点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

土日で無回復

2013年12月15日 20時51分34秒 | 日記

後輩と予想合戦をした「今年の漢字」は「輪」で決まった。「人とのつながりを感じた輪」とのことだが…ちょっと自分的には、説得力が弱いかな、と思った。後輩の一押しだった「東」は4位、そして自分が挙げた「天」は12位だったので、やむなく後輩にラーメンをおごる形となった。正直悔しい。

さて、いよいよ雪も積もった中での休日の醍醐味といえば「昼寝」なんだけど、この土日は結局昼寝をするどころか、平日よりも睡眠時間が短い非常に残念な結果になってしまった。どれもこれも、娘が変な時間に寝たり起きたりしてしまったせい。

金曜日から土曜日にかけては、夜中自分自身が物音に目覚めてからなかなか寝付けずに、だらだら夜更かししてしまい、結果睡眠不足になった。合わせて土曜日日中は娘が昼寝をしないで愚図りまくる状況になって、その相手をしていたら、昼寝出来ず。

土曜日の夜は、普段は夜8時過ぎに寝る娘があろうことか夕方5時半に寝てしまい、朝3時に凛凛として目を覚ましやがったため超早起きとなった。そりゃあ3時間早く寝たら3時間早く起きるのも無理はない。朝3時起きなんて、乾布摩擦の老人か、新聞配達のバイトか。

非常に眠い状態ながら、日曜日は弘前の「ヒロロ」に行った。車中、暖房の心地よい暖かさも相まって、本当にこれまでの運転歴の中でも最も眠いひと時を過ごした。吹雪で視界も狭かったし本当に危なかった。その脇で娘はのんきに寝ていたが、俺の分まで眠気を吸い取って欲しいと心から願った。

クタクタな帰り道はさらに眠気との闘い。コーヒーを流し込み、ブラックブラックのガムを一気に噛んで運転する。なぜだかどういう原理だか、股間に鈍痛が走り出したが眠気によるものなのかカフェインによるものなのか。事故なく帰宅できて本当に良かった。

で、今夜である。土日の不眠を吹き飛ばすほど集中して眠りに落ちたい。なんせ明日からまた長い激務が始まる。少しでも体を休めなければいけない。不安なのは、今日ヒロロからの帰り道に接種したカフェインが今更効能を発揮してしまわないかということ。

確信したが、今の自分にとって「昼寝」こそが最大の贅沢。眠い時に寝られる、というのがどれだけ素晴らしいものか、基本的に寝ることが嫌いな娘にぜひとも伝えてあげたい。

                                                 ~完~

「おれは直角」を大人目線で読む

2013年12月12日 01時07分34秒 | 日記

コンビニで買って愛用していた耳栓が、どうもスカスカになってだめになってしまった。そのためすっかり寝れないので、せっかくだからブログ書いてしまおう。

ネットで「おれは直角」という漫画を買って読んだ。昭和50年ころの漫画なので、今から40年ほども前の作品になる。昔、家にあって大好きで読んでいたんだけど、最近久しぶりに読む機会があって、再び読み返したくなったので(あとボーナスも入ったので)ついつい大人買いしてしまった。

江戸時代長州藩。二人扶持の馬番役という最下級武士の息子「石垣直角」が、名門の学校萩明倫館に入学し、持ち前の魅力と剣術で周りを巻き込み成長していくという少年漫画。「おーい竜馬」や「がんばれ元気」「あずみ」などの作者の、デビュー作にあたる。

読んだ感想は…ただただ、面白い。子供の時に読んだときは直角にひたすら感情移入できて面白かったが、大人になってから「大人目線」で読むと全然見え方が違った。まず感情移入する先が、直角よりも直角のお父さんとか、学校の先生、城代家老などの大人たちになっている。

子供の中にもしっかり存在する階級社会の中で、自由奔放に動き回る主人公は、大人目線で見ると大変あやうい。身分が上の連中ばかりの中で、ケンカして怪我させてしまったことを知ったお父さんは、その都度ぎゃあ!なんということを…!と驚き、フラフラ切腹の準備をする。情けなくもあり、しかし哀愁があるのに笑える。わかる、わかる。

お構いなしに、直角は藩のトップの子「照正」と親友になる。この照正がまた、西洋かぶれのバカで、素直じゃなく、性格も偉そうでしょうもないんだけど、とてつもなくいい味を出している。自分を馬鹿だと知った時、周りの人間は心でそれを思いつつ、今までおだててきていた。それを知った時のショック。

人間不信になり心で泣きながら、最後の最後に直角だけが自分の理解者であることを知る。このあたりの展開、涙でページがめくれなくなるほど感動した。これほど良質の少年漫画が、ここ最近であったか?世の中の人の親たちにこれをバイブルとして読ませたい。

ただ残念なことにここでどんなに力説して人に勧めたところで、40年も前の作品だから基本的には本屋にはないんだよね。そこが空しい。自分の知り合いの方々、読みたい人は声かけてください、貸すから。

                                     ~完~

ガラパゴス

2013年12月09日 22時40分05秒 | 日記

日曜日、ついに嫁が携帯電話をスマホにした。横目で見てて、めっちゃ面白そう。

いきなり触るだけでプレイできる楽しそうなゲームやれるようになってるし、siriに話しかけると簡単にものも調べられて、より感覚的に扱っている感じがした。siriに向かって「出身はどこ?」と聞いたら、普通に「私はカリフォルニアのアップル社で設計されましたが」と言われてびびった。俺は、未だガラケー。

世間ではガラケーを使っている人を「なに頑なにガラケーに拘ってるんだよ」という向きがあるが、俺の場合は別に拘ってるわけでもなんでもなく、ただ「手続きが面倒くさい」だけ。あと、まあ今のやつが壊れていない以上、買い替えるのも勿体ないというケチ根性が少しあるかな。別にガラケーそのものに思い入れがあるわけでなない。

だからこそ、次買うタイミングでいいやー、とのんきに構えていたところだったんだけど、ふと気が付けば周りはスマホだらけになっていた。やっぱり、見てても圧倒的に便利だし面白そうだしな。こうなるもの無理はない。自分も触ってみたくなるし暇なときゲームとかしてみたくなる。

それに何より「スマホが欲しい」と思うのは、仕事中何らかの形で調べものがしたくて、ネットに繋がっているパソコンを触るも、激烈に重い時。ウイルスに侵されてるのかなんなのか、インターネット初期の頃よりもはるかに動作が遅く、ちょっとした地図を検索するだけでも何分もかかってしまう。そんなもん、スマホがあればぬるぬるのスイ、でしょ。

もはや携帯電話とは名ばかりで、「電話機能付きのミニパソコン」というに相応しいものになっているなと思う。たまたま、携帯電話として世に出たから電話扱いされているだけで、人によってスマホの存在意義は多種多様に表されるものなんだろうな。

自分の場合、携帯は「万歩計」としての比重が最も大きいので、スマホを買ったとしたら「電話機能付き、パソコン機能付き、地図検索機能付きの万歩計」という位置づけになるだろう。歩いても走っても、ポッケの中で暴れず、飛び出さないような大きさのスマホを探していくこととした。

                                         ~完~


いよいよ雪が降る気配

2013年12月06日 20時39分24秒 | 日記

・「今年の漢字」、前回「記」で決まりだ!と書いたけど、よくよく考えたら「記」なんてありふれた漢字で、どの年にも当てはまりそうでいまいちパンチがない。さらに考えた結果「天」がいいと思った。楽天、天災の多さ、あま(天)ちゃん、笹子トンネルの天井が崩落…。結構いい線行ってませんかね。

後輩と予想対決してるが、当てたほうが「くめちゃん」をごちそうになれるとあって、無駄に熱く、真剣に予想している。後輩は「東」も提案した。東北楽天、あまちゃんの舞台は東北、東京五輪…。またまた、いい予想だなと思う。くめちゃんをゲットできるのは俺か、果たして後輩か…。

・職場の上司に「お前は10キロ40分切れるでしょ」と言われたせいか、マラソンのシーズンオフになったのに結構練習に精が出ている。昨日は一日で「22,000歩」も稼いだけど、これは歩数を計測し始めて3年の中でもトップだ。ということはここ16年ぐらいの中でも一番の記録ということになる。

気合が入っているなあと思うけど、今のところ雪が降っていないからこういう練習ができるのであって、雪が積もったらこんなに気軽に走れないな。冬、どれくらい走れるかによって春の記録が変わりそうだけど、上司いわく「冬の方が外は走りやすいよ」とのこと。どんな足してんだろう。

・今日、仕事中に嫁から電話がかかってきた。大事な打ち合わせ中だったので無視してたが、10コール、20コールと続いても一向に切れないので、これはちょっと緊急のやつかな、と思い、30コール目で出てみた。電話の先から「かちゃ、がちゃ、ごとっ。んーんんー」という音。娘のいたずらだった。後でわかったことだが娘はそのあと、歯医者さんにも電話をかけたらしい。

・職場に届く「保健だより」を見てたら、「狭心症にはニトログリセリンが有効」と書かれてあって驚いた。ニトログリセリンって、爆薬じゃないの?明らかに間違いだろう、と思って調べたら、間違いなく狭心症の薬として利用されているんだそうな。全然知らなかったが、医療に携わる人にとっては常識なのかな。

ウィキぺディアでも、ニトログリセリン…狭心症に有効、また爆薬としても使用する。とある。あまりにかけ離れた使用方法に笑ってしまった。

                                  ~完~


漢字

2013年12月03日 20時55分27秒 | 日記

今年の流行語大賞はいったい何になるのか!?俺だったら、本当にみんなが使いまくっていた「今でしょ」で決めるな!と注目していたら、まさかの4語受賞でがっかり。4つの候補から一つを決めるのが仕事だと思ったんだけどなあ。それに「おもてなし」は他の3語に比べたらやや弱いような気もした。

で、流行語大賞にはがっかりしたので、じゃあ「今年の漢字」はどうなるか?ということで、後輩と予想合戦に盛り上がっている。「今年の漢字」は、絶対に3つも4つもあげるようなことはないから信頼できる。それこそ予想のし甲斐もあるというものだ。

今年の出来事で記憶に残っている大きかったことと言えば…。
1月「体罰自殺事件」。2月「笹子トンネル事故」。3月「WBC」と「借金1,000兆円突破」。4月「あまちゃん」開始。5月「長嶋さん、松井さん国民栄誉賞」。6月なし。7月「山口島根豪雨」。8月「原子力評価レベル3(重大な異常事象)」。9月「マー君連勝記録」と「バレンティン60本」「東京オリンピック決定」。10月「山本太郎が天皇に手紙」。11月「アントニオ猪木北朝鮮に行く」。

振り返ればいろんなことがあったなあ。特に、体罰とかトンネルなどはもはや記憶にも薄くなってきていた。これらの世相をすべて踏まえて、たった一字の漢字に表わすとなると、考えるほうは相当に大変そうだなと思う(合わせて、マスコミの前で字を書く人も大変だと思う)。

後輩は、予想として「越」を挙げた。借金の大台越え、マー君バレンティンの日本記録越え、等がかかっていると。また、体罰事件やトンネル事件など、大変な出来事を乗り越えていった、という意味もあるという。なかなか、いい予想だと思う。

こんな素晴らしい予想を出されたら、自分としてはこれ以上のものを出すのは大変難しい。なんとか家に持ち帰り、嫁にも相談してひねり出した自分の予想は…「記」!「越」とちょっと似ている気もするが、ほとんど同じ理由で「記」を当てはめることができ、また「越」では当てはまらないものも「記」でカバーできる。今年の漢字は「記」で決まりだ。

発表は12月12日とのこと。今から結果が大変待ち遠しい。なお、我が家の今年の漢字は「育」で決まり。おそらく来年も「育」となる見込みである。

                                 ~完~