家事のスキマにロードバイク!からの〜

自転車に乗れなかった私がロードバイクにハマるまでの記録。
そしてその後。

始めの補給所まで44km。

2008-06-09 23:43:13 | Weblog
うぉあ~っちっちっち!お弁当のおかずを作ってると、油が足の甲に飛んで靴下ごしに強烈な熱さが襲う。タップダンサーになった私はそのステップの鈍さにハタと気づく。脚が筋肉痛。そりゃそうだ。昨日150kmも走ったのだから。しかもかなり上ったのだから。
 昨日の事を思い出そう。まず、早朝自転車を積んだ車でグランフォンド福井の集合場所に向かった。ここですでに最後の上りを確認。うっそ~!これ、最後に140km走った後に上るの?おかげでラストの50kmはこの恐怖が頭から離れなかった。
 受付は非常に段取りよく、待つことも並ぶことも無しに流れるように済んだ。おまけにかわいいTシャツをもらった。XSサイズがある事に感動し、デザインも気に入った。たいていイベントTシャツというやつは普段着られないが、これなら普段にもどんどん着ちゃう。シンプルで背中にサイクルジャージみたいなポケットがついてる。ナーイス!
 駐車場でサニーサイドの皆さんにご挨拶し、車に戻ってゼッケンをつけ、開会式場に行こうとしてるところへ嬉しそうにvanboo氏が。何でも私のビフォーを撮りに来ただとぉ。吉武店長も挨拶に来てくれた。そうこうしてスタート場所へ移動する。スタート地点では出会った仲間と話す。開会式が始まり、朝礼で校長先生の話を聞かずに友達とくっちゃべる状態。スタートを待っていると、ペッカーさんが、「スタート、あれ上っていくらしいで。」とものすごい急な坂を指さす。なんせスキー場なもんで上る坂おびただしい。「まっさか~!」と引きつりながら無理矢理笑ってはみたが、実際には似たようなものだった。先にスタートを切った今中大介氏とその仲間達はみるみる小さくなって、先導するマビックカーがあろうことかつづらを上りはじめ、それを下からながめる1000人を超す参加者のざわつき。この時点で気を失った参加者もきっといたはず。
 10人ずつ、次々とスタートを切り、もうすぐ自分の番だと言う時にふと不安になった。数メートル先から急に上っている。クリート入れへんかったら・・・その不安が伝染したのか前の人が、まさのその状況で転倒。ぇええ~。あかん、落ち着け。入るはず。毎日どんだけ乗ってんねん。大丈夫やて。さてスタート!カチッ!よっしゃ入った。さて、上る。どんどん上る。まだまだ続く。道が狭い。人が多い。うわ~っ、つまってきた。しばらく歯をくいしばって上る。まだまだ続く。ぇえ~っ、キツイよ~!しかしどんどんたたみかけるように押し迫ってくる上りに容赦はない。のんびりのどかな福井県。それが今、「ふっ、グランフォンド福井をなめんなよ!」と言わんばかりに攻めてくる。なにくそ!上等じゃねえか!受けてたったるわ!周りでチラホラあきらめて押す人が出て来た。絶対に足つかんと上ったる!足つくのは暗峠だけや!「あはは、やっぱりキルワニ、また押しとる~」とは言わせへんど!っく~~~~~っ!スタートは下りで始まって、ゴールが上りやったんちゃうの?スタートもゴールも上りってどうよ?!ほぉ~~、上れた。今しがた抜いて来た人全員に抜かされ、泣きそうになりながら下り始める。なんでこんなに遅いのか?怖いからブレーキかけるからです。

 さて下ってから走った。走った。一生懸命にこぐ。こいでるのに、誰かが後方から、「もっと回して、もっと、もっと~」と言う。誰?サカタニの吉武店長でした。さすがです。平気そう。「おかげ様で自転車は絶好調です!」ついて行きたかったけど、当然のように切れてしまう。
 平坦な道をどんどん走る。キル兄ぃの後ろをずっと走って行く。無風状態のスリップストリーム。ラッキ~。それにしても周りのペースが速過ぎてこの先長いのにどうなるのか?35km/H~40km/h。速いよ~。
 所々に赤いTシャツのスタッフの方が立って道案内してくれる。晴れて本当に良かった。雨じゃ彼らも大変だ。怖~いトンネルを2つ越えて、第一補給ポイントの大浦へ。44kmノンストップ。ふえ~。やっと休憩や。お腹空いたよ~。おにぎりと、バナナ、オレンジを食べる。後100km以上ある。まだまだ楽しめる。

コメント (8)
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