太極・無極

宇宙を意味する「太極・無極」のなかに、「人」は生きています。限りある「人生」を有意義に生き抜いていきたい。

守・破・離  太極拳(22)

2006-08-30 15:31:03 | 太極拳
守・破・離

習い事や語学は「知っている/知らない」ではなく、
「できる/できない」が大切です。

物事を学び始めてから独り立ちするまでを、考察すると
パターンとして「守破離」の段階があります。

三つの段階に分けたものです。
「守」では、師匠の教えを守っていきます。
師匠をまねることで、その道を自分のものにしていきます。

「破」の段階では、師匠の教えを守るだけではなく、
破る行為をしてみます。師匠から学び取った技術に独自の工夫を加え、
師匠に教えになかった方法を、試してみます。
成功すれば、さらに自分なりの発展を模索していきます。

最後の「離」の段階では、師匠のもとを離れて、
自分で学んだ内容を発展させていきます。
やがて、自分独自の味や個性を発揮していきます。


この「できる/できない」に分類される分野には共通の特徴があります。
それは「師弟」関係によって技術が継承されることです。
単に書物やビデオなどからは、学びきれない、師匠と弟子の
せめぎあいから生まれてきます。
いわゆる習い事といわれるものに共通するものです。

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