ワインのべんきょうのおと

ワインを中心にお酒や料理で勉強したこと、気づいたことをメモします

007 ムーンレイカー(1979)

2011-10-14 01:23:23 | 日記

最近はまっている007

 

007の11作目だが、CSでオクトパシー、美しき獲物たち、ワールドイズノットイナフ、カジノロワイヤルを見ていたので、私の中では15本目の007.

 

前半の舞台がベネチアですが、ここはやはり絵になる街ですね。

その昔、新婚旅行でコートダジュール経由のベネチアに行きました。当時は名波選手がベネチアに所属していたころ。ムラーノ島、ブラーノ島と巡って観光コースに組み込まれたガラス細工屋に連れて行かれましたが、どれもとても高価で貧乏新婚旅行の我々にはとても手を出せない金額。

本島に戻り、あちこち歩き回っている中で偶然見つけた小さな、けど、気品のある工房のお店があったのですが、そこのイルカのガラス細工に一目ぼれ。ムラーノ島の1/3ぐらいの値段で買えたと思います。実家のお土産にして、今でもダッシュボードに飾ってくれてます。

そういえば、カジノロワイヤルの最後のシーンもベネチアですね。9作目の黄金銃を持つ男のメイキングで原作に出てくるベイルートのロケーションハンティングをしたが、撮るべきものが何もないと切り捨てられていたのを考えると、街が持つ力って人口だけじゃなくていろいろあんだなと考えさせられます。

 

その後もブラジルに場面を移し、リオ、ジャングルと舞台をうつし、果ては宇宙へ。007一番の駄作と言われていますが、私にとっては非常に面白かったです。しかも、この映画でスペースシャトルがバンバン出てきますが、アメリカがスペースシャトルを初めて飛ばしたのは1981年なので、2年前にこんな映画を作っていたんですよね。CGもない時代ですし、ミニチュアをうまく使いながら撮影していた技術はすごいものだと思います。

 

駄作と聞いていましたが、私にとっては全然そんな事はありませんでしたよ。

 



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