死闘

全世界に向けて助けを求めた昨晩でしたが、１：３０頃ゴキブリはある一点に静止したため、「寝た…んだよねきっと」ということで、停戦。しかし、万が一のことを考え、なるべく直接肌に触られることのないよう、靴下は履いたまま、メイクは落とさず寝ることにしました。密室でゴキブリと２人きり（？）になるのは恐いので、カーテンも窓も全開にしておきました。

緊張しながら寝たため、朝起きると体がカチコチでしたが、ゴキブリの姿はありません。「出て行った…んだよねきっと」ということで、捜索せずに出勤しました。

とはいえ、まだ終戦が確定したわけではないので、戦闘グッズを購入して帰宅。自分の家なのに「おじゃましま～す…」という感じで恐る恐る家に入りました。とにかく、隙間が恐い。黒っぽい部分が恐い。恐い恐い恐い。

家中探しましたが見あたらないので少し昼寝（夜ですが）。そして、ふと目が覚めると、いたそこから２時間の死闘を繰り広げました。こちらは武装しているのですが、闇雲に爆撃するわけにもいきません。何しろここは私のお城。なるべく破壊したくないし、下手な場所に転がられては、始末に困ります。

ところが、敵もさる者、低い場所は危険だというＤＮＡが組み込まれているのでしょうか、天井の周りの壁をぐるぐる回るばかりで、一向に下に降りてきません。しかも、今日はよく飛び回っていますチャンスは２回ほどあったのですが、ゴキジェットを噴射するとどういう結果になるのかがわからず恐ろしくて噴射レバーが引けませんでした。

２時間後、ゴキブリはハンガーに引っかけてあったビニールのカバーに飛びつきました。今しかない覚悟を決めた私は、右手にハンガー、左手にゴキジェットを持ち、そーっと玄関に向かい、ドアを開けた瞬間にハンガーごと外に放り出しました。ゴキブリが外へ出て行くのを見たのと同時にドアを閉め、鍵をかけました。

退治せずに逃がしてしまって、ご近所の皆様ごめんなさい
でも今日は安心して眠れます