言葉にしないと伝わらないんだなぁ。

~どんなに心から想っていても、その半分も相手には伝わらないんだと分かってきた~

乳癌検査、要再検!

2006-05-06 23:49:38 | 病気のお話
友達が子宮頚癌で切除した翌年、2003年の春の事でした。

「私も癌検診をしておこう。健康です!と太鼓判を押してもらおう。」
そう思って、市で行っている集団検診に足を運びました。

1ヵ月後・・・・。 1通の封書。
「あ、検診の結果か。」
少々ドキドキしながら、封を開け、確認してみると・・・。
『乳癌検診で、異状が見つかりました。要再検』

目の奥で涙が溜まっていくのが分かるのだけど、流れなかった。
手は震えていました。

  ~病気の告知とは、こんなにもショックなことなのか~

よく「早く治して元気になって」とか「早期発見で良かった」とか
そういう〝掛け言葉〟を思いついちゃうけど、いっこも心に届かないんだな・・・。
当事者になってやっと分かりました。

愚かなり・・・。


その足で《乳腺外来》のある病院に行きました。
マンモグラフィーとエコーで再確認してもらいましたが、
専門の先生が学会で出張中とのことで、後日、改めて話を聞くことに。

該当日、話を聞くと、両胸に〝石灰化病変〟と呼ばれるものが沢山あり、
レントゲン(マンモグラフィー)にも、確かに白い点々が写っていました。

その〝石灰化病変〟の影と〝癌〟の影は、大変区別しにくく、
「大丈夫ですよ。」とは言ってあげられない。とのことでした。
ただ、乳房も柔らかいし、今のところは、これ以上の検査はしなくて
いいでしょうと言われました。病名「乳腺症」←今のところ。

んでだ。ここからがまたショック(別の意味で)。

「カフェインを含むものは摂取をひかえなさい」

がぁぁぁぁぁん!!!

チョコレート、コーヒー、ココア、紅茶、お茶全般、コーラ、栄養ドリンク等。
皆んな大好きなのに皆んな駄目????

そんなぁ~~~


自分ではなんとかセーブ出来るんです。ただね、出先じゃそうはいかない。
訪問すれば、大抵コーヒーか御茶。
これをどう断るか。
今までは大好きで飲んでいたのに、突然なぜ?
病気の話までださねばならない?

こうして私の病気ストーリーが始まるのです。



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