喫茶へ行ってきました。

2014-01-12 02:22:45 | 日記
きのうは千本丸太町にある、某プラモデル喫茶を下見しました。











店長さんがもともと玩具会社の社員で、模型好きが昂じて独立。

プラモデル専門店をやろうと物件を探していたら、不動産屋から元喫茶店だというファンシーな建物を紹介され、「模型屋にキッチンやカウンターがあるのもなんかおかしいし……つぶしてしまうより、いっそプラモデルについて語りあえ、購入できる喫茶店にしよう」ということになったのだとか。


まさか戦車などのプラモデルが満載だとは思えない、メルヘンな外観。

僕はプラモデルの趣味がないのですが、愛好家の方にはたまらないお店じゃないでしょうか。


お釣りの受け皿まで模型メーカーのもの。


千本丸太町の商店街のゆるキャラがどーんと鎮座。


以前からお伝えしておりました街歩き大好きブログ『街めぐり人めぐり』と、ユニークな活動をする作家・職人さんのもとを訪ねる『街めぐり人めぐり ものづくりの人に会いたい!』がようやくオープンしました。

どちらもまだ記事が一本ずつしかあがっていません。
これから週に一本ペースで更新し、記事を増やしてゆきます。

ブログですので閲覧はもちろん無料です。
パソコン、スマホなどの各種モバイルマシンでお読みいただけます。
(画像多数なためガラケーでの閲覧は難しいです)

ぜひともブックマークしてくださいね。

『街歩き大好き! 街めぐり人めぐり』TOPページ
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『街歩き大好き! 街めぐり人めぐり』記事
001「店内が美女でいっぱいの婦人服店(大阪)」
http://yoshimuratomoki.com/machimeguri/%e5%a4%a7%e9%98%aa/387


再開発いちじるしい大阪「あべの」。
ナニワの原風景とトレンドの最先端がせめぎあうこの街で、「店内が美女だらけの婦人服店」を発見。
異形のハーレムを形成する老店主には、実は壮大な夢があった。
それはいったい──。

『街めぐり人めぐり ものづくりの人に会いたい!』TOPページ
http://yoshimuratomoki.com/monodukuri/

『街めぐり人めぐり ものづくりの人に会いたい!』記事
001「芸術的なお弁当を作り続けるデザイナー(京都)」
http://yoshimuratomoki.com/monodukuri/uncategorized/177


京都のとある大手ゲームメーカーのデザイナー。
ヒゲに特徴がある彼が毎朝作るお弁当が、いま話題となっている。
シンプルながら、誰も発想がしたことがないデザインのお弁当の数々。
弁当箱とは、世界で最も小さなギャラリーなのかもしれない──。

ご意見や情報など、お寄せいただけましたら幸いです。
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ウルトラマンに扮するウルトラ老人に会った。

2014-01-10 00:17:06 | 日記
8日(水)は土砂降りのなか、交野市へ。
昨年末に取材で訪れた高級住宅地「星田山手」へ再び行ってきました。
前回は夜でしたが、今回はお昼間です。

こちらにお住いのKさんは来月90歳になるというのに現役で植木職人をやっているというスーパー、いや、ウルトラご長寿さん。



そしてKさん宅の庭には、手作りのゴジラやウルトラマン(エース?)などスーパーヒーローの像と人形がズラリ!



人形の数は「数えたことない」とのことですが、軽く見積もって5000体以上並んでいます。
そして毎年クリスマスから大みそかまでライトアップし、お庭を一般公開しておられます。





なぜこんなにスーパーヒーローの人形があるのか。

35年前、新興の団地の管理人を任されたKさん。
団地からは毎日とてつもない量のごみが出ます。
毎日毎日、膨大な量のごみを管理するうち、スーパーヒーローのおもちゃが捨てられることに耐えきれなくなったそうです。
正義の味方を捨てるって、どういうことや!」と怒ったKさんは、それ以来、ごみからヒーローたちを救出し、自宅の庭に並べ始めました。

さらに自らウルトラマンの扮装をし、近所のお子さんたちにお菓子を配る活動もされています。



特撮番組は「興味がない」というKさんが、なぜヒーローの人形にこれほど肩入れするようになったのか。
そこには胸を打つエピソードがあるのですが、それについては近日オープンいたします街歩きブログ「街めぐり人めぐり」にて書かせていただきます。
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