この日の夜勤の助産師さんは、以前私が分娩室でノンストレステストを受けていた時、隣で分娩の介添えをやっていた褒め上手な助産師Cさんでした


赤ちゃんの頭が下がってきてからは、別の体勢でいきむように指示されました。ベッドに仰向けになり、陣痛が来たら膝を曲げて手で胸の方に引きつけ、お腹を見るような感じで腹筋を使って上半身を少し起こします。そして息を吸ったら止めて、肛門の辺りに細く長く力を入れます。この呼吸法はマタニティスイミングの水中座禅でさんざんやったので得意でしたが、息を吸うのが辛いのは予想外でした


助産師Cさんが何度目かに子宮口をチェックしに来た時、人工的に破水させたのか、羊水がドバッと流れるのを感じました。お風呂くらい温かい温度でした


赤ちゃんの頭が見えるようになるとついに「分娩室に行きましょう。」と言われました。隣の部屋なのに、遠かった分娩室…



つづく(次回最終回!)