『おてまえ、ちょうだいいたします。』先生から丁寧に教えていただきました。和服の先生が三人、お弟子さんが三人いて計6人。子どもは20名。幼稚園から小学校まで。幼稚園は四人来ていました。
茶道教室では、大人も勉強なります。大人もお茶をいただきましたが、茶碗どちらにまわすんだっけーパパは全く作法を知らず勉強なったみたい。
茶道は礼儀から始り礼儀で終わるといったかたちで、とても厳しく、間違いははっきり言ってくださって幼稚園の子どもたちよくがんばりました。
さて表千家と裏千家がありますが、ユンソンが習うのは裏千家でございます。
お茶会は、亭主がお客様を心からおもてなしするために、たとえば、七夕(たなばた)茶会、 さまざまなお祝いのお茶会など、季節や目的を考えて行われます。 正式のお茶会は茶事(ちゃじ)といって、懐石(かいせき・食事)、そして濃茶(こいちゃ)、 薄茶(うすちゃ)をさしあげて、お客様をおもてなしします。
作法はこんな流れで行います。作法や言葉やおもてなしの意味を覚えなければなりません。
まず、床の前に進みます。
床の間には掛物と季節の花が花入にいれてあります。
掛物は、お家元や禅宗の僧侶などのお軸が掛けられています。
お客様を迎える亭主の心をあらわすものですので、よく拝見しましょう。
続いて、花と花入を拝見します。
点前座に進み、風炉、釜を拝見します。
亭主が右手に棗、左手に茶巾、茶筅、茶杓を仕組んだ茶碗を持って、お茶席に入ります。
亭主のお点前が始まります。
お点前が進んで、亭主から「お菓子をどうぞ」と挨拶があります。
ユンソンたちは「お菓子をちょうだいします」と亭主に一礼し、次客に「お先に」と挨拶して、 お菓子をいただきます。
薄茶では、干菓子(ひがし)が正式ですが、主菓子(おもがし)が出されることもあります。
亭主がお客様のために心をこめてお茶を点(た)てます。
お茶が点(た)つと、お客様にお茶が出されます。
ユンソンたちは茶碗を次客との間に置いて、「お先に」とおじぎをして挨拶します。
茶碗を膝の前に置いて、亭主に「お点前ちょうだいします」とおじぎをして挨拶します。
茶碗を左手にのせ、右手をそえて感謝(かんしゃ)の気持ちをこめて、おしいただきます。
茶碗の正面でいただくことをさけるため(茶碗の絵柄を外にむける)右手で手前に2度まわして一口ずつ静かに味わいながら いただきます。
最後のひとくちは、音をたてて吸いきります。
音をたてる意味は亭主に美味しかったですという意味らしい。
飲み終わった後で、人差し指と親指で飲み口を清め、その指先を懐紙で清め、 茶碗を手前から向こうへ2度もどします。(茶碗の絵柄が前にくる)
茶碗を畳の縁外(へりそと)において、両手をついて全体のかたちを拝見し、 茶碗が出された位置に返します。
茶碗の絵柄を外にむける。
次客も同じように、お茶をいただきます。
作法は難しいですが最初はできなくて当たり前だそうです。ユンソンたちはおさきに。やお手間ちょうだいいたします。を言ったり、和菓子を食べたり、二時間足がしびれながらもユンソン楽しめたようです。和菓子大好きだからねーユンソン!幼稚園の子どもたちは静かでしたよ!びっくりするくらいお利口でした。
一年通して練習して、最後は佐賀城内でお茶会発表会にでるそうです。楽しみです!