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パンセ

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「何が正しくて、何が間違いなのか」(「タクティクスオウガ」をやるも!その12

2007-06-17 21:13:45 | 過去記事

「何が正しくて、何が間違いなのか」

水竜の月 3日 アルモリカ城 城門前

 

怒りのモディリアーニ
「この裏切り者ッ! 貴様が寝返ったのは枢機卿か、それとも司祭かッ!バクラム軍の侵攻が始まり一大事だというのに、この混乱を利用して謀反を起こすとは不届きなヤツめッ!」

デニム
「寝返ってなんかいないッ! これは解放軍全体の意志だッ!皆が解放軍を離れようとしている。公爵ではもう無理なんだッ。だから僕が立ち上がったんだッ!」

水竜の月 3日 アルモリカ城 城内

激昂のアーバイン
「解放軍を裏切った恥知らずな若者よ。公爵様から受けた恩を忘れるとは。
 貴様のような輩がいるから、いつまでたっても革命が成功せんのだ。実になげかわしい。
 よかろう。公爵様よりたまわったこの大剣で貴様に引導をわたしてやる。
覚悟のほどはよいかなッ! いざッ!」

 次々と強敵たちを倒し中に進んでいくデニム軍。戦闘の最中レオナールがロンウェー公爵の下に帰還する。目的はもちろん・・・。

解放軍兵士
「公爵様、レオナール様がお着きになりました。」

ロンウェー公爵
「そ、そうか!レオナールが着いたか。これで一安心だ。」

騎士レオナール
「公爵様ッ。遅くなりました。ご無事でございましたかッ?」

ロンウェー公爵
「おおっ、レオナール。よく来てくれた。 あの小僧が謀反を起こしたのだッ!」

騎士レオナール
「・・・ライムはバクラムの手に落ちました。 ここに来るのも時間の問題です。」

ロンウェー公爵
「な、なんだと・・・!?」
「レオナール、まさか・・・、貴様・・・!」

騎士レオナール
「あなたには荷が重過ぎたのですよ。 楽にしてさしあげましょう。」

 レオナールが公爵の暗殺に成功する。しかし、レオナールの目的はこれだけではなかったのだ。

騎士レオナ-ル
「・・・ああ、計画通りだ。きみのおかげだ。」

デニム
「そうか・・・。公爵は死んだか・・・。」

騎士レオナ-ル
「あとは・・・・・・きみたちに死んでもらうだけだッ!」

デニム
「レオナールッ! 何をするんだッ!!」

騎士レオナ-ル
「・・・きみは実にうまくやってくれた。礼を言うよ。あとは、謀反と公爵殺害の罪を被って死んでくれれば、解放軍はまとまる。
 ありがとう。・・・今日までありがとう。」

デニム
「僕が死ねばすべてがうまくいくのか・・・?」

騎士レオナ-ル
「そうだ。きみがすべての罪を被ってくれさえすればいい。きみは裏切り者とののしられても自分の欲と感情を殺し、解放軍のために尽くしてくれた。
 しかし、それも今日で終わりだ。今日、きみが犠牲になることできみの役目は終わるんだよ。」

カチュア
「何、勝手なことを言っているのよ! 耳を貸しちゃダメッ!
 ヴァイスの言ったとおり、レオナールも権力にとりつかれたただの欲深い男なのよッ!」

騎士レオナ-ル
「見くびらないでもらいたいッ! 私を公爵と一緒にしないでくれッ!」

カチュア
「立って、デニムッ! こんなところで死んでどうするのッ!」

騎士レオナ-ル
「すまない・・・。きみのことを忘れはしないぞ。」

 デニムは自分が死ぬことについて真剣に考える。本当にこの世の中が良くなるならば死んでもいいと・・・。

 しかし、そんな中に意外な手が差し伸べられる。

ヴァイス
「起きろッ、デニムッ! オレとの約束を忘れたかッ!」

騎士レオナ-ル
「ヴァイス、おまえがどうしてここに?
 ・・・そうか、かつての仲間が集まったか。それも一興。さあ、かかってこいッ!」

 ヴァイスの声で我に返る。こんなところでは死んではいけない。レオナールを倒してでも生きなければ!

 ヴァイスと協力してレオナールを討つことに成功したデニムだったが、お世話になった人物を結果的に討つことになってしまったことに心を痛める。
 自分が倒れるべきだったのか、これでよかったのか・・・。

騎士レオナ-ル
「ここまでか・・・。よくやった、ゴリアテの英雄よ・・・。さあ、私にとどめをさすんだ・・・。そして、皆にこう言うのだ。すべては私の謀りごとだと・・・な・・・。」

デニム
「あなたは最初からそのつもりで・・・?」

騎士レオナ-ル
「ははは・・・、そんなことはない・・・よ。きみを殺そうと思ったのは事実だ。
 ただ、きみが死んでも、私が死んでも解放軍がまとまるということには・・・かわりがない・・・・・・。
 これでネオ・ウォルスタ解放同盟を取り込むこともできよう・・・。
 彼らを仲間にするんだ・・・。
 ヴァイスが言った公爵のような貴族も私のような犬も・・・、
 もうこの解放軍にはいないのだから・・・・・・。
 ああ、とどめをさす必要はなさそうだ。目が見えなくなった・・・。
 身体の感覚も・・・なくなってきた・・・。
 強くなったな・・・、少年よ。
   あとは・・・
     頼んだ・・・  ぞ・・・。」


何が正しくて何が間違いなのか、誰にもわからない。
だけど、誰も僕を責めることはできないはずだ。
人は皆、過ちを犯し続ける悲しい生き物なのだから・・・。

Chapter2-「誰も僕を責めることは出来ない」 完


チャプター2クリア時データ
画像を取り忘れてしまいました
平均レベルはレベル14です。アルモリカ城戦は雑魚敵を全滅させる余裕はなく、リーダーのみを狙っています。ここまでくると敵の魔法の範囲が広くてかなり苦しいです。対レオナール戦では攻撃1発でやられてしまいます。この時だけ、デニムはニンジャにして弓だけ持って戦いました。レオナールより早く動けないとクリアは厳しいでしょう。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヴァイスかっこいい~♪ (ほんわかe)
2007-06-20 13:37:19
赤かぶさん、こんにちは。

んー
ヴァイスがカッコイイ登場でした
「オレとの約束を忘れたかッ!」
しびれます(笑)

お世話になった人を討つというのは少々残酷な気もしますが、
新たなる未来への1歩ですから仕方ありませんよ…
と、私は自分に言い聞かせました(笑)

解放軍がひとつにまとまり、
デニムが望む世界(国)になるといいなぁ~!

次は、また新たな展開になりますね
とーっても楽しみです
ヴァイスとデニムがまた一緒に戦えるような展開なら嬉しいっ…


赤かぶさん、ホントに大変でしょうけどなんとか頑張ってくださいね
応援してまーす

返信する
次・・・ (赤かぶ)
2007-06-20 23:45:12
はっ!余裕のはずがブログが追いついてしまってる!ボチボチ進めないと(笑)
返信する