goo blog サービス終了のお知らせ 

トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「洗濯機に柔軟剤を入れるとすぐに流れ出てしまう」の巻

2021年05月20日 | 店主
お得意様より

「洗濯機に柔軟剤を入れたら、すぐに流れ出てしまうから調べて欲しい」

そんなご依頼があり訪問

普段の柔軟剤を入れる手順をお聞きすると



(画像はお借りしてます)

投入口に直接


(画像は合成してます)

詰め替え用から適当に入れていたそうです。


つまり、入れ過ぎていたんですよ


洗剤ケースに柔軟剤もセットするタイプは、サイホン式が主流なんです。


サイホン式とは


※「増える水 」様より抜群させていただきました。

下の図で、
Aの場合は、水がストローの上まで、きていないので、水は流れません。
Bの状態になり、水が、ストローの上までくると、容器に穴が開いたのと同じことになるため、水が流れ出します。
Cの状態は、水が一度、一定の高さに吸い上げられ、そこから流れ落ちていきます。これが、サイホンの原理です。
サイホンの原理


わかりましたか?


洗濯機の柔軟剤投入ケースでは






洗濯前に柔軟剤を適量いれておくのがAの状態

そして、すすぎの後に柔軟剤ケースへ追加の水が入りBの状態になります。


すると、Cのように柔軟剤が流れ洗濯槽に入ります。






この柔軟剤の投入量が多過ぎるとBの状態になってしまい、すぐに流れてしまうのですよ


ちょっと理解できましたか(笑)





面倒でも、キャップで計って入れることをおすすめします。

そして、ケースは時々洗ってください





最近の濃縮洗剤や柔軟剤は粘着性があるためケース内に残ることがあり、これが出口をふさいでしまうのです。








「何事も過ぎたるは及ばざるが如が如し」


ですね


きょうはここまで


つづく




おまけ


冒頭の洗濯機と柔軟剤の合成画像ですが

元の画像に



スマホの合成アプリで他で写メした画像の一部分を切り取り



次に合成




と、簡単にできます。


パソコンは必要ないですね


ちなみに、私のブログはスマホのみで編集から投稿までしています。パソコンはいっさい使っていません

便利な世の中になったものですね