その夜、メイドリアンは深夜に帰宅予定でした。
メイドリアンから『こっちはかなり雨と雷やけどそっちはどう?』と電話があった。
念のため全ての窓を閉めてのんびり過ごしていると、雷の音が遠くから聞こえてきた。
『お~~~、ここにもやって来るな~』と、パソコンの電源を切り、
停電に備えてろうそくなどを用意。
食器を洗っていなかったので、台所で洗物をしていると、突然テレビから
ビッーーーーーーーーーーっという、電子警音が鳴り響いた。
(この音って、けっこう心臓に悪い)
月に1度、町に響き渡るサイレンやテレビの警音のテストがお昼に行われる。
なので音の存在は知っていたけど、深夜にしかも1人でいるときにこの音が・・・
この警報音はトルネード(竜巻)警報発令時や悪天候時にテレビやラジオを中断して
注意を喚起する。非難が必要なときは町中にサイレンが響き渡るようになっている。
サイレンは鳴っていないので、とりあえずローカルテレビで情報をチェック。
ローカルテレビでは非難が必要な地域やトルネードの通過予測時間、待機時間などが
テロップで流れたり、キャスターがひっきりなしに状況を案内している。
どうも、この辺りから車で40分ほど離れた場所に発令されていたようです。
トルネード警報が自分の地域に発令されたら、家の地下室や地下室がない場合には
クローゼットなど家の中で柱にたくさん囲まれているところに非難し、窓や台所など
重い物やガラスの場所から離れ、警報が解除されるまで待機しないといけない。
日本では経験したことがないだけに、おそろしや~~~~~~。
メイドリアンいわく、トルネードが近づいているときは、空の色が緑色になり
猛烈な風が吹き、ひょうが降ってくるとか。日中は目で確認できるそうですが
夜は目で確認できないのでさらに怖いのだとか・・・
今住んでるアパートには地下室があるのでいざとなったらここに逃げるしかない!!
そこで、ふと思いついたこと・・・
『非難するときには何が必要?』 部屋の中を見渡してみる、そして反省。
すぐに逃げ出せる状態ではありましぇ~~ん。パスポート、貴重品etc
"必要はものがすぐ持ち出せるように、ちゃんと整理しておきなさい!”警音だったかも?