令和7年3月19日。この日は12歳娘の小学校の卒業式が行われた。
ついこの間、入学式だったと思ってたのに。娘にしてみたら長かったと感じてるだろうけど、親目線ではこの6年間は早すぎた。卒業生たちはみんな、思い思いの格好をしていて、結構女子の「袴」率が高かった。完全に個人的な感想だけど袴は小学生にはちょっと早すぎるような気はしないこともないが、立派な晴れ舞台だなという雰囲気は凄くよく出ていた。
卒業証書授与では、生徒が校長先生に一礼してから証書を受け取り、また一礼して舞台から降りる。このとき「生徒Aによる証書を受け取った後の一礼」と「生徒Bによる証書を受け取る前の一礼」が同時に行われるやり方だったけど、自分が小学校の時ってこうだっただろうか。2人同時にやっちゃうスタイルだと、かなりの時短になっていいなと思った。
その後校長先生がとても良い話をして、卒業生たちも「呼びかけ」で6年間を振り返る。在校生代表で5年生が卒業生へエールを送る。今回初めて実感したが、卒業式は親を泣かせるための式典なんだなと思った。卒業生で泣いているような子は見当たらなかったが、親側の席ではみたところ多くの親御さんがハンカチで目を拭いていたし。生徒たちの合唱も熱い。
そして卒業生退場、大きな拍手の元、流れたBGMがbacknumberの「水平線」とは…!この選曲は、かなりグッときてしまい自分も目頭が熱くなる感覚を覚えた。全部で1時間20分ほどで終了し、コンパクトでとてもいい式典だったように思った。
玄関から生徒たちが出てくるのを待っていると、最後に、担任の先生が生徒を見送るという時間があった。先生と最後の挨拶をかわして、初めて泣き出す子ども…なんて尊いのか。娘はその辺飄々としていて、仲良しグループで集まって最後の写真撮影をしてたが、これもまた青春だなあと、見てて本当に清々しい気持ちになる。
入学式のときに娘と一緒に写真を撮った子がいて、その子とは6年間仲良しのまま、卒業式でも一緒に写真を撮った。中学も同じだからぜひ引き続き娘の良き友達であってほしいなと思う。この子、6年前の入学式のときテレビ局の取材で小学校で何を頑張りたいか聞かれ「ごこく(国語)」と答えた子だったが、すっかり大きく立派になっていたからオジサンは本当に感無量です。
~完~
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