点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

「カラソマツ」を知っていますか

2013年11月14日 21時41分26秒 | 日記

東京から青森へ帰っている最中、青森市ジャスコでは「赤ちゃんはいはいレース」が行われていた。我が娘、なんとぶっちぎりの1位。嫁のお母さんがビデオ撮影していたが、あまりに早すぎて一瞬フレームアウトしたほど。こりゃあ将来有望なマラソンランナーになるよ。貰ったのがたかがお尻拭きとはやや残念だが。

さて本日、今日平内町出身の後輩が外部からの書類を見て一言「こりゃあ、カラソマツな字だなあ」とつぶやいたのがきっかけで、休み時間が華やいだ。

カラソマツとは?聞きなれない言葉だったんだけど、「実家ではお母さんが当たり前のように使っていた言葉でした、え、みんな知らないんですか」と。いやいや、そんな言葉生まれてから一度も耳にしたことがないんだけど。

恐らく、言葉の響きや用法からして「カラソマツ」の「ソマツ」は「粗末」で間違いない。粗末の最上級みたいな意味ですと後輩も言っていたし。となると、前半の「カラ」の意味がわからない。「空粗末」?「唐粗末」?「karasomatu」?

まあ、ただの方言の一種でしょと思い、ネットで調べてみたのだが、「カラソマツ」では全くヒットしない。辞書はもちろんのこと、「方言辞典」にも出てこない。読み方をいろいろ変えてもウンともスンとも言わない。だのに、造語説を完全に否定する後輩。

唯一、一件だけ「ライダーハルの徒然日記」というブログ内の、2007年のコメント欄で「カラソマツな出来でした」というのが書かれてあった。記事を軽く読んでみたら、おそらく青森の人であるらしいんだけど、それ以外「カラソマツ」への手がかりは無い。

いよいよ「後輩=ライダーハル」疑惑が持ち上がったが、職場の別の後輩Iが「カラソマツ、聞いたことがあります。昔おばあちゃんが使っていたような気がする」と語ったのでまた話は振りだしに。本当にある言葉なのか?都市伝説ではないのか?

後輩のお母さんは、蓬田村出身。そして、聞いたことがあると語った後輩Iは中泊出身。ライダーハルは青森あたりの人。これが「カラソマツ」へのわずかな手がかり。方言なのか、ただの造語なのか、それとも全く別の何かなのか。興味が尽きない。

「カラソマツ」の情報提供求む。

                                        ~完~

ゼミOB総会

2013年11月12日 06時02分04秒 | 日記


土曜日、東京で開かれた大学のゼミのOB総会に参加した。前回OB総会に行ったのは2007年だったので、6年ぶりになるか。以前は青森に新幹線が来ていなかったので東京に着くまで5時間弱もかかっていたが、今はせいぜい3時間半ほど。東京はだいぶ近くなった。

久しぶりに降り立った懐かしの地、茗荷谷は意外なことにあまり変わっていなかった(ボロいゲームセンターは無くなっていた)。人の多さも相変わらずで、とにかく四方八方からの人の波をかき分けながら会場に入った。

前回、先生の還暦祝いで来たときは100人くらいの人がいたが、今回はやや寂しめの40人くらい。本音としては先生に会うのも大事なことながら、激論を交わしあった一個上や、一個下の連中と再会し、近況を語り合いたかったものの、それらの代はたった2人しかいなくて寂しかった。

ところが、相当上の代の方々や、現役生なんかが結構気を使ってくれて有意義に話ができたので、想像とは違ったもののこれはこれで楽しい飲みができたなあ。現役生と話をしていると、世代こそ違うけれどもゼミにかける熱意とか、世の中に対する考え方とかが熱くて、昔の自分を思い出す。刺激になった。

ただ、OB総会のホスト役といってもいい現役生の中で「不参加」という人らがいたのにはやや驚いた。うちのゼミでは討論・議論を通して論理的な思考が身に付くが、社会に出たら理論・理屈が通用しない人がたくさんいるということに気付く。正しいだけでは人はついてこない。ゼミの後の飲みや先生との交流は、そこの部分の勉強になる。だからこそ、飲みの存在は大きいと思うんだけど。これも時代なのかなあ。

先生は以前会ったときより痩せていて、これからさらに痩せるがために自転車で大学に通おうとしているらしい。70歳も近いというのに気持ちが果てしなく若い。昔みたいに、昼休み先生の研究室に入って、だらだら数人で無駄話したいなあ。

2次会、3次会は、基本的には周りの環境音が大きく、あまり話を楽しむという状況ではなかった。だけど、世界の山ちゃんの手羽先がンマかったし、お酒もしこたま飲めたのでまあ良かったか。3次会会場を出たら、偶然目の前が予約したホテルだったというのも面白かった。

次回、OB総会に行くのは何年後になるだろうか。少なくとも、今回みたいに知らない人ばかりであればちょっと足が伸びないので(前述のとおり楽しかったことは楽しかったが)、行くからには前もって知ってるメンバーに声をかけて、ある程度集めてからにしたい。そうじゃないと、今の超極貧生活を犠牲にして東京へ行くことができないから。

                                             ~完~

新幹線でゴーゴゴー

2013年11月09日 09時49分54秒 | 日記
大学時代のOB総会に参加するため、新幹線で東京に向かって移動中。東京なんて、二年近く前の友人の結婚式以来だ。

あれから一歩も青森を出ていないから、訛りが体に染み付いている。人に会ってあの時のように標準語で話ができるだろうか…。大都会を前に怖気づいているが、とにかく、昔に戻ったつもりで楽しんでこれからいいかなと思う。

八時半に青森を出発して今盛岡を通過か…。まだあと二時間以上かかる。新幹線は早いけど、やはり青森と東京は離れているんだなあと実感する。

うるさくて

2013年11月06日 00時45分38秒 | 日記

神経質なのかどうなのか。自分は昔から、夜は些細なことで寝れなくなってしまうが、そういう意味でほんと毎日寝にくい日々が続いていて、疲労感がパない。夜寝れないうえ朝が早すぎる。これが毎日続くとなるとヤバイなあ。修行僧か俺はと思ってしまう。

さて、とにかく眠れないためこうしてブログの更新を書いているところなんだけど、まずは書くことがない。毎日仕事を頑張ってて、帰ったら育児を頑張る。変わったことや面白いことなど起こりようもない。マラソンも今シーズンは終わってしまったし。

結果、無理やり何か書こうとしたら、必然的に娘のことになってしまって、最近そのパターンが横行していてとても申し訳ないんだけど、今回もそれで何とか終わらせようと思う。

娘はだいたい毎日朝5時に目を覚ます。目を覚ますきっかけは「空腹」なので、すぐにミルクを作って与える。ついでにおむつも交換する。で、その後寝てくれればいいものが、寝ないで遊び始める。普通の赤ちゃんだとだいたい7時に起床すると聞いていたのに、5時とは。

まあそれでも、勝手に遊んでてくれればいいのでこっちは気にせず寝るんだけど、その間娘はとかく「触ってほしくないところ」を触っているから厄介だ。例えばストーブの裏の金具部分とか、窓の端の汚いところとか、テレビの裏の配線部分とか。

そういうところに行かれると困るから、結局起きて見張ってないといけない。もちろん「赤ちゃんガード」的なのは様々やってるが、それでも娘はその網の目を潜って危険地帯に飛び込んでいく。早朝暗い内に、急所に入り込むとは、まさに忍びの者。

忍びの者をけん制しつつ、睡眠も取るというのは限りなく難しいことだ。あまりにも目にあまるときは、最終手段で「おかあさんといっしょ」をつけると、それで奴は20分テレビにくぎ付けになるので、それを見計らって捕獲し、なんとか眠らせる。

忍者を毎日抑えつけながらの日々…。変わったことや面白いことがない、とは言いつつも、だいぶ変わってはいるなあ、と書きながら思った。

                                           ~完~

メイプルタウンフェスタ

2013年11月03日 08時52分21秒 | 日記

日本シリーズ6戦、マーくんでまさかの敗戦とは…。序盤で2点取ったとき「あ、これで決まったな」と思ってテレビから離れていて気付いたらこれか。「勝ったなと安心して風呂に入ってたら出てきて負けてる」という、野球観戦あるあるを地で行ってしまった。最終戦、死ぬ気で頑張れイーグルス!

「メイプルタウンフェスタ2013」に行き、メイプルマラソンに参加。夫婦で参加の予定が、先日走ってて胸を痛めてしまったので嫁のみ。

マラソンは朝8時半から9時までの受付ということなので、青森市から参加するとなると相当朝早く家を出発しなければならない。普通に考えれば1時間半かかるものと見て、7時発で大丈夫だが、娘関係のトラブルを考えて6時半に出発した。朝が苦手な嫁はキツそうだったが、娘は目が冴えて車内でギュンギュン暴れている。

結局問題なく会場に着いて、問題なく嫁もマラソンを走れた。体力的には問題があったらしくて相当苦しそうだったけど、ビリではなかったし頑張ってたからいいと思う。本来自分が走るはずだった男子5キロは、あまり参加者も多くなくて、出てればとても楽しそうだったので悔しかった。

来年はぜひ走りたいなあと思うが…まず長くても5キロしかないということと、あと「平坦な道」と聞いていたのが全然違って、かなり厳しい上りや下りがあった。道としては一直線なので、スタート直後に圧倒的な上り坂を一望すると、心への重圧が果てしなさそうだ。

マラソン後はメイプルタウンフェスタを満喫した。今回初めて参加したけど、このお祭りは、相当楽しい。周辺町村や、地元警察、自衛隊、NTTなどがブースを出し合っているせいか内容が濃くて、地域レベルで参加者を楽しませる工夫があって面白かった。「標準的な味噌汁」を飲ませて、家の味噌汁がこれよりも濃いならば、塩分ヤバイですよ、とか、そういう参加型のイベントが多い。

青森市でもこの手のイベントはあるが、なんかうちとは違う。「地域のまったりアットホームな感じ」が醸し出されていて居心地が良かった。この居心地の良さを味わうのは非常に容易い。朝6時半に青森市を出発すれば良いのだ。来年も楽しみにしておこう。

                                           ~完~