千原ジュニアyoutubeの八十島さんゲスト回を見る

バタバタして気づけばもう8月も終わりそうだ。今年の夏は、自分自身が新型コロナにかかって長く暇～な療養期間を過ごして、復帰後は周りの同僚が多く感染して少人数の中大忙しで働くという、緩急が付きすぎる一時だった。暇だった時は振り返っても何も無くて出来事を思い出せないし、忙しい時も何も思い出せないという、全く印象に残らない季節でもあった。

今日、たまたま千原ジュニアのyoutubeチャンネルがお勧めに表示されて、ギガ容量にも余裕があったからBGM代わりに徒歩通勤しながら聴いてみたところ、ゲストにお笑い芸人の2700八十島さんが登場し、壮絶すぎるエピソードを話していたので印象に残った。

仕事が徐々に無くなり、相方のツネも不動産屋稼業に力を入れている中、パチンコしかやることがなく日々を過ごしていた八十島。ある時頭の中で大きい爆発音が聞こえたが、周りの人たちにはそれがまったく聞こえている素振りを見せず不思議に思った。「これはドッキリだ」と認識したが、いつまで経っても「ドッキリ大成功」と演者がネタバレをしてこない。

その後も喫茶店で友人と話していると隣に変な男が座っており、それをドッキリ仕掛け人のディレクターと思い込んだり、自分の息子の中に松本人志さんが入って息子を演じていると考えたり、太陽の明るさもテレビの仕業だと思ったりと、もはや完全に八十島さんには統合失調症の症状が現れており、妻とともにクリニックにも行ったと。

八十島さんは統合失調症の症状が現れることを「天国に行く」と表現する。聞き手のジュニアさんが「天国のお城には行ったの？（精神科の病院で入院したの？）」とメチャ遠まわしに聞いても即座に理解して、「はい行きました」と返せるあたり、さすがお笑い芸人だなと思うものの、4年間の間に3回も「天国」に行き、2回目などは措置入院もされたようで（体を縛りつけられ保護される）、あまりにも内容が壮絶すぎた。

ここ2年間は症状は現れていないらしいが、ちょっとどうも、話を聞いてても不安定さが垣間見えて不安になる。自分にも起こり得ること他人事ではないぞという恐さとともに、2700はかつて大好きな芸人だったため、ぜひ健康でいて欲しいし、今後も応援してきたいなと強く思った。

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